「181」:芥川龍之介みたいに「ぼんやりとした不安」とか言って死ぬのは無理だわ。
………なんで、私は、急にスピリチュアルに傾倒しすぎたような言動をしてしまったんだろうか?
ずっと、なのかもしれないけど。こういうことをしちゃうから、いつまで経っても話が鈍行でテンポが悪くなる一方なんだよな。
もう、こういう売り方をするしかないよ。白銀少女戦記は。白銀少女戦記全体を通したら……色々と変わってくるから、白銀少女戦記っていう主語は良くないのかな。
私が主人公をやっている時のみっていう事にしておきましょうか。ガチで話の展開が遅い!っていうのは分かってるよ。何回も言っちゃって申し訳ございませんね。
文庫本2冊分くらいになっても、私達……事務所から1歩も動いていない状態なんよね。私が主人公やります!っつって、そこから1回も場面も変わっていない。
私なんて、ずぅ〜と事務所の休憩室に居るからね。他のラノベだったら、良い感じに最終話まで終わってエピローグしてるよ。後書きに入って作者の自語りが始まっている頃合いだよね。
………何してんだろうな、私。でも、それでのそ陸奥環奈という女主人公だと思ってるから、このスタンスは一切ブラさずに、このまま貫き通していきたいと思いまーす。
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…シャゼラ、ちょっと試しに付けてみてよ…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「えっ?なんで私なんですか?」
「手越、お前がやるしかないでしょ」
「姉様こそ、こういうのが適任じゃないんですか?」
「いやいやいや………私がやっても面白くならないと思うんだよね。こういうのは、お前みたいのがやるのが一番良いと思うんだよね」
「自分の方が面白いから、自分の方が色々とやったら金になるくらいに濃い人気があるっていうのを自覚していて、自分の妹に対して変な無茶振りをするって………性根の悪さも大概にしてくださいよ」
「私、もう付けてるんだけど」
「そうしたら何も言えなくなるじゃないですか。プロレスするつもりじゃなかったんですか?」
「私もやるから、お前もやれっていう理論。分かるか?手越よ」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…アダ名が手越になっちゃってんだし、そういう体張る系のバラエティというのは全身全霊で取り組むしかない··········って、お前もちょっと美味しいって思ってんだろ?一旦の調整の段階で「前振り」のところまでしっかりとやろうとしてるの、私が見抜けないと思ってんのか?…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「お前、分かりやすすぎる」
「でも、手越ちゃんくらいに分かりやすい方が良いっていうのもありそうじゃない?本気で嫌がってると放送事故みたいになる……みたいな。ガチギレしてる風ドッキリで、ちょいちょい放送事故っぽくなるとか。そういうの嫌いな人多いから、ネタっていうのが分かるくらいがネットだと余計にウケるんじゃない?」
「その売り方で、シャゼラは何だかんだで人気出てるから羨ましいわ。私なんて逆に気合い入れてやらんといけんからな……」




