「136」:そんなだけ幸福度低くても生きてんだし、希死念慮に負けないだけの根性あるんだから、その根性を別の方向に使えば良いと思う。
「姉様、インライします?」
「ツイキャスとかYouTubeの方が金にならん?ようつべかモイにしよう」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…佳織は今は事務所に来て、美紅が来るまで社員と一緒に事務仕事するって…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「それはどうでもいいんすけど。佳織はなんでもいいっす」
「姉様、ひどーい」
「い、つ、も」
………松にぃと佳織さんの扱い、マジで同じくらいに雑だよな。佳織さんって意外と……ガッツリいじられキャラなんだよね。
どっちがネタにされやすいのか?って言われると、いじられキャラとしての方向性が違うから……うーん、比べようにも比べられないっていうのが正直な感想になっちゃうかな?
でも、何かイジらたくなるような雰囲気というかオーラは常に纏っているという点は同じだよね。いじられキャラと呼ばれる人達の全員に該当するところかもしれない。
話し掛けやすくて、打ち解けやすさっていうのがあるから、それが「いじられキャラ」となっているから、いじられキャラって普通に人間関係を築く上では最強の武器、才能って私は思っているよ。
他人を雑にイジることしか出来なくて、いじられキャラの人が面白いだけなのに、勝手に自分が面白いって勘違いしてる奴はガチで社会から孤立して、孤立した上に最後の最後まで他人のせいにして、挙句の果てに何か刑事事件やらかすみたいなのは増えてんじゃんっていうのが現代。
そういう奴等が男女問わずに大好物なんだよな。「なろう系」みたいなコンテンツがね。あんな他責思考の権化みたいな主人公のコンテンツが流行るのは、ガチで現世の終焉を表していますわ。
欲望塗れ、煩悩まみれの癖して、それを手に入れようとする最低限の努力すらしないもんな。欲望強い奴ほど何もしなさ過ぎるよね。
松にぃなんて色々と動いているけど、物欲とか性欲もそんなに無いのに。一番高い買い物は?って聞いたら「人件費」っていうくらいなんだから。
楓の給料とかに一番金使ってるっぽい。クエストバーサーカーで稼いだ金も経費に突っ込んで人件費にしているから、マジで人件費が高い買い物らしい。人件費とか諸々の活動費も合わせて赤字作ってるから、節税しまくって税金はそうでもないらしい。
だから、一番高い買い物が「人件費」らしい。人件費って……買い物って言わなくないか?っていうのはさておき、それくらいの事を言えるような行動くらいは起こすべきでしょ。何で最低限すらやらないの?馬鹿でしょ。ってなる。何かを頑張って文句言うならまだしも、何もやらな過ぎる状態で評価されようなんて……そーんな甘い話は何処にも転がってないよ。
けど、そういうのが増え過ぎたから、色々と逆張りになって、「なろう系主人公」が世の中に増えてきちゃったんでしょうな。
世知辛いなんてもんじゃないですよ、この世界は。




