登場人物紹介 その④
間章でございます。
節目ということで、前回の間章から五章で活躍のあったキャラクターの、人物紹介です。
是非参考になさって下さいませ。
約2年ぶりに絵を描きました。
本作主人公のラフデザインを描いてみましたので、貼ってみます。
笑顔なんかはイタズラっ子っぽさをイメージしてみました。
m(*_ _)m
ダンジョン【惑わしの揺籃】
【六合真日】
お馴染み本作の主人公。
前世にて、スナックで酔っ払いの諍いを止めようとして殴られ、当たり所悪く死亡した。
転生神ククルシュカーによって新たな生を与えられ、アークデーモン種のダンジョンマスターとして、剣と魔法の世界【アストラーゼ】に転生する。
この世界では、ステータスに則り、【マナカ=リクゴウ】と名乗っている。
転生時に与えられた固有スキルやダンジョンの権能を駆使して、剣と魔法の世界で平和なダンジョンを目指し邁進中。
ダンジョン内の都市【幸福の揺籃】への移民を募り、また前世から未練のあった孤児の救済を成すため、【冒険者クレイ】を名乗りダンジョン外での活動を開始する。
【アネモネ】
真日の補佐のため、転生神ククルシュカーによって創造されたホムンクルス。
容姿端麗、家事万能、戦闘能力高し(敏捷特化型)。
【叡智】という固有スキルにより、世界のアーカイブに接続し、過去世界で起きた全ての情報を閲覧出来るという、主人公以上のチートキャラ。
最初は無表情で抑揚の無い喋り方だったが、だいぶ情緒が成長した。
真日の突拍子の無い行動に振り回され、いつもお説教をさせられる苦労人体質。
真日のことは『マスター』と呼ぶ、頼れる配下筆頭。
現在は、真日が冒険者として保護した、心を病んだ女性達の世話に忙しくしている。
【マナエ】
真日と共同体として誕生したダンジョンの核である、ダンジョンコアの化身。
マスター登録の際に、予期せず真日に名付けをされ、自我を獲得した。
本来の個体名は、【第1986番ダンジョンコア マナエルウ】。
依代となる肉体を生成し、人格はそちらに移植されたため、本体のダンジョンコアとは別個の存在を確立した。
天真爛漫な幼女の姿だが、ステータスは真日準拠の下位互換となるため、真日が強くなればなるほど、マナエの能力も上がる。
真日に非常に懐いており、『お兄ちゃん』と呼ぶ。
皆に愛される天使系妹キャラ。
お菓子作りの腕は既にプロ級で、時折保護した孤児達に振舞っているとか。
アネモネ、イチと共にダンジョンの留守を護り、保護した女性達の世話も手伝っている。
【アザミ】
真日の固有スキル【魔物創造】により産み出された、初めての配下。
創造のイメージに用いられたのは、大妖怪【九尾の狐】である。
普段は固有スキル【人化】により、美しい着物の獣人女性という姿で真日らと生活しているが、本来の姿は白銀の毛並みと9本の尾を持つ巨大な狐である。
また、知識にある生物なら何にでも姿を変えられる【変幻】という固有スキルも持つ。
戦闘の際は、狐の姿と人の姿を使い分け、相手を翻弄し隙を作り出す盤石な戦い方を好むが、実質は万能型なオールラウンダー。
真日の第一の従僕を自負している。
真日のことは『マナカ様』と呼び、自身は『アザミ』と呼ぶ。
騎士のような実直な性格をしている。
真日と共に冒険者の身分を得て、【タマモ】として主に従い、活動している。
そのスキルを活かし、潜入や情報収集など活躍の場も多くあり、本人はご満悦。
【シュラ】
真日の固有スキル【魔物創造】により産み出された、長身ナイスバディな鬼娘。
イメージに用いられたのは、【大江山の酒呑童子】という有名な鬼の大妖怪。
戦闘狂で近接格闘戦を好む、膂力特化型。
さらに魔力を収束させることも可能で、魔力を纏った状態ならば物理耐性のある相手にも通用する、非常識な存在。
不殺戦闘の際は、両手両足に【猫パンチグローブ】と【猫キックブーツ】(致命傷を与えないようにダメージを減衰する。衝撃を与えるとプニッ♪と鳴る)を強制的に装備させられる。
イメージが忠実に再現されており、うわばみと評したくなるほど酒好きの、大酒飲み。
古風な老人のような口調で、最初は真日のことを『小僧』と呼んでいたが、『主様』に改めた。
真日と共に冒険者としての身分を獲得し、【ウズメ】を名乗って活動する。
主な役目は切り込み隊長とお使い。
【イチ】
真日の固有スキル【魔物創造】により産み出された。
創造のイメージは、日本神話の女神【天逆毎】の子である、【天魔雄】。
刈り上げた黒い短髪にサングラス、白スーツに黒いシャツと、大柄な体格とも相まって見た目は完全に極道の若頭。
白木拵えの長刀(長ドスとも言う)を用いた近接戦闘型。
その漢気溢れる気性と口調、そして卓越した刀術から、真日が座頭市を連想したのが名前の由来。
真日のことを『頭』と呼ぶ、シュラに次ぐ戦闘狂。
真日達が不在のダンジョンの留守を護り、外の森の魔物の間引きを定期的に行っている。
ちゃっかりダンジョンに潜り、自身の鍛錬にも余念が無い。
ダンジョン【狼牙王国】
【ヴァン】
真日の固有スキル【魔物創造】によって産み出された、神父風の壮年の男。
正体は人狼皇という固有種族の魔物。
固有スキルの【変身】により、人、人狼、狼の3つの姿を使い分けることができる。
イメージに用いられたのは、某ヴァンパイアハンターの男が人狼になって吸血鬼のボスと戦う映画。
真日を「我が主」と呼び、忠誠を尽くす。
真日が初めて支配した他者のダンジョン【狼牙王国】の、代理ダンジョンマスターとなり、ダンジョンとそこに設けられた真日のダンジョンへの転移装置を守護している。
ダンジョンが暇な時には良く転移して、六合家の鍛錬に混ざっている。
自身のレベル上げに邁進中。
【第962番ダンジョンコア ロウメントス】
真日が初めて支配したダンジョン【狼牙王国】のダンジョンコア。
【狼牙王国】はマスター不在のダンジョンで、このコアが迷宮の成長と守護を管理している。
成長途上で踏破され、冒険者達に手頃なダンジョンと判断されたため、その状況を容認し状態を保つことで存在し続けていた。
真日の支配に屈服し、彼をダンジョンマスターとして認識、登録し、代理マスターのヴァンを受け入れる。
自我が有るわけではないのに妙に人間臭く、真日の突飛な言動にAIツッコミを繰り出す。
ユーフェミア王国
【フリオール=エスピリス=ユーフェミア】
ユーフェミア王国の第1王女で、継承権は持たない。
惑わしの森の魔物減少の原因を探っていた際、真日のダンジョンを発見し調査するが、罠に掛かり部下達と共に捕まる。
そして真日と対面し、彼の王国との友好策に同意。
以降は協力者となり、辺境伯や国王との橋渡し役を熟す。
元王太子である兄の謀反を鎮圧した功績で、真日が創ったダンジョン都市【幸福の揺籃】の統括代官となる。
最初は真日のことを『貴様』と呼んでいたが、兄の起こした動乱を経て『マナカ』と名前で呼ぶようになった。
近衛騎士から転向した新しい部下、レティシアに乗っかって、共に真日の邸宅へと押し掛け、一緒に暮らし始める。
街の政務の傍ら、お茶の時間や食事の時間には必ず真日の家に戻り、マナエの手作りお菓子やアネモネの食事を味わうのが、最近の何よりの楽しみらしい。
しかし、身体を動かす機会が減ったことによる乙女の危機を察知し、六合家の鍛錬にも積極的に参加することになった。
元々予備武器であった短剣をも用いた二刀流を体得し、魔法の才能も相併さり、魔法戦士としての腕を上げている。
真日が保護した内の1人、子爵令嬢のアグネスと友人関係を結ぶ。
【シュバルツ】
フリオール王女の執事として幼い頃から仕える、ナイスミドル。
過去にユーフェミア王国の王家に暗殺者として仕えており、現役を退くことを決めた際に、国王にフリオール王女の側仕えとして指名された。
フリオール王女が軍に入ってからは、暗殺者時代の情報網を駆使して、陰に日向に支えてきた。
合流の予定はあるものの、外での活動が忙しいらしく、未だダンジョンに訪れたことがない。
しかしフリオール王女とは定期的に連絡を取っており、外界の貴重な情報を齎してくれる。
【フューレンス=ラインハルト=ユーフェミア】
ユーフェミア王国国王。
減らない仕事とは裏腹に、日々減っていく髪の毛に戦慄を覚えている。
厳正な施政と厳格な人柄に、諸外国にも【名君】とその名を轟かせている。
元王太子の謀反により王女共々幽閉されたが、無事救出され、真日との交友、盟約を締結した。
真日の介入により王国の情勢は上向いたものの、日々齎される仕事は一向に減る気配を見せず(寧ろ真日のせいで増えている)、真剣に休暇を検討中。
近々、真日のダンジョンを療養がてら視察予定。
【ユリウス=ユーフェミア】
国王の第4子で、ユーフェミア王国第3王子。
優秀な兄、姉達と常に比較され、努力することを放棄し荒んだ学生生活を送っていた。
常に取り巻きを侍らせ、街に繰り出しては問題行動を起こしていた。
しかし根は素直で、晩餐会の席で真日に諭され、強くなりたいと弟子入りを志願。
弟子入りの条件を達成するため、取り巻きと自ら距離を置き、平民出の同級生であるミハエル、ミカエラ、モリナと共に研鑽を積んでいる。
【ミハエル】
ユーフェミア王国の王都に在る【ブリガント王立学園】に通う3回生の男子。
名誉騎士爵を得た、元冒険者の父親の計らいにより、正式な貴族身分である国家騎士を目指して入学した。
双子の妹が居り、その妹と共に日々勉学に励んでいる。
日学園にて、ユリウスと穏やかならぬ出会いを果たすが、王子と話す内にその内心を知り、共に研鑽を積むこととなる。
騎士を志望しているが気弱で、よく妹のミカエラに振り回されているが、大切なものを守る事に対しては真摯で、恐れに負けず攻撃に立ち向かうことができる、真面目な子。
【ミカエラ】
双子の兄であるミハエルと共に、【ブリガント王立学園】に3回生として通う。
魔法の素養が有り、兄と違って魔法使いとしての士官を目指して勉強している。
同じ平民出身であり、商人の娘のモリナと意気投合し、兄共々常に一緒に行動している。
気の強い性格で思い込みも強く、よく暴走しては兄とモリナに止められている。
その気の強さは、悪名高いユリウス第3王子が兄を連れ去ったと聞き、制止するモリナを振り切ってまで怒鳴り込み、罵声を浴びせるほど。
兄共々ユリウスと付き合い、研鑽を重ねる内に徐々にその為人を知り、打ち解ける。
今では遠慮なく言い合いをするほどの仲である。
ユリウスの奢りで高級ケーキをご馳走になったが、それが自身の言葉がキッカケであったことを兄に知らされ、トキメいたりしている。
【モリナ】
王都の【ブリガント王立学園】に通う3回生。
王都に店を構える【オードル商会】の会頭の一人娘で、跡を継ぐにしろ婿を取るにしろ、と、箔付けとして入学した。
同じ平民であるミカエラと、半ば押し切られる形で友人となり、その双子の兄であるミハエルとも行動を共にする。
王子の元へ怒鳴り込もうとするミカエラに引き摺られ、なし崩し的にユリウスと知り合う羽目になった。
経営学と地政学を主に専攻しているが、魔法の素養も有るため、ミカエラ達と共に研鑽を積む。
オドオドした性格だが、毎度言い合うユリウスとミカエラにもだいぶ慣れたようで、仲裁役が堂に入ってきている。
【マクレーン=ブリンクス】
ユーフェミア王国のブリンクス辺境領を治める領主で、爵位は辺境伯。
貴族らしからぬ筋骨隆々とした偉丈夫で、戦場では鎧に身を包み、身の丈ほどの大剣を振り回す。
惑わしの森の魔物と、魔界からの魔族を一家で封じ込め、その勇猛さと常勝ぶりから、周囲に【軍神】と謳われ、諸外国にも恐れられている。
国王であるフューレンスとは旧知の仲で、歳も同じことから連るむことが多かった。
戦場を共にすることもあり、臣下であると同時に、親友であることを許された稀有な人材。
真日から贈られたダミーコアにて、頻繁に国王やフリオール王女と連絡を取れることに喜んでいるが、その反面事ある毎に親友でもある国王の愚痴を聴かされる、苦労の多いオッサン。
【レティシア=リッテンバウワー】
元ユーフェミア王国近衛騎士。
19歳という若さ、更に女性で近衛騎士に抜擢された、実は剣の天才で、幼い頃は【神童】と持て囃されていた。
悪を憎む実直な性格で、王国貴族達の欲に塗れた姿に嫌気が差していた。
そんな折に、真日が貴族達を捩じ伏せ、移民計画を遂行する姿を見て憧れを抱き、近衛騎士の立場を返上。
移民団の軍務統括として、共にダンジョン都市へと移住する。
その際起きた悲しい事故(間章其の参、閑話『元気娘の恐怖体験』参照)の責任追及により、真日の自宅へと押し掛け入門を果たす。
フリオール王女も共に暮らすことになったが、歳が近いこともありすんなり打ち解け、今では友人のような関係になっている。
真日の指導や、真日配下の二大戦闘狂の入れ知恵により、その剣技のみならず、格闘技術も格段に向上している。
初期は真日の体術のみであしらわれていたが、現在では結界や魔法を使わせるほどの実力。
【アグネス=ドットハイマー】
王国貴族子爵である、リード=ドットハイマーの次女。
両親が公務で不在の中、街を散策中に護衛と逸れ、人攫い組織に捕えられる。
幸いにも暴行を加えられる前に、人攫い組織を襲撃した真日達に救い出され、彼のダンジョンに一時的に保護される。
恐ろしい境遇から救け出された安心感で、真日に想いを寄せ始めるが、先ずは両親を安心させるよう真日に諭され、生家へと帰還。
真日とフリオール王女の助言により、予てより忌避していた政略の駒としての自身の在り方を改めて拒み、家族に受け入れてもらえる。
別れた真日からダミーコアを渡されており、フリオール王女との会話にて意気投合し、友誼を交わすこととなった。
【リード=ドットハイマー子爵】
王国よりドットハイマー領を預かる貴族家当主で、アグネスの父親。
貴族としての責務に実直で、真面目な性格だが少々頑固で頭が堅い。
家の地位向上のために尽力していたため、拐かされたという醜聞を作ったアグネスに憤るも、正体を明かした真日の叱責と、フリオール王女からの書状により考えを改め、娘と真剣に向き合うこととなる。
【メイリーン】
アグネスと共に人攫い組織に捕まっていた少女。
両親は雑貨商を営み、家の買い物の最中に攫われる。
接客に慣れていたため明るく、人当たりの良い性格をしている。
真日達によって救い出され、実家に送り届けられて、家族や近隣住民に温かく迎えられる。
緊急時用に、真日からダミーコアを渡される。
【ラキア】
アグネスと共に人攫い組織に捕まっていた少女。
田舎の山の麓の村出身で、人見知りあり。
打ち解けてからは普通に喋るようになったが、マイペースな語り口が特徴。
両親は村の薬師を生業としており、見習いの彼女は山へ薬草採取に入った際に、拐かしに遭う。
本気かそうでないか判断に困る言動で真日への好意を口にするが、曖昧にあしらわれる。
しかし、本人は真日の言った「10年早い」という台詞を肯定と受け取ったようで、待つ気満々だったりする。
メイリーン同様、緊急時用にダミーコアを渡される。
【モンドール】
真日が立ち寄った町【ケイルーン】を裏で牛耳る悪徳商人。
その影響力は町長を凌ぎ、領主であるフーバー=ヨットヒム男爵に賄賂を繰り返し贈り、御用商人として取り入っている。
悪名高い盗賊団【黒縄蛇】の首領や、同じ町に拠点を置く人攫い組織と裏で繋がり、盗品の取扱いや人身売買にも手を染めていた。
真日とケイルーンの冒険者ギルドの共同作戦により、フーバー男爵との違法な繋がりの証言や、数々の証拠の品を押さえられ、御用となる。(御用商人だけに(ドヤッ))
【フーバー=ヨットヒム男爵】
王国よりヨットヒム領を預かる貴族家の当主。
本編では名前のみの登場。
典型的な悪徳貴族であり、違法に手に入れた女奴隷を痛め付ける、嗜虐趣味を持つ男。
違法奴隷の斡旋のみならず、多くの賄賂をモンドールから受け取っており、私服を肥やしている。
現在、その咎を問う王国の手が、徐々に近くまで伸びてきている。
冒険者ギルドの関係者
【ダージル】
Aランク冒険者パーティー【火竜の逆鱗】のリーダーで、自身もAランクの冒険者。
元傭兵で、その頃に傭兵団の仲間と共に火竜の討伐に成功し、それ以降【竜殺し】という二つ名で呼ばれる。
真面目な性格だが少々不器用で、人付き合いは苦手な方。
真日とは王国の移民団の護衛依頼で知り合い、意気投合。
後日真日の都市に訪れ迷宮に挑戦したが、途中で瀕死の重傷を負い、脱出して街の医療院に入院していた。
脱出した翌日にパーティーメンバーのシェリーに告白され、交際を始めたが、日々メンバーや真日から揶揄われている。
現在は無事退院し、街にも延長して滞在することにしており、再びの迷宮挑戦に備えている。
【ロイド】
【火竜の逆鱗】で魔法使いをしているAランク冒険者。
物言いは軽いが、ダージルの1歳年上ということもあり、良き相談相手。
魔法の腕は確かで、魔力も豊富に持つ。
適性は火、風、土の3属性。
行軍中のアザミの魔法戦闘の手際と、その戦う姿に一目惚れしたらしいが、一切行動には移せていない実はヘタレ。
仲間達からは無謀な挑戦はよせ、と止められている。
パーティーのムードメイカー的存在。
【シェリー】
【火竜の逆鱗】メンバーの弓士。
豹の獣人女性で、落ち着いた物腰から年齢を高く見られることが悩みの種の19歳。
同じメンバーのミュゼとは姉妹のように仲が良く、休養日にはよく2人で街に買い物に出掛けている。
真日の迷宮への挑戦が失敗し、想い続けていたダージルが瀕死の重傷を負ったことで心を決め、押し倒して交際を申し込んだ。
無事告白は受け入れられ、お付き合いを始めたが、既にマウントは彼女が取ったようで、ダージルが小言を言われている姿が良く観られる。
反面世話焼きで、ダージルの入院中も毎日付き添い、甲斐甲斐しく世話をしていたようだ。
【ミュゼ】
【火竜の逆鱗】メンバーで、斥候を務める狼の獣人女性で、無尽蔵の体力を誇っている。
同メンバーのシェリーの妹分で、よく行儀を注意されたり、服装を整えられたりしているが、本人はそれを心地好く感じている。
長いことシェリーの片想いを見守ってきたが、それがようやく結ばれ、胸を撫で下ろしている。
真日の街を気に入り、そこに根を張ろうと画策している模様。
【コリー】
【火竜の逆鱗】にて僧侶を務める、穏やかなアラサー青年。
パーティーに於ける頭脳労働も担当する。
三十路を目前として、更にはパーティーメンバーが色恋に走り出したのを察し、独りの身の上に焦りを感じる今日この頃。
強力な漢女の出現により、自身のアイデンティティが脅かされているが、流石は僧侶といったところか、寛容に受け入れ始めている。(諦めたとも言う)
【ブライアン】
【火竜の逆鱗】で前衛担当の戦士。
滅多に喋らない男だが、喋らない分、身振り手振りが五月蝿い。
喋れよ、と仲間から1日に1回はツッコまれる。
そして偶に喋ると驚かれる。
かなり脳筋。
尚、浮いた話には口が軽くなる模様。
ダージルの快気祝い(交際祝い)の企画段階で、彼を拉致してNTR的な計画を提案したのは、実はこの男である。
【フィーア】
冒険者ギルドの、ユーフェミア王国ブリンクス支部所属の受付嬢。
真日達が素行の悪い冒険者達に絡まれている所で目が合い、そのまま知り合う。
真日達の規格外の強さに恐れを抱きつつも、担当官の任に就く。
その後、真日達の正体や目的を知らされ、協力者となる。
支部長のコルソンと共に異動願いを提出し受理され、真日の街に新たに創設される支部への配属が決まる。
しかし現在は、雑務を放り出して早々に移住してしまったコルソンの代わりに、後任人事や仕事の引き継ぎ作業に追われている。
存在感が薄かったり貧乏くじを引いたりと、割と幸薄い境遇だが、だいたいコルソンのせい。
【コルソン】
冒険者ギルド、ユーフェミア王国ブリンクス支部の支部長を務める、元Sランク冒険者の漢女。
筋骨隆々なゴリマッチョなのにイケメン。
オネエなのに妻子持ちで、奥さんは元舞台女優の超絶美人で、1人娘は天使。
元Sランク冒険者だけあって強く、真日達にも一目置かれている。
心根は優しく、弱者や正しい信念を持つ者を放っておけない性格。
真日達が身分を偽って冒険者登録したことを見抜き詰問するが、その目的や理由を聞かされ、全面的に協力することを決める。
謎の精神感応だか共感覚だかで真日が自身を話題に出していることを察知(五章第九話 煮ても焼いても喰えなさそう。後書き参照)し、既に転属を決めていた(決めさせた)真日の街に、家族ぐるみで早々に移住する。
その際、街の教会【ククルシュカー大聖堂】の近所に、広い庭にブランコ付きな、大きな家を譲渡される。
【クローディア】
コルソンの妻で、元舞台女優の超絶美人。
穏やかな腰の低い性格で、コルソンの為人を理解し、支えている。
六合家での親睦会でアネモネの料理に感銘を受け、弟子入りを希望している。
夫であるコルソン、娘であるクロエとの3人暮らしで、コルソンの転属に伴い真日の街に移住する。
真日が置き土産に創ったブランコを気に入っており、娘のクロエとよく揺られている。
【クロエ】
コルソンとクローディアの一人娘。
人見知りが激しいが、真日の子供好きオーラに絆され、受け入れ懐いた。
両親に連れられて、真日の街へと移住。
現在は、近所の孤児院の子供達が気になる様子。
見た目年齢が近いことでマナエとは仲良しになっており、近々遊ぶ予定。
【ミラ】
盗賊団【黒縄蛇】に捕まっていた、商隊を護衛していた冒険者パーティーに所属していたDランク冒険者のエルフ女性。
盗賊団の首領に暴行を受けそうになっているところを、真日達によって救出される。
年齢は31歳だがエルフにとっては成人したてで、人間に換算すると18歳前後。
パーティーの仲間達を盗賊との戦闘で喪っており、行く宛ても無いことから真日の街へ身を寄せる。
弓と短剣、種族固有スキルの【精霊術】を使い、中衛と後衛を担っていた。
真日の隠蔽魔法を看破する術を持ち、魔族なのに人に寄り添う彼に興味を持つ。
真日達のパーティーへの所属を希望している。
【ミーシャ】
ミラと同じく、盗賊団【黒縄蛇】に捕まっていた、商隊を護衛していた冒険者パーティーに所属していたDランク冒険者の虎の獣人女性。
仲間を喪っており、ミラや他の女性達と共に真日の街に身を寄せる。
丁寧な口調だが、根は明るくイタズラ好き。
長剣や短剣など、刃物の扱いに長けており、パーティーでは斥候を務めていた。
真日達のパーティーへの所属を希望している。
【ベレッタ】
ミラと同じく、盗賊団【黒縄蛇】に捕まっていた、商隊を護衛していた冒険者パーティーに所属していたDランク冒険者の熊の獣人女性。
同じく仲間を喪っており、身寄りもないため真日の街へと身を寄せる。
自身を「オレ」と呼び言葉遣いは荒いが、根は優しく弱者を放って置けない。
その膂力と身体能力を活かした肉弾戦を得意としており、元居たパーティーでは戦士として前衛を務めていた。
真日達のパーティーへの所属を希望している。
【オルテ】
ケイルーンの町で人攫い組織に捕まっていた、冒険者の女性。
ランクはEランク。
野営中に襲われ、仲間の男性を殺されて捕えられる。
孤児院の出身で、教会に所属する道もあったが故あってそちらは選ばずに、身を立てるために冒険者となった。
身寄りもないため、真日の街へと同行する。
僧侶の技能を会得しており、真日に紹介された先に救助されたミラ達とも打ち解けたため、冒険者活動を継続しようと考えている。
【ドルチェ】
真日達が報告に立ち寄った、ケイルーンの町のギルド支部長。
元Aランク冒険者のダークエルフの女性。
実利主義で頭の回転も早く、利用出来るものは何でも利用する。
冒険者時代に磨いた斥候・諜報技術を叩き込んだ、直属の部下を有しており、情報収集の精度と速度はかなりの物を持つ。
【破壊神】と呼ばれたコルソンとは現役時代からの友人で、真日達の正体や事情を、予め知らされていた。
真日達と協力し、町を裏から牛耳るモンドールの摘発に成功。
数多の証拠品と本人を国に差し出し、ギルドとして貢献する。
真日とは協力関係を結び、現在は真日が捕らえた人攫い数名を、情報屋として更生させるために調教中。
【ゴンツォ】
真日が立ち寄ったケイルーンの町で、人攫いを生業とする組織に所属していた。
真日達の襲撃により組織は壊滅、数名の生き残りと共に捕縛される。
その際、孤児の獣人少女エリザに発情しているところを真日に発見され、激怒した真日により強制的に性転換させられる。
その後は真日に服従を誓い、協力者として、黒幕モンドールとの橋渡し役を命じられる。
現在は組織の残党と共に、町のギルド支部長であるドルチェの預かりとなっており、諜報活動のイロハを叩き込まれている。
ゆくゆくは真日専属の情報屋として扱き使われる予定。
漢女化はまだしていない模様。
ダンジョン都市【幸福の揺籃】の住人
【マリーアンナ】
真日が自身の街に招いた、多神教である【ユタ教会】の修道女。
心優しく丁寧な物腰の、子供好きな巨乳美人。
真日に傷心していたのを救われ、街の教会附属の孤児院にて、寮母の役目を授かる。
真日が保護して来た孤児達には「お母さん」と呼ばれ、慕われている。
数多くの女性達の心を救い、子供達に慈愛を以て接する真日を慕っており、なんと旅行に行く約束(子供達も一緒だが)を取り付けた。
神に仕える聖職者としての自分と、恋に浮かれる自分との葛藤に、日々懊悩としているとかしていないとか。
【ルージュ】
盗賊団【黒縄蛇】に襲われた商隊の、行商人の1人。
夫とその連れ子であるエヴァ、使用人のカリナの4人で、旅から旅の行商生活を送っていた。
盗賊の襲撃により、夫は死去。
義娘のエヴァと使用人のカリナ、その他生き残ったミラ達女冒険者と共に囚われていたところを、真日達に救われる。
行く宛も無く、頼る身寄りも無いところに真日から街への誘いを受け、その条件に感動してダンジョン都市への移住を決意する。
亡き夫の連れ子であるエヴァを、我が子のように慈しみ、愛情を以て接している。
命の恩人であり、街の創造主でもある真日に色々な意味で懸想し、アプローチを仕掛けている。
穏やかな物腰だが、商人ということもあって強かで、気が強い一面も。
【エヴァ】
行商人一家の娘で、盗賊に殺害された父親の連れ子。
義母であるルージュにも良く懐いており、家族関係は円満。
義母と使用人と共に盗賊に捕まっていたが、真日達に救出される。
新たな街で再起を図る義母と共に、ダンジョンへと移住する。
好奇心旺盛で物怖じしない、明るく活発な子。
真日達を見て冒険者に憧れを持ったらしく、お転婆ぶりに拍車がかかっている。
【カリナ】
ルージュがエヴァの父親と結婚する前から仕えている使用人の女性。
ルージュの仕事の補佐や、エヴァの育児の手伝い等、甲斐甲斐しく仕えていた。
盗賊団に主共々囚われ、憔悴しきっていたところを真日達に救われる。
主と共にダンジョン都市へと移住し、新たな生活に慣れるよう努力している。
気は弱いが真面目で、主であるルージュに頼りにされている。
【モーラ】
真日達が立ち寄ったケイルーンの町で暮らしていた孤児の少女。
8歳の頃に両親に町に連れて来られ、そのまま置き去りにされる。
路地で蹲っていたところを、義理の兄となるラッカに保護され、共に生活し始める。
孤児達の中では、兄ラッカと姉のエリザを除けば最年長で、自身もまだ幼いながら、物乞いをしたり、弟妹の面倒を見たりと、優しさと責任感を併せ持つ。
物乞い中に真日の目に止まり、食事や風呂、清潔な衣類を与えられ、彼の人柄に心を許し、懐く。
その後孤児達全員と真日の街に移住することとなり、真日の街の孤児院の、最初の住人となる。
おっとりとした子だが芯が強い、優しい子。
真日が孤児院に来て遊んでくれるのを、何よりも楽しみにしている。
【ラッカ】
ケイルーンの町で、自身も孤児ながらも他の孤児達を集め、護りながら生活していた少年。
父親は騎士であり、任務中に死亡している。
その後没落した家と、その領を母親と共に離れ、ケイルーンに流れ着く。
やがて母親も亡くし天涯孤独となるが、路地端に蹲る当時8歳のモーラを見付け、幼い孤児達を護ることを決意。
町外れの打ち捨てられた小屋に孤児達を集め、年長者である自分とエリザと共に物乞いや小間使いをして、兄として子供達を養っていた。
妹のエリザが目を付けられ、連れ去られるのに抵抗したため暴行を受け、瀕死だったところをシュラが発見し、真日に救けられる。
その後連れ去られたエリザも救出され、兄弟皆で真日の街に身を寄せる。
13歳ながら、騎士家であった父母の誇りを受け継いでおり、過酷な環境にも屈しない強い心を持っている。
真日のことを「兄ちゃん」と呼び慕う。
【エリザ】
ケイルーンの町でラッカが集めた孤児グループの、副リーダーにして長女。
兎の獣人で、両親と共に吟遊詩人一家として旅をしていたが、道中で野盗に襲われる。
両親に守られ1人生き残り、宛も無く彷徨っていたところを、冒険者を装った人攫い達に囲われる。
しかし野営中、夜半に目を覚ました際に、男達の正体に気付き、耳と尾を隠すためのマントを盗み逃亡。
ケイルーンの町に流れ着き、ラッカと知り合い、家族として迎えられる。
ラッカを兄とし、弟妹達のために日々町を歩き回っていたが、人攫いから盗んだマントのせいで正体に気付かれ、攫われる。
しかし、暴行される直前で真日によって救われ、家族の元へと戻ることができた。
芸人一家として旅をしていた過去や、修羅場を潜り抜けてきたことから肝が据わっており、12歳ではあるがしっかり者。
真日を「兄さん」と慕うようになり、【歌の都】へ行きたいなど、将来の展望も持っている。
神々
【転生神ククルシュカー】
転生を司る神様で、真日を剣と魔法のファンタジー世界【アストラーゼ】に転生させた。
見た目は幼女、中身はドSの、遊び心溢れる女神であるが、真日の本質を気に入り、何かにつけて気に掛けている。
お気に入りのスナックを自らの神域に常在させ、仕事終わりに1杯とカラオケを楽しむのが日課となっている。
酒の肴に真日の動向を、ある程度まとめてテレビで鑑賞するのが趣味。
真日の行動によって、縁の無い世界であった【アストラーゼ】から信仰を集めることが出来るようになり、GPの貯蓄が凄い勢いで増えている。
同時期に【アストラーゼ】の神々とも交流を持つようになり、今では自身のスナックが溜まり場となっているが、それはそれで楽しんでいる。
【アストラーゼ】の主神ユタには、カラオケで未だ勝てていない。
【イライアメネス】
地球とも、アストラーゼとも異なる世界を管理する女神。
転生神ククルシュカーとは、お互いを『ククル』『ライア』と愛称で呼び合うほど気の知れた仲。
おっとり落ち着いたお姉さんタイプで、ククルシュカーを妹のように可愛がり、時に揶揄っている。
真日へのククルシュカーの入れ込みように、「あらあら、うふふ」と満面の笑みで茶々を入れるのが楽しみ。
ククルシュカーが創ったスナック【女神のオアシス】の常連でもあり、頼むお酒は専ら生ビール。
ククルシュカーに天下り(生身への転身)を唆したり、一緒に現界して遊びに行こうとしたりと、彼女自身も真日を気に入った様子で、呼び方も『この子』から『真日くん』へと変わった。
神友であるククルシュカーの周囲が賑やかになったことに、密かに喜びを噛み締めている。
【豊穣神ユタ】
真日が転生した世界【アストラーゼ】の管理者で、ユタ教会の主神。
豊穣と出産を司る女神。
ダンジョン都市【幸福の揺籃】の新造教会で、真日により建立された御神体が急激に信者の信仰心を高めたせいで、戸惑った挙句転生神ククルシュカーの神域に突撃した。
スナック【女神のオアシス】で出されるお酒を気に入り、またククルシュカーの為神を知って、以降常連となる。
地球の文化も嗜んでおり、スナックでのカラオケバトルではククルシュカーを圧倒。
喉を焼くような度数の高い酒を好む、気さくな女神様。
真日の動向を、ククルシュカーらと共に見守るようになる。
人物紹介だけなのに、書くのにかなり時間が掛かりました……
(´Д`;)
新たなキャラクターや、活躍し続けているキャラクター。
かなりの数になってまいりましたが、読者様方のお気に入りになれた人は居たでしょうか?
「この子カワイイ!」
「コイツ馬鹿だろ。」
「おい、この方の活躍をもっと書け。」
など、このような感想をもしお持ちくださったなら、どうかお聞かせください。
感想、評価、ブクマは、いつでもお待ち申し上げております。
m(*_ _)m




