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ダンジョンだからって戦わなきゃいけない決まりはないと思う  作者: テケリ・リ
五章 冒険者パーティー【揺籃の守り人】
80/225

第三話 なんか人工知能にディスられてるみたいなんですけど。

……書き溜めって大事ですね(遠い目)。


いつもお読み下さりありがとうございます。


よろしければ、評価、感想、ブクマ登録お待ちしております。


よろしくお願いいたします。


m(*._.)m




〜 ユーフェミア王国 C級迷宮【狼牙王国】 〜



此処は、国が管理しているC級のダンジョンだ。


ダンジョンはD級〜S級までランク分けされていて、それぞれ対応した冒険者ランクを持ったメンバーが居ないと、入ることはできないそうだ。


そしてこの【狼牙王国】は、その名の通り狼系の魔物を中心に構成された中層くらいのダンジョンだ。


一般的に、1〜15階層のダンジョンが上層迷宮、16〜30階層が中層迷宮、31〜50階層が下層迷宮、それ以上の階層のダンジョンは深層迷宮と呼ばれている。


「これだけ狼贔屓だと、ダンマスはよっぽどの狼スキーか人狼(ワーウルフ)とかかな?」


迫り来る牙を掻い潜り、すれ違いざま手刀を叩き込む。


頚部に打ち込まれた手刀はそのまま肉を断ち、襲いかかって来たフォレストウルフを霧散させた。


「どうじゃろうのう。まあ獣の動きは単調じゃし、階層もずっと森林のみで工夫が無いしのう。あまり頭の良い主が居るわけではなさそうじゃな。」


「油断してはいけませんよ、シュ……ウズメ。本当に狼しか居ないのかは、先へ進まなければ判りませんからね。」


ウズメとタマモも絶好調だな。


俺達は、例の盗賊団を街に引き渡し、ギルドに報告をした後で、報奨金を用意してもらっている時間を利用して、街から離れた場所に在るこの迷宮へと潜っている。


目的は勿論、この迷宮を支配して、俺の迷宮と繋げるためだ。


今回救出した女性達は、皆俺の街に行くことを希望してくれたからね。


待ってる時間も勿体無いし、先に迷宮を踏破して、転移できるようにしとこうってわけだ。


「まあ、所詮は中層級なんだし、世間のCランク程度の難易度なら、危険は無いだろ。実際何度か踏破されてるらしいしね。」


此処のような手頃(?)な迷宮は、中堅の冒険者達に人気があるらしいしね。


国も、冒険者の出入りが確約されれば、無理に迷宮を滅ぼす必要も無いらしく、冒険者達が適度に魔物を間引いていくために、氾濫の危険も少ないとのことだ。


実際にこの迷宮では、ダンジョンマスター――迷宮の主の討伐は禁じられているらしいしね。


近隣に住む人達には、貴重な資源になっているんだろう。


そんなこんなで駆け足で、ダンジョンを奥へ奥へと突き進む。


事前に得た情報に拠れば、このダンジョンは25階層が最奥らしい。


現在は15階層。


出て来る魔物は今のところ全て狼系のもので、単独だったり、群れで襲いかかって来たりとあまり芸が無い。


「これなら夕方までにはみんなの所に帰れそうだね。張り切って行こうか。」


救け出した女性達は、現在は街から少し離れた、人気の無い林の中に待機してもらっている。


林の一部を拓き、船をそこに置いて拠点として、その広場一帯を俺の結界で覆ってある。


久々に【安全地帯(アルソック)】を使ったな。


もしも敵意や悪意を持って、ぐるりと囲んだ結界の範囲内に足を踏み入れれば、たちまちゴーレムが大量に召喚されて袋叩きにする結界魔法だ。


護衛として残ってもらっているミラ達冒険者の女性組は、試しに発動させた【安全地帯(アルソック)】に飛び上がるくらい驚いてたね。


いやあ、良い顔で驚いてくれるから、嬉しくなっちゃったよ。


そんなことを思いつつ、森の中を駆け回る。


感知スキルに他の冒険者が引っ掛かれば迂回して、極力人目を避けて先へと進む。


17階層……18階層……21階層……


【惑わしの森】の魔物達に慣れた俺達にとっては、普通に森を散策しているのと変わらないな。


魔物の強さも、やはりあの森のヤツらと比べると月とスッポンだ。


「マナ……クレイ様。次が最後のようです。」


俺達の目の前には、洞窟を背に護るように塞ぎ立つ、巨大な狼と、配下と思しき狼の群れ。


【鑑定】スキルで魔物の情報を探ってみると……


「【グレートウルフ】か。取り巻きは【クリーピングウルフ】だな。一応、アイツらの隠密には気を付けろよ?」


狼系でも上位個体であるクリーピングウルフの群れに、更に上位のグレートウルフ。


コイツらを倒せば、次が最奥。


ダンマスが待ち構える、玉座が在るのだろう。


「そんじゃ、雑魚は俺とタマモで蹴散らすから、ウズメはデカいのを頼むよ。行くぞ?」


「はい、クレイ様。」


「うむ、任せておくのじゃ。」


3人で頷き合い、戦場(バトルフィールド)へと足を踏み入れる。


途端唸り声を上げて、俺達に矢のように踊り掛かってくるクリーピングウルフの群れ。


タマモは得意の雷撃で以て迎撃し、俺は結界板を飛ばして切断して掃討していく。


20頭ほど居た群れはみるみる数を減らし、グレートウルフまでポッカリと隙間が空く。


「ぬんっ!」


空いた隙間を一息に駆け抜け、ウズメが魔力を収束させた拳で、グレートウルフの頭部を殴打する。


「ガアアアアアアアッ!!??」


あらま、一撃かい。


ウズメ――シュラのやつ、魔力の収束がかなり洗練されてきたな。


魔力の循環はスムーズだし、無駄の無い収束で溢れる魔力も無くなっている。


日々手合わせに付き合わされている、俺の苦労のおかげかな?


靄となって消えたグレートウルフ。

その跡には、宝箱とグレートウルフの魔石が残されていた。


残りのクリーピングウルフも素早く討伐し、魔石や素材を回収する。


宝箱の中身の確認も、後回しだな。


「よし、いよいよ最下層だな。2人とも、一応油断するなよ?」


そう声を掛けて、俺達は揃って、最奥へと至る洞窟の階段を、降りて行った。




〜 25階層 〜



降りた先は……洞窟のまま?


岩肌剥き出しの通路を抜けると、ポッカリと開けた広い空間が在り、その中心には、安置された宝珠(オーブ)が。


ダンジョンコアだな。

あれはダミーではなさそうだ。


俺は一応慎重に、ダンジョンコアへと近付いて行く。


そしてコアへと手を翳し、魔力を注ぎ込む。


『ダンジョンコアへの他のマスターの接触を確認。侵略行為と看做し、これより迎撃を開始します。』


おっと。


どうやら、ダンマスが不在のダンジョンだったらしいな。


ダンジョンコアが独自の判断でダンジョンを創り上げ、自動的にリスポーンする魔物達に護らせていたようだ。


道理で単調な、手応えの無いダンジョンだと思ったよ。


広い空間に魔法陣が2つ浮かび上がる。


そこから召喚されたのは、俺のダンジョンでもご活躍の人狼(ワーウルフ)の上位種である、【人狼王(ライカンスロープ)】が、2体だ。


ふむ……


「2人とも、アイツらの相手を頼む。俺はこのまま、コアを支配する。」


「承知しました。」


「承ったのじゃ。」


俺はボスの相手を2人に任せて、改めてダンジョンコアへと向き直る。


アネモネから教わった、ダンジョンの支配の仕方は2通り。


ひとつは、ダンジョンマスターを屈服させ、支配権を譲渡させる方法。


まあこの方法は、ダンマス不在の此処では使えないな。


そしてもうひとつは、ダンジョンコアに魔力を注いで干渉し、コアの支配権を強制的に上書きする方法だ。


俺は再びコアへと触れ、先程よりも大量の魔力を注ぎ込む。


『危険。危険。ダンジョンコアへの他のマスターの魔力侵食を確認。排除措置実行。』


無機質な声が頭に響く。

それと同時に、更に浮かび上がる魔法陣の光。


それらの魔法陣からは、先程と同じようにライカンスロープが出現する。


その数……10体。


「2人とも、大丈夫か!?」


思わず心配になり声を上げる。


しかし、俺の心配は杞憂だったようだ。


「クレイよ、気にせずに務めを果たすが良いのじゃ。この程度、群れようとも何ら問題でないわ。」


「此方は大丈夫ですので、クレイ様は支配権を奪ってください!」


なんとも頼もしい限りだ。


2人は早々に先に召喚された2体を葬り去り、新たに出現したライカンスロープの群れに飛び込んで行く。


それなら、俺もこっちに集中しよう。


「俺に従え!」


念を込めて、更に魔力を叩き込む。


『非常事態。非常事態。コアの支配権への侵食を確認。魔力遮断を施行……失敗。魔力誘導を施行……失敗。支配権の完全な侵食まで、残り3割。2割。1割。……コアが完全に侵食、支配されました。新たな支配者を確認。個体名【マナカ=リクゴウ】を、新たな支配者として登録します。』


ふぅ……

どうやら、上手くいったようだ。


俺の目の前では、激しい明滅を繰り返すダンジョンコアが、その光を徐々に落ち着かせていく。


『続けて、マスターの登録ダンジョンとのパスを確立……成功しました。ダンジョン名【惑わしの揺籃】のダンジョンコアとの共有化を開始……共有化が成功しました。これより、当ダンジョン【狼牙王国】は、マスターマナカの支配下に置かれます。』


これで、俺のダンジョンとの接続は問題無いみたいだな。


ホッとして周囲を見回すと、俺の仲間と戦って生き残ったライカンスロープ達が、跪いて頭を垂れている。


「成功、したのですか?」


タマモ――アザミがそう、訊ねてくる。


「ああ。これでこのダンジョンは、俺が支配したことになったらしい。」


試しにダンジョンメニューと心の中で唱えてみると、俺の目の前に、最早見慣れたメニュー画面が表示された。


ダンジョン名は【狼牙王国】。


云われ続けている内に定着したのかな?


階層は25、残りDPは……145!?

少なっ!?


これじゃ転移部屋の拡張出来ないじゃん!?


ダンジョンコアめ……

さては、ライカンスロープの多重召喚で使い果たしやがったな?


しょうがねぇなぁ。


「おい、ダンジョンコア。俺のダンジョンのダンジョンポイントの共有って、出来ないか?」


いくらなんでも、今からこのダンジョンでDPを稼ぐのは手間だ。


何とかしろよと念を込めて、支配したばかりのダンジョンコアへと問い掛ける。


『イエスマスター。ダンジョンポイントの共有は可能です。ダンジョンメニューに、マスターの保有する総ダンジョンポイントを表示し、使用を許可しますか?』


良かった。

どうやらDPの共有は可能なようだ。


「ああ、頼む。」


『マスターの命令を受諾。ダンジョン【惑わしの揺籃】とのダンジョンポイントのシェアリングを設定。ダンジョンメニューをアップグレードします。…………成功しました。当ダンジョンでの、マスターが保有する総てのダンジョンポイントの使用が可能になりました。』


俺が開いていたダンジョンメニューが強制的に閉じられ、ダンジョンコアの宣言と共に再び表示される。


これかな?

俺は【共有】と表示された項目を開いてみる。


そこには、俺が支配する各ダンジョンの名前の欄とその所有DPが表示されており、それらを結んだような空欄に、共有ポイントと示されている。


あー、あれか?

共有口座みたいなもんかな?


「この共有ポイントってとこに、俺がポイントを振り込めば良いのか?」


疑問はしっかりと解決しましょうね。


『イエスマスター。メニューの使用は、タップ、フリック等マスターの記憶を元に構成しています。』


前世のスマホやタブレットと同じような感覚ってことね。


今までもそうだったけど、この【狼牙王国】のダンジョンメニューも、それに合わせてくれたようだな。


それじゃあ、一先ずは10,000ポイントくらい振り込んで……と。


お、共有口座(仮称)に振り込まれたな。


【狼牙王国】のダンジョンメニューに戻ってみると、元々の所持DPの下に、共有口座のポイントも表示されている。


今回は同じダンジョン内ではないから、罠ではなく正規の転移装置を創らないとな。


1階層のダンジョンの裏手に、こっそりと隠蔽した隠し部屋と入口を作成。

勿論、ダンジョンの身内でないと出入りは不可能にしてある。


内部は多少余裕を持って広く創り、中心に転移装置を設置……と。


『マスターマナカ。転移装置の転移先を指定して下さい。相互転移を利用するには、転移先への装置の設置も必要です。』


転移先ねぇ。

とりあえず、直通便だからな……


俺のダンジョンの、捕虜収容所の前庭で良いか。


心を病んだ女性達の住居は、俺の家の近くにでも新たに創ろう。


転移ポイントを指定し、転移装置を起動させる。


一先ずこれで最低限の機能は持たせたな。


あとは……


「なあダンジョンコア。このダンジョンに、暫定的に俺の配下をマスターとして据えることは可能か?配下といっても、俺が創造した魔物だけど。」


転移装置とコアを守り抜くためにも、強い配下を配置した方が良いだろう。

あとはソイツとコアとで相談して、このダンジョンを強化するなりすれば良い。


『イエスマスター。大元の主がマスターであれば、権限を与えた上で代理を置くことは可能です。マスターのお連れの、お二方の内一方を、登録しますか?』


「いや、今から俺が創る。」


『…………理解不能。発言は明確にお願いします。ダンジョンの権能により、魔物を創造するという意味でしょうか?』


コノヤロウ。

なんだ今の間は。


マナエと違って人格持ってる訳じゃないんだろ?


でもそれにしちゃあ、なんか小馬鹿にされるようなニュアンスを感じたんだけど。


「俺の固有スキルで今から魔物を創造するって言ったんだよ。まあ待ってろ。」


俺はダンジョンコアから少し離れて、魔力を練り始める。


イメージは……そうだな。

【狼牙王国】って名にあやかって、狼系の魔物って……なんか居たかなぁ。


あー、吸血鬼ドラキュラを倒すために、ヴァン・ヘルシングが人狼に成る映画があったなぁ。


ダンジョン管理をするなら知能は高い方が良いだろうし……


能力は人狼(ワーウルフ)人狼王(ライカンスロープ)の上位に設定して、知能も高く、人語を理解可能に。あとは守護が主な役割だから……と。


「【魔物創造】発動。」


練り上げた魔力が、塊となって凝縮される。

それは徐々に血肉を創り上げ、肉体を構成していく。


『理解不能。理解不能。生命反応の出現を感知。ダンジョンマスターの権能を遥かに超えた事態であると推測します。マスターの魔力の急激な減少を感知。危険域まで達していないため、対応を保留中。生命反応の受肉を確認。対象を精査。不死の魔物が顕現します。』


喧しいなぁ。

理解不能なら黙って見てなさいよ。


「……我が(しゅ)よ、何なりとご命令を。」


魔力の渦が凪ぎ、1人の壮年の神父の姿が現れる。


なんだか、今にも「エイイイイメンンンンンッッ!!」とかって銃剣で斬り掛かって来そうな雰囲気の、でもパッと見は穏やかな紳士風の男である。


ふむ。


「よろしくね。お前の名前は……【ヴァン】にしよう。お前には、このダンジョンの守護者兼、代理マスターとして働いてもらう。異論は?」


俺は、ヴァンと名付けた男へと命令を伝える。


ヴァンは、恭しく膝を着き、頭を下げた。


「謹んで拝命致します。我が主の御心のままに。」


俺は頷いて、ステータスを確認する。



名前:ヴァン 種族:人狼皇(固有種)

年齢:0歳 性別:男

Lv:28 性向:0


HP:994/994 MP:765/765

STR:1204 VIT:1032

AGI:1162 DEX: 794

INT: 893 MND: 842

LUK:85


称号:【真日の従魔】【統率者】【不死者】

【迷宮の守護者】【拳士】


固有スキル:【変身】【再生】【統率】


スキル:【気配感知】Lv3【身体操作】Lv3

【魔力纏い】Lv2【HP自動回復】Lv4

【状態異常耐性】Lv2【威圧】Lv3【爪術】Lv2

【格闘術】Lv4【縮地】Lv2【咆哮】Lv4【隠密】Lv2


魔法:【身体強化】Lv2【加速】Lv3【念話】Lv2



さて、このヴァンさんだが、言うなれば人狼の亜種ってとこかな?


普段は完全な人の姿みたいだね。


そしてステータスは……うん、レベリングに付き合うのが難しいかもしれないと思って、多めに魔力を注いだら……ヤバいな?


近接格闘型で、しかも速度特化。

【再生】なんて固有スキルが有る上に【HP自動回復】まで付いて、オマケに【状態異常耐性】って。


こんなん育ったら、どうやって倒すのよ!?

いやまあ、俺の配下なんだけどさ!?


コイツには、喧嘩売らんどこう。


「さて、ダンジョンコア。このヴァンが、このダンジョンの代理マスターだ。登録してくれ。」


俺はヴァンに、ダンジョンコアに魔力を注ぐよう促す。


『…………魔力注入を確認。解析完了しました。個体名【ヴァン】を、個体名【第962番ダンジョンコア ロウメントス】の代理マスターとして登録しました。』


よしよし。


「ヴァンとコアには、このダンジョンの死守を命じる。但し、国から目を付けられないよう、慎重に行うこと。それとダンジョンコア、余暇の合間にでも、ヴァンのレベル上げに協力してくれ。何か問題が有れば俺のダンジョンに連絡をくれれば良いからな。」


これで、迷宮支配の第1弾は完了かな?


早速みんなの所に戻って、夜にでも侵入して転移させちゃおう。





アネ「はっ!?この気配は!?」


妹様「どうしたの、アネモネ?」


イチ「姐さん、まさか……侵入者ですかい!?」


アネ「いえ……きっと、気のせいでしょう。」


妹様「えー、なになにー?気になるよぉ!」


フリ「アネモネ殿ほどの手練だ。気のせいということもあるまい。」


レテ「そうですね。何を感じたのですか?」


アネ「いえ……ただ、自身の身の上に危ういモノを感じました。」


イチ「姐さんがですかい!?姐さんほどのお方に危機感を与えるたぁ、タダモンじゃありやせんぜ。」


フリ「ん?これは……もしや……」


レテ「それで危機感とは、具体的にどのような!?」


アネ「上手く伝わるかは判りませんが……己と戦闘法が類似し、尚且つ高い耐久性を持った新たな配下が産まれたような……」


イチ「それはまた……エラく具体的でやすね?」


妹様「え、それ一大事じゃん!?」


フリ「や、やはりか……アネモネ殿。どうかその辺りで止めないか?マナカの言動と被っているぞ?」


アネ「まさか!?そ、そんなこと…………」


レテ「物凄い落ち込みようですね!?」


イチ「姐さん!?お気を確かに!!?」


アネ「マスターと同じような言動を……私が…………」


妹様「そこまでショックなの!?もう!フリオールお姉ちゃん、早く謝って!?」


フリ「な、何故だ!?我が悪いのか!?」


妹様「世の中には、たとえ事実でも言って良い事と悪い事が在るんだよ!!」


アネ「……!!じ、事実……ですか…………」


レテ「ああ!?アネモネ殿が遂に膝を着いてしまいました!?殿下!早く謝ってください!?」


フリ「我か!?我なのか!?どう考えてもマナエがトドメを差しただろう!?」


アネ「ふ、ふふふふ…………マスター……帰って来たら、お説教です…………」


イチ「か、頭に飛び火が!?」


フリ「ああもう!アネモネ殿!我が悪かった!!この通りだ!あとついでにマナカも済まん!!」




真日「!?な、なんだ今の、謂れの無いことでお説教されそうになっている気配は!?」


シュ「またか主様よ……それ、変に当たっておるから気味が悪いんじゃがのう……」


アザ「気配に敏感なマナカ様……素敵です!」


シュ「お主は何でもアリじゃな……」




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― 新着の感想 ―
[一言] 虫の知らせ...第六感ってやつですね。
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