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新たな時代を歩む日本  作者: 特殊警備隊
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帰国~特殊作戦群別班・S特

塚崎全権大使により、二階級特進し中尉から少佐に昇進した優希は原隊だった特殊作戦群に内部に新設された特殊作戦群別班、通称「S特」に合流すべく、そして本国に残した愛妻の顔を見るため一度帰国の途に着く。

航空自衛隊基地


「ふぅ・・・」


輸送機から荷物を持ち降り、周りの景色を見てやっと日本に戻ってきた、そんな感じがした。そんな中


「一ノ瀬少佐ですか?」


振り返ると二人の隊員がいてそのうちの一人は見覚えがあった。


「久しぶりだな・・・・高本翼中尉」


俺はバックを背負ったまま言い


「ええ、岩渕群長より話は聞いています。新設された特殊部隊S特のチーム1の指揮を一ノ瀬少佐が取ると」


笑いながら言っている。


「頼りにしてるぜ、相棒」


俺は翼に言うと


「了解です、頼りにされました。」


翼はそう言いもう一人の隊員と


「荷物をお持ちします、一ノ瀬少佐」


俺の手から荷物を取り、ジープに積み込む


「高本中尉、すぐに群司令部に行くのか?」


聞くと


「ええ、そうですよ?」


翼は言い


「わかった、すまんが付いたら起こしてくれ・・・」


そう言い俺は疲れから車内では目をつぶり眠りに落ちていった。・・・・・



特殊作戦群本拠地 陸上自衛隊習志野駐屯地


駐屯地に着くとすぐに中に入り、報告を入れる。


「失礼します、一ノ瀬少佐、ご命令により出頭致しました。」


群司令官室に入ると中には懐かしい顔が揃っていた。


「優希!!やっぱりお前なら戻ってくると思ってたぞ!!」


俺にすぐに駆け寄ってきたのは同期だった木村哲郎少佐だ。


「また世話になる」


俺が言うと


「よせよ水癖ぇ、お前が復帰してくれて心強い」


木村は言ってくれた。そして群司令官の岩渕大佐、それに副群司令官の深町裕二中佐など見知った顔がいる中


「まずは、昇進おめでとう一ノ瀬少佐。話はあっちで私と聞いているから分かると思うがS特が果たす役割は大きいと政府もそして我々も思っている。それぞれ訓練終了しだいまた大陸に戻ってもらう事になるだろうが、頑張って欲しい。」


岩渕群司令は言い、それに対し俺と木村は挙手の敬礼をした。そして


「ああ、そうだ訓練開始は四日後だ、一ノ瀬少佐もあっちで拘束されるなど踏んだり蹴ったりな目にあってるだろうしな少し体を休めろ、それと自衛隊病院から連絡で奥さん退院なさったそうだ、一度戻って元気な顔を見せておけ、じゃぁ四日後にな」


司令に言われ、了承した胸を伝え司令室を出る


「話には聞いてたが、どうだった?」


木村に聞かれ


「警備小隊の指揮官が優柔不断な野郎で苦労した・・・まぁ俺から見れば「再教育」か「降格」の上僻地へ左遷かと思うがな」


俺は言った。木村は


「そんでお前が交戦したって言うムダルスカ?・・なんか噛みそうな名前の国だが装備を見ただけだとざっと12~14世紀時代みたいだって所だと言ってたな」


木村と話し今日はそのままお開きとなった。俺はそのまま葵が寂しがっていると思いすぐに自宅に帰る事に




家のドアを開け


「ただいま~~あお」


言おうとした瞬間に奥から足音が聞こえ


「優希、・・・・おかえり!!」


泣きそうな顔になっているそれを見て


「{ああ・・・・やっぱり心配させてしまっているんだな・・・}」


チクリと心が痛くなる。俺が思っているとはお構いなしに俺の腕に飛び込んでくる。葵の頭を撫でて


「すまない・・・心配かけて・・・」


謝ると、葵は顔を上げ


「ううん、行く前も言ったけど貴方が無事に戻ってきてくれれば良いって」


葵は言い


「さぁ行きましょう。夕食を作って待ってたんだ、木村くんから骨休めの休暇が出たって連絡くれたから」


葵と俺はダイニングに向かった。そこには料理がずらりと並んでいる。久しぶりの夕食に箸が止まらなかった。そんな俺を見て葵は


「クスッ・・ホントに美味しそうに食べてくれて・・・作りがいがあるなぁ・・」


嬉しそうに笑ってくれていた。そんな中


「自衛隊、大陸に特殊部隊導入か?」


夕方のニュースの見出しに


「優希、木村クンから連絡があったってことはそういうことだよね?」


葵は全て知ってますと言うように言い


「やはり・・・葵だけは誤魔化せないか・・・・」


具体的な言及は避けた。それに対して


「優希が自衛隊でどういう仕事をしているのかはとやかくは言わない、でも私を一人にしないで。それだけは約束してッ」


葵は真剣な表情でオレに向かって言った。


「葵・・・約束するよ。俺にとっての葵は大事な家族でそれに大事な奥さんだ、悲しませるような事にはならないように全力を尽くさ」


俺は葵に言った。葵は無言で頷き


「そういえば木村くんが言ってたの忘れてた」


葵は言い


「優希、少佐昇進おめでとう!!」


葵は言ってくれ


「ありがとう。」


俺は素直に葵に言った。その後、葵との家族の団欒を楽しみ、お風呂に入り寝室に行きベットに入ると


「クスッ・・優くん・・」


葵は俺を抱き枕にして、猫のように俺に自分の顔を擦りつけている。そして


「ここ数ヶ月・・病院のベットの上だったし・・・旦那様が居なくて寂しかったな・・・・」


甘えるように言い、耳元で


「今夜は寝かさないんだから・・・」


葵は笑みを浮かべながらいつもの葵とは思えない顔で言った。結局葵の言う通りこの日は一睡もさせてもらえなかった・・・・・


「{葵、強すぎ・・・・}」


俺がそう思ったのはまた別の話し・・・・・

次回~休日~を予定しています。

本格的に特殊部隊が始動を開始するのはまだ先です、その間の大陸での事や国家間での思惑などかければと思っています。では

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