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空欄の世界  作者: 大原康弘
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しかし有野は学校である生徒に知らされていた。だからいじめがあることは知っていた。下着姿を写真撮られたっていう話を、教室に入る前にそんな話が聞こえた。でも有野はうちのクラスに限ってそんな事件なんてない、ましてはそんな事があったら教頭になんて言われるかわからないし、世間からどんな叩かれ方をするのか、ここわ悪いけど、知らないふりをするしかないって決めていた、黙っていれば誰も知らないし、1週間も休めば今城美季も学校に来るだろ…電話を切った先生の態度に呆れた顔で、娘にはしばらく学校に行かなくていいと

伝えた。娘の涙に学校の対応がおかしい。でもこんな時母親でありながらあまりに自分の力のなさに震えが止まらなかった。片親で育てて来て他の保護者の人とも付き合いがない。いじめられているかもわからないから何処に相談していいのかわからない。家に帰って来た時の娘の悲しいそうな顔を今でも忘れらない。その日の夜、鈴木健治は一緒になって現場にいたから澤北電話があった。『はい?』俺だけど、おうなんだよ、コンビニの入り口でなるチャイム音みたいなのが聞こえた…まだ外にいるの?が聞くと。これから飯なんだわ…あそう。ところでなんだよ、こんな時間にまさかあの時の出来事でビビってんじゃないだろね。

澤北は答えたそれはビビるっていうか。先生からなにも連絡ないかなって思って、

んだよ!ねーよ、来ても慌てる事じゃないだろ。いやでもチクられたらめんどくさくない?


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