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オリジナルスキル:Military baseは強すぎる!  作者: 近衛瑞
ギルド動乱編
78/132

78.作戦終了

「SH-60J合流地点上空に到着しました。ただいまより人員の救出を開始します」

作戦情報室の使い魔が言う。

「着陸完了しました」

使い魔の報告が続く。

『これはなんだ!空飛んでるぞ!大丈夫なのか!?』

無線機からヘリコプター内の騒音が聞こえてくる。

「大丈夫ですから!落ち着いてください!」

俺は無線機に向かって声を上げる。

今の声はシルの父親だろうか。

男の声だったので多分そうだろうと思う。

『本当にどうなってるんだ?』

「またこっちについたら説明しますから、、、」

シルの父親は職人気質なようで一度疑問を抱いたらそのままにしておけない性格のようであった。

俺にできることは問題の先延ばしであった。

(絶対こっちに来たら説明しろとうるさいだろうな)

俺はうんざりとするが今は作戦の成功を祈るしかできなかった。


「SH-60Jイージス護衛艦に着艦完了。給油後再び合流地点に向かいます」

カイラ達は無事にイージス護衛艦に到着したようでひとまずは安心である。

ただまだ特殊部隊全員の救出が終わっていない。

しかしここからはあまり時間はかからない予定である。

特殊部隊はヘリからロープを伝ってイージス護衛艦に降りることが出来るのでヘリがイージス護衛艦に着艦する必要性がないからである。

一応アウトバーナーの街にはF-22が飛行しているので衛兵が合流地点に来ることはないだろうがヘリを発見されて合流地点に向かわれると面倒であった。

だからこそF-22で衛兵をおびき寄せる必要性があった。

「街の衛兵の様子は?」

俺は使い魔に問いかけた。

「MQ-1Cからの映像では衛兵はF-22に釣られて合流地点とは反対側の森に集中しています。合流地点方向には衛兵は一人もいません。統率は取れていないようで動きはバラバラです」

「じゃあ作戦はうまくいきそうだな」

「えぇ今のところ作戦に支障をきたすような事柄は確認されていません」

「よし。作戦完了まであと少し!気を引き締めていくぞ」

「はっ!」


こうして作戦は無事に終わった。

F-22はアウトバーナー上空から撤退した。

イージス護衛艦は国際独立軍の本拠地に向け舵を切る。

「ひとまずは終わりだな。ただ明日から忙しくなるぞ」

俺は呟いた。




アウトバーナーの街は再び大混乱であった。

衛兵が男爵の館へ引き上げると人質やカイラ達が全員いなかったのである。

それに廊下では執事が拘束されており、デウグルーブとイコルセンテは部屋に閉じ込められていたのである。

それはもう大騒ぎであった。

「なんか黒い物体が私を襲ったんだ!」

廊下では執事が叫び

「いったい何があったか報告しろ!」

デウグルーブは衛兵に向かって怒声を上げる。

しかしアウトバーナーの喧騒はまだまだ始まったばかりであった。


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