終 「対日超党派報告書」/都市伝説の魅力
2年以上前が最終更新だったのに今更更新って……。2年前の雰囲気と随分変わった感じがしますね……。
最近ではアイコンが追加されたのが大きいですね。
連載作品でここだけ定期投稿されていない上に完結していなかったもので……本音を言いますとこの程度の作品が完結するとチアスコアがどれぐらいつくかの実験面もあります(笑)。
唐突に閉めようと思ったのも各々で都市伝説や陰謀論では~的な話をされているというのもあるわけですか?
それもありますね。
さて、本題として25年12月時点で僕が注目した陰謀論は『ジョセフ・ナイ著・対日超党派報告書 日中で殺し合いをさせる』についてです。
簡単に概略をまとめますと、
1 東シナ海・日本海の資源はサウジに匹敵、
2 台湾有事がチャンス、
3 中国軍の日本本土攻撃で日中戦争激化、
4 米軍が手を引き自衛隊と中国軍の戦争に発展、
5 PKOを名目に米国が資源利権を握る、
という5項目があり、日中が疲れたところをアメリカが海底資源を掠め取るというシナリオだそうです。
えっ! ジョセフ・ナイさんは知日家で最近(25年5月)亡くなったと思ったんですけど、
そんなとんでもない内容を発表されたのですか?
簡単に言えば「デマ」です。
この情報を遡っていくと「オル〇ナティブ通信」という日本のブロガーが2006年に作った「創作」であることが分かります。
しかし、この創作を「長周新聞」というネットメディアが取り上げたり、知恵袋の回答に使われたり、最近では有名インフルエンサーやSNSで拡散されたことから20年近く経っても広まり続けているということです。
少なくともジョセフナイ氏が公に公表した「アーミテージ報告」の過去4回(2000年、2007年,2012年、2018年)からはそのような意図は全く読み取れませんでした。
どうしてこんな内容が広まってしまったのでしょうか……。
これは「それっぽい憶測」だからだと思います。
ウクライナについても「ブタペスト覚書」でアメリカとイギリスが安全保障をしておきながら、ロシアが侵攻してきても実働部隊は動かしていないわけです。
ウクライナ以降、「アメリカが台湾有事に参戦しないのでは?」という考えが広がり、昨今高市氏の「存立危機事態発言」によって台湾の問題がスポットライトを浴びたためにこの憶測が拡散しているものと思われます。
確かに今のトランプさんは発言が二転三転することは普通にあるので、アッサリと途中で手を引いて日中の対決にして後から掠め取る……そんな雰囲気があっても不思議ではないですね。
僕もこのようなシナリオは「可能性はある」とは思うんですけど、さも有名人が言ったかのような「デマを拡散」と言うのはよろしくないと思います。
今、立花孝志氏が元兵庫県議の「死者の名誉を棄損」と言ったことで訴訟になっていますからね。
外国の方が相手ですから訴訟されることのリスク的には低いかもしれませんけど、同様の訴訟になったらまず負けると思います。
信憑性の低い情報はSNSの拡散も思いとどまった方が良いと思います。
筆者さんは大手新聞の記事だけを読み解いても「ヤバいことは書かれている」と思われている派ですからね……。
過激な内容やドラマ性がないとインプレッションが付かないので、大きく誇張した発信をやりたくなっちゃう気持ちは分かりますけどね。
でも、訴訟やアカウント停止になったりしてしまえば本末転倒ですから、捏造などをしない真っ当なやり方でやった方が良いと思います。
SNSの信頼度も下がって言論統制や規制されることにも繋がりますからね……。
自分の僅かな利益のために全体の言論が規制されることはやめて欲しいですね……。
◇都市伝説の魅力
まぁ言論統制をさせたい「スパイ」が敢えてやっている可能性も否定はしませんけどね(笑)。
最後に都市伝説の魅力について改めて語っていこうと思うのですが、
都市伝説というのはそもそも子供たちが危険な場所に出かけたり夜出歩かないようにするためにその地域ごとに作られたお話であったことも多いようです。
そのために、「嘘」であったとしてもその地域の歴史や風習、土着思想が強く反映されていると言って良いと思うんです。
「宇宙人であるレプテリアンやヒューメリアンが支配している」とか、「実は影武者が入れ替わっている」とか僕が触れませんでしたが、凄くSFチック絶対にありえなさそうだけど、聞いている分には面白いと思えるのはあります。
ですから、僕は都市伝説や陰謀論がある「背景」や「シナリオの発展の仕方」みたいなものに大変興味があるといった感じですね。
確かに、「全く可能性ゼロ」の話だと広がりませんか、ある程度浸透しているということは、共感を得られているということですからね……。
ただ、誰かが(名誉も含めて)傷つくデマを流すぐらいなら「それっぽい小説」を書いた方が良いと思います。
ストーリーとしては優秀ですし、拡散しているぐらいですからね。
最近はAIが小説を書く際に大きな手助けになると思うので、文才が無くともある程度のレベルまでは書けるんじゃないかと思いますしね。
筆者さんのような「執筆者ならではの発想」の気もしますけどね……。
ただ、”公的機関も怪しい”ところはあるんですよ。
どんなに指摘されたり国民側から反対されても政策を押し通すことがあるんで「あらぬ憶測」を呼ぶんです。
例えばマイナンバーカードはシステムが「カス」なのにゴリ押ししようとしているんで「全体管理社会にしようとしている」とかその類の話ですね。
――僕は意外と「利権」と言う2文字でほとんど片づけられると思っているんですけどね。
本稿の2であったように「憶測」を「お金に換えよう」とされる方も出てくるのでそれを警戒しないといけないですよね……。
悪いことをしてお金を稼ごうという人たちも棲みついているのがこの陰謀論や都市伝説だと思います。
何回も言いますけど、「行間を楽しむ」のが都市伝説や陰謀論の魅力なのであり、
それを小説以外でお金にすることはあまりしない方が良いと思います。
ただ、信頼度が低い情報は「これは憶測ですが」と前提にして書き始めた方が良いとは思いますけどね。
コミュニティに所属しないといけなかったり、お金を支払わないと手に入らない情報には要注意と言うことですか……。
そういうことです。
ただ、「裏に何かあるんじゃないか?」と考えるのは楽しいので、「誹謗中傷にならない範囲」で僕は色々と今後も考えていこうと思いますね。
ということで、2年以上を経て完結しましたが、今後もこのような政治経済と都市伝説や陰謀論的な「行間を読む」ことも考察していきますのでどうぞご覧ください。




