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新生デオンの暇仕事  作者: kazfel
喜びに満ちた調べに共に声をあわせよう
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デオン始動

 1830年10月4日、ベルギーで独立王国を求める声明が出され、新国王にライヒシュタット公爵の名前が出ていた。

 11月29日,30日のポーランド反乱で「ナポレオン2世を新国王に!」という民衆の叫びが起こった。

 ウィーンのカフェの新聞でも、ロシアのニコライ1世の圧政に対し、立ち上がったポーランド民衆は、ナポレオンの大陸軍の幹部だったクロピッチ将軍をかつぎ、ロシア軍をワルシャワから追放したとあった。

「なるほど民衆が街頭で叫んだ新国王が『ナポレオン2世』か。なんだか偉くなったんだな」

 デオンはライヒシュタット公爵がワルシャワにも知れ渡っていることが嬉しかった。

「ナポちゃんはポーランドでワルシャワ大公国を建国したんだぜぃ。ついでに愛人も作ったぜぃ」

 クリームを舌ですくったマシロが述べた。

「その愛人作った話を知ってるか?」

「知ってるぜぃ」

 マシロが2人の客と話し込んでいる間、デオンは店を出た。

 ライヒシュタット公爵を図書館で見つけて問い詰めた。

「君はポーランド王になりたいかい?」

「あの、新国王にの話ですか? ポーランド人の情熱と勇気はフランス人以上です。今のロシアに対して父の恨みをはらせますし。いつまでも、籠の鳥でいられたくもありません! でもデオンさんがどうしてこんな話を?」

 デオンは本棚に寄りかかり、昔の話をした。

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