1 神様は気分屋
「かぁちゃ〜ん行ってくるねー」
「はーい弁当は持ったね?今日は私帰るの遅くなるから鍵も忘れないでね」
「うん大丈夫だよ」
俺は太志17歳の高校2年生!偏差値39のアホ生物!
柔道を9年やって技を全て忘れた男!
金曜日だから少し気分が良いぜ!
「さっさと学校行って授業中にスマホをみようかな」
こう言いながらあまり整理されてないアスファルト道を進んでいく...多分こんな生活がなんやかんやで一番大好き!ずっとこの生活が続きたいね
あんな魔法陣が足元にこなければね
カァァァァァァ
突然足元に現れた魔法陣に気づくことなく足元で触れてしまい目の前が光に包まれる
「ガァァァァ目がァァァ!」
な、なんも見えん!光がまぶたを貫通してくる!
あとなんか地面を踏んでる感覚がない!多分浮いてるはこれ!
「ァァァ....見えるようになってきたな...あ、あれ?おかしいなさっきまで田んぼがたくさんある道を歩いてたのに...どこだここ?」
気がついたら目の前は外ではなく引越してきたばっかりのような生活感の無い部屋の中にいた
「ほんまにどう言うことやこれ...窓はあるけど外は霧がかってて何も見えんな...」
「やぁ」
「!?俺の背後に立つなァァァァァァ!」
「うわ、びっくりした!脅かさないでよ...けど体ごとここまで転移できてるしな一応成功だね」
な、なんだこいつ!?子供?いや老人にも見えるぞ?
「そんなに見ないでよとりあえず落ち着いてね」
「え、あ、はい...」
わ、わけがわからん、外見を捉えようとも捉えられない...
「よしそれじゃ説明をしよう、君は異世界転生される、OK?」
「いや、OKじゃないけど...てかそれだけ?」
「うん、それだけだよ最近神の位が上がって魂だけなら別の世界に飛ばす力を貰えてね適当な生物が転がり込んだくるのを待ってたんだよ」
...まじかよ神様っていたんだな...それに異世界転生か、ほんまにあるんやな、つまり
「異世界で勇者になって魔王殺してこいってこと?」
「?ちがうよただ手に入れた力を使って見たかっただけだからそれに僕は力を与える能力はまだ無いからね」
「...え、それじゃ一般人として転生するってこと...?」
「うん、まぁそれに近いねそういうのはもっと力をつけないとできないからね、まぁ出来ることと言えば持ち物...その持ってるカバンをオマケで持って行かせるぐらいしかないね」
「あの〜今から元の場所に返してもらうってのは...」
「え〜普通に面倒だから嫌だ、それじゃ転生先をこの3つから選んでもらいまーす」
そういうと神はいつのまにか持っていた3枚のカードを渡してきた
「えぇ...どれどれ...『ゴブリンの死体』『女の死体』『魚の死体』...なんで全部死体なんだよ!」
そう大声を上げながら俺は全力でカードを神野郎にぶん投げてやったが普通に投げるのが下手で変な方向に飛んでいった
「いや〜身体の構築はまだ難しくってね(笑)死体に乗り移すことしか出来なくってね今出せるのはこれだけなんだ」
「わかったよ...それで、おすすめは?」
「おすすめはこの女の死体だね、恐ろしい儀式で魂だけを抜き取られただけだから体はまだ生命活動をしているほど新鮮!他の選択はまぁゴブリンは体の一部が骨になってたり魚に至っては骨しか残ってないしね、女以外はスケルトンスタートだね」
「はぁ...それじゃ女の死体スタートで」
「オッケイ!それじゃ頑張ってきてね」
あぁ...言われるがままに話が進んでしまってた...
「あ、そういや女のステータス教えてくれない?」
「え?僕も知らないや、力を見る力も持ってないしね」
「くたばれクソ神」
「そんなこと言うとゴブリンの死体に入れちゃおっかな〜」
「最高な神です!」
「はい、そうだね〜それじゃいってらっしゃい」
そして俺は視界が暗く何も感じなくなりしだいに体の感覚も薄れて何も感じない暗闇に落ちていった...
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う.... うう...頭が痛い...クソ神が...次あったらぶん殴ってやる...けどせっかくの異世界転生だ...チートスキルとかそういうやつはもらえんかったけどな...




