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10-4

 以前より明るくなったグレイスは、学業にもより一層力を入れていた。


「グレイス、なんか明るくなったね」


「え?」


 エルダに指摘されて、グレイスはそれに気付く。


「なんか昔のグレイスに戻ってきたみたい」


「……そうかな?」


「なんとなく。でも、明らかに前よりは明るくなったと思うよ、俺」


「……自分ではわからないけど……。エルダが言うならそうかも」


 そう言って、柔らかく笑んだ。

 恋人になっても変わらない関係としては、学院の同級生で、幼馴染。


「ね、グレイス」


「何、エルダ?」


 不意に名前を呼ばれて言葉を返すと。


「好きだよ」


「……知ってるよ」


 エルダの言葉にそう返すグレイス。

 今も、これからも、ずっと一緒に。


 ――ずっと、愛し合っていきたい。


 それは、お互いの気持ち。


―了―

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