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公爵家に産まれましたが令嬢でも平民でも無いけど可愛い弟と魔法があるので今日も楽しいです  作者: 水那


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姉、日常に戻る


扉をくぐり入ってきた教授はこの2年以上

毎日の様に顔を合わせている教授で、


聞き慣れた声から語られる諸外国の現状は

変化が出ている国もある様で、


とある隣国の話になると急に口の動きを

鈍らせ言葉を選び出したのを見て、

心の中で首を捻りつつ、教授の濁し

遠回りで表現した言葉を集約すると、


ミランダの生まれた国の情勢が、

危うくなっておりいつ均等が崩れるか

になっている。


と言うが、


「間も無く終わる。と言うより

崩壊中ですわ」


優雅に紅茶を飲み、微笑みながら

アメリアが告げた言葉に、

マリーが目を大きく開けながら驚き、

ルイは知っていたのか、表情は動かない

が、握っていた拳に力を入れ、


自分は、なんとなくそんな気が

していたので、微笑みつつ、


「吟遊詩人が歌い綴った物語では、

皆が楽しく過ごしている。

そう歌っていた記憶があるけれど」


情報を得ようと話題を続ける話を

振ると、


「あら、そんな歌があったわねぇ」


どこか揶揄する表情と言葉に


「幸せは脆かった。という事?」


気付かぬふりをし尋ねると、


「絵空事だったのかも知れませんわ」


幼子に言い聞かせるような柔らかな声を

言葉に何も返せずにいると


「真実よりも膨張したり、嘘を加えたり、

ありもしないと言う事か」


ルイの怒りの色が隠れた言葉に、


「情報というのはそう言う事も

ありますわ。全てを間に受けず正しい判断

が必要になるのは当たり前のこと」


アメリアの言葉に、確かにと小さく頷き


「だからこそ知識が必要なのです。

嘘か本当かを見抜くための知識と

嘘を否定せず、利用し優いに立つ為に」


お分かりなりました?マリーさん。


視線だけで告げられた言葉にマリーは

驚いた表情をしたものの、

すぐに真剣な表情に戻り深く頷き返した。


学園を卒業したのちマリーが過ごす世界は

今と一変する。

自分達とも簡単に会えない身分となる。


寂しくなるなぁ。


2人のやりとりを眺めていると、

不意にアメリアと視線が合い、

にっこりと微笑まれたので不思議に思い

つつも微笑み返すと、


「エスメさんにお聞きしたい事が

ありますのよ」


ふんわりと傾げられた表情は

とても年相応の幼さを混じった

可愛さに、すぐさま、


「なぁに?」


姉心がくすぐられ瞬時に返事を

返すと、


「ルイ、マリー。下がりなさい」


従える程の強い言葉と声に驚き

ルイとマリーを止めようとするも

ルイが首を振りマリーを連れて

部屋の外へと出ていってしまった。


慌てアメリアを見れば、

当然だと言う表情と態度に、自分は

どう対応するべきが迷うが表じる中、


「エスメ、貴女に聞きたい事があるのよ」



ブッマークや評価、いいねボタンをいただき誠にありがとうございます。


ネタバレを含みますが短編に本編終盤の弟ディランの心境と日々を書いております。

お時間ありましたらお読みください。

https://ncode.syosetu.com/n4082hc/


お手隙の時間ありましたらお読みいただけると嬉しいです。


お兄様、隣に居る令嬢は誰です?婚約者のお義姉様はどうなさったの?大変!廃嫡とざまぁを回避しなければ!

https://ncode.syosetu.com/n9341hw/


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