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休日なのに、平日より疲れる!

活動報告にも書く予定ですが、これから受験であまり執筆できる環境ではなくなって来ています。なのでこれから少しの間、ペースを落とす事になるとは思います。

ですが、執筆事態は続けていくつもりなので、最悪月1更新になっても、続けます。

長々と、そしてこちらの事情でお待たせすることになり、申し訳ありません。

 朝。俺は約束を果たすべく、職員室を訪ねていた……。


 ノックし、返事が帰って来たので扉を開け、入る。


「失礼します」


 中には連なった机が置かれているが、そこに居るのフェーン先生ただ一人だ。基本的にこの学園には副担任の先生は居らず、一つのクラスにつき一人しか教員がいない。

 俺が扉を閉めたのを確認して、先生が口を開く。


「アルトレアか。何の用だ?」


「用事が出来たので、王都に行きたくて。転移陣を使いたいんですけど……申請書とか必要ですか?」


 俺は先生に用件を伝える。転移陣は学園内に四ヶ所あり、この学園に初めて来た時もその一つに、王都から転移して来たのだ。


「いや、別に申告だけで構わない。先に外で待ってろ」


「ありがとうございます……失礼しました」


 俺は机に置かれた書類の束から紙を引っ張り出し、何やら書き始めた先生にお礼を言って、職員室を出る。


「ふぅ……こんな軽い感じで良いのか? 王様に会いに行くのに……」


 ちょっと出掛ける感じの心構えで階段を下りる自分に問いかける。

 なんか、こう、もっと王様に会う時って朝からガチガチで……みたいなのを想像していただけに、少し戸惑う。

 まぁ、王様も結構気さくな人柄っぽいし、大丈夫だろう。

 唯一の心配は元クラスメイトと会う事だが……和樹や凜が王城から来たと言っていたので可能性が無いわけではない。が、他のクラスメイトもきっと各地に散らばってたりするのだろう。

 そう! きっとそうに違いない!










「紹介しよう。こちらの皆様は近々起こる()()()()()に対抗すべく、異世界から参じた勇者達だ!」


「い、異世界……の」


 ……あんな事、思わなければ良かった! フラグじゃん、おもいっきりフラグじゃん。


 俺は王城にて王様と、二度目の面会を果たしていた。


「ま、戸惑うのも無理は無い。なに、少し顔合わせをと思っただけじゃ。貴君がここへ来る機会も増えるだろう。先に紹介しておけばいざこざも起こらぬだろうしな」


「え、ええ」


 生返事な答えを俺が返してしまうのもおかしくない……はずだ。

 何故なら普通に殆どの元クラスメイトが揃っていて、対面させられているからだ。何名か……和樹や凜を含む数名がいないのは派遣されているからか?


 ……それより、聞いた――いや、読んだ事のある単語が出て来たな。


 魔王の集い。


 俺が転生する前、神様の和室にいた頃、縁側で目にした覚えがある。

 確か、魔物国家と周辺国に恐れられている『ララフィジア』に、魔王に至ったモノが集まる事を指していた筈だ。

 

 不思議と俺の記憶――この世界に転生する前の記憶が残っている。

 それは同じ魂だから……というわけではなく、完全に『定着』している。

 が、まだ小学校にも入っていなかった時の記憶や忘れてしまった事は、当然ともいえるが覚えていない。

 これが神様のアフターサービスなら嬉しくはあるけど……。


「レト・アルトレア……です。皆さんと同じく、学問に励む学生です。ここで顔を合わせる機会はこれからあると思いますが、よろしくお願いします」


 俺が無難に挨拶をした後、王城仕えのメイドさんにテラス付きの応接室まで案内してもらう。初めて王城に来た……というか拉致された時はテラスはついていなかったと思うので、別の応接室だろう。

 王城ってやっぱり広いんだなーと、テラスから見える空を見つめながら思っていると、王様が入ってくる。


「お待たせ致しました」


「それでは失礼します」


と、丁寧に礼をして二人のメイドさんが部屋から出ていく。

元から部屋に居たわけではないので、おそらく王様達に付いていたのだろう。

俺は王様と共に現れた綺麗な女の人と、そばにいる二人の青年に会釈する。


「レト・アルトレアです。改めまして本日はお招きいただき、ありがとうございます」


俺がそう言うと、女の人が控えめにクスクス笑う。


「ふふ……そんなに固まらなくても大丈夫よ。ね、あなた」


「そうだな、無礼講というやつだ。しかし、そもそも君は要人であり、最低限の礼儀を弁えている。いつも通りで大丈夫じゃ」


 と、王様も微笑む。やはり女の人は女王さまか……するとこっちの二人は――。

 俺が視線を向けたのに気づいたのか、二人の青年は順に口を開く。


「第二王子、デフィス・セルカトブルド。歳は十七だ」


「僕は第一王子のアルス・セルカトブルド。えっと歳は十……九かな」


 王族に囲まれる中、お茶会は始まった。

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