表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私、佐藤明美はこの度転生しました  作者: ふくしま犬
グリモワール学院編
94/218

第九十八話 決勝

ついに今日は個人戦、団体戦の決勝戦が行われる日だ。


「王様が来られたぞ!」

今日のグリモワール学院内はその情報で持ちきりだった。


「モモコ、王様を見に行こうよ」

サラが誘ってきた。


「ごめん、私はちょっと用事がある」

「わかった。仕方ない」


サラは一人で教室を出ていった。



いよいよ決勝が始まった。決勝戦はやはり上級生同士の試合だった。


学校内は人がおらず、もぬけの殻となっていた。


私はこの機に乗じてホワイト先生の部屋を訪れた。


さすがにホワイト先生は部屋の中にはいなかった。

先生たちは今決勝戦を見にいっている。


例の壁に空いている穴を見つけ、その中に隠されていたものを採りだした。


それは古びた日記だった。


「名前は・・・クライ。私のお母さんのものだ!」


かなり年季が入っていて、埃まみれであった。


何が書いてあるのか気になった私は日記を適当にめくってみた。


偶然開いたページにはこう書かれていた。


『七月十一日、今日は実験を行った。これは誰にもまだ言っていない秘密の実験だ。もしこの実験が成功したなら親友のミルだけには打ち明けようと思っていたが、見事に失敗した。でも私の考えでは必ず成功するはず』


秘密の実験?お母さんはいったい何を調べようとしていたんだ。


私は続きが気になって次の日のも見た。


『七月十三日、昨日の実験失敗の影響が体に現れたのか、かなり疲れた。そんな日に限って、ジャンゴーラさんはデートに誘ってきた。さすがに断ったが、彼は少し寂しそうな顔をしていた。やっぱりデートした方がよかったかな』


この当時お父さんとお母さんは付き合っていたのか。

にしても自分の親の青春時代を知るのは、こちらまで恥ずかしくなる。




とその時部屋の扉が開かれた音がした。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ