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召喚少女は魔王様?  作者: 橘可憐
未開の森
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9 水魔法MAX


恐ろしいほどの殺気を確かめるべく外に出ると結界の外は魔物であふれていた。

いわゆるこれがスタンピードってやつか?

それにしても何でここ、この場所に溢れかえっているんだろう?


とにかくこの魔物たちを如何にかしないと、

ここなら結界のお陰で襲われる心配もないし、

とにかく出来るだけ冷静に討伐することに決めた。


でもどうせなら魔法レベルを上げるのが正解だよね。

森の中という状況を考えて取り合えず水魔法のレベル上げだ。


銃から発射する魔弾を水魔法にすればいいんだよね?


早速『ウォーターボール』と考えながら銃を構え撃ってみる。

両手に構え手当たり次第に撃ちまくる。

溢れんばかりの魔物の山、手当たり次第でも必ず魔物に当たっていく。

ウォーターボールと言う初級魔法だと言うのに面白いように貫かれ、

次々と魔物が倒れていく。

しばらくするとウォーターボールMAXと頭に浮かぶ。


いい感じいい感じ。


次は『ウォーターカッター』に切り替えて撃ちまくる。

しかし気が付けば結界の周りは魔物の死体で溢れかえり、

次の魔物の気配はあるのに屍を超えてこれないようだ。


「どうしよう」


兎に角この魔物の屍を如何にかしなくては・・・


取り合えずマジックポケットにでも入れておくか。

結界から届く範囲の魔物の屍を手当たり次第に入れていく。


考えてみたら自分の周りに結界を張れば

結界の外にも移動できると思いつき、

自分に結界を張り、

手当たり次第にアイテムポケットに魔物の屍を入れては

魔弾を打ちまくるを繰り返す。


ウォーターカッターもMAXとなりウォーターランスもMAXになり

次にウォーターシールドだがシールドで攻撃が出来るのか?

まぁやるだけやってみよう弾なんだから大丈夫だよね。

思った通りウォーターシールドでも攻撃が出来た快調快調。


「やっぱり銃って思った以上に凄いんじゃない」


疲れたら小屋に戻り少し休みお腹が空いたら食事して、

結界の中で安全に戦えるこの状況、

そして魔法のレベルが上がっていくこの快感

まだまだ頑張れそうだ。


それにしてもいったいどのくらいの魔物がいるんだろう、

一向に減る様子がないと言うかいまだ結界の周りに溢れている。


アイス、フリーズ着々と魔法のレベルをMAXにして

新たに覚えたアイスランス、アイスストーム

そしてタイダルウェイブ、ダイヤモンドダストと

最上級魔法のレベルもMAXとなった。


ここまですでにほぼ6日がかかっている。

途中途中休んではいるがさすがに疲れたゆっくり寝たい。


次に風魔法か雷魔法でもと考えたが、

終わりが見えないこの状況はもう疲れた一気に勝負をかける。


銃を使わずに『ダイヤモンドダスト』を唱えてみる。

さっきまでは弾が貫く少数の魔物相手だったけれど、

さすが最上級魔法さすがレベルMAXそして広範囲、

その威力はすさましいものがあった。


何回か唱えると溢れかえっていたはずの魔物たちのほとんどが倒れていた。


本当に疲れた。


兎に角この魔物たちをアイテムポケットに入れたら

気が済むまでゆっくり寝てやる。

最後の気力を振り絞り魔物たちの屍を片付けていった。



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