87 初の盗賊団
私は荷台の後部でくつろいでいた。
Yo〇iboの様な堕落型クッションが作れたのだ。
以前スライムゼリーで作ったスライムシートで
ウォーターベットを作れないか考えた事があったが
中を水ではなくスライムのしずくを使ってみた。
ランタンに使った時に
水の様だと思ったのをヒントに使ってみたのだがこれが快適
一つ一つが溶けあい塊となり適度に粘度と硬さもあり
身体の形にジャストフィットして
まるで水に浮かんでいる様な心地良さ
いやこれはダメだわ
気を抜いたら惰眠を貪りまくりだわ
荷馬車の改造のお陰で
整備されていない道でもあまり揺れなくなり
こんなに快適で良いのかってくらい
そのうち荷馬車や箱型馬車をもっともっと改良して
ベ〇ツやB〇Wの様に高級馬車として売り出して一世風靡させようか
ああ、ダメだ体が緩いと心も緩くなって馬鹿げた事を考えてしまう
護衛がこんなにだらけていたらダメでしょう
今回は同乗させて貰っているんじゃなくて
護衛として同行しているのだからそこはしっかり仕事はしなくちゃ
私は改めて気を引き締めてマップを開き魔物の気配を探る。
街道のすぐ傍には魔物の気配は無いが、離れた場所には結構居る。
テレポート出来る範囲はテレポートして
鞭を突き刺し鞭で回収してアイテムポケットに入れ
珍しい素材があればついでに採取して馬車に戻るを繰り返した。
ドモバスに入ってからは何だか景色も変わったようで、
草原があったり林があったり山があるかと思えば畑もある
何処までも続く同じ景色と言う感じではない。
そして見つける竹林、竹は結構重要な素材だ
これが春だったなら筍も手に入ったのかもと思いながら採取する。
結構真面目に護衛の仕事を果たしながら旅を進めた。
お昼に食事のために休憩し夜は野営をして過ごし
魔物の気配によっては夜も討伐してと順調かと思われたのに
とうとう盗賊団に出会ってしまった。
初体験
結界を張っていたお陰で被害はまったく無かったが
チャリオットが張り切って討伐していたので
私も鞭の手加減を使って攻撃し盗賊たちを捕縛した。
チャリオットはアジトも見つけ
残りの盗賊もいる様なら壊滅させたいと言うので
それらしい気配のある場所を見て回り壊滅させた。
捕縛した盗賊達をどうするのか話し合ったが
ゾロゾロと連れて行くのも面倒くさいので
本当ならあまり見せたくなかったが転移門を使った。
転移門を作って置いた街へ行き衛兵を門の前で待機させ
チャリオットにその対応を任せて
私は次々と盗賊達を転移させた。
捕り物騒動と盗賊引き渡しでかなりの時間と労力を使ったので
面倒くさい事はすべてチャリオットに押し付け
私は先に休ませてもらう事にした。
いいよね、昼間はちゃんと魔物討伐に精を出しているんだから
そう言い訳しながら、先に眠りに付いた。
読んでくださりありがとうございます。




