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召喚少女は魔王様?  作者: 橘可憐
新たな冒険の前に

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105/166

105 アサギさんはやっぱり凄い

ブックマークありがとうございます。


「このドモバスでの目的は果たせたし

ダンジョンも攻略出来た事だしこれからどうしよう」


ウィンディーネ様ダンジョンを出てからチャリオットと話していた。


「そうですねぇ」


チャリオットは少し考えている様子


「フェニックス様とアダマンタイマイ様の加護を貰いに行くのは前提として

今のうちに済ませておきたい事とか何かある?」


私がそう聞くと


「それでしたらティンバの街で色々と情報を収集したいですね」


チャリオットがそう答えた。


ああ、あのナイスミドル様やインテリ様はとても情報が速そうだよね

チャリオットは特に親しいようだし

私も拠点の様子も見たいしそうだねひと段落着いたらティンバだね。


「じゃぁ、その前にダムデムのアサギさんに

マグロのおすそ分けに行っても良いかな?」


「ええ、構いませんよ」


と言う事でナルシェの製麺場へと向かうと

びっくりする程建物が大きくなっていた

そして孤児院かと言う程の子供達が居た。


「アサギさんは居ますか?」


私はそのうちの一人に聞くと今は王都の方に居ると言う


「じゃぁ、そっちへ行ってみます」


そう言ってその場を離れラーメン屋さんを覗き

醤油ラーメンを注文しながらアサギさんの事を聞いてみた。


「王都で何か始めたい事があると言って色んな人に声かけてました

そしてあちこちの村や町から孤児たちを引き取って来て

今は王都の工場地区で準備をしてると思います」


そう教えてくれた。


やっぱりアサギさんの行動力は凄いなと心から思った。

そしてきっと色々と実現させてしまうんだろうと

これだったら私の投資も失敗では無かったって事だ

どうかアサギさんが無理をしていません様にと願った。


出て来た醤油ラーメンは麺がちゃんと中華麺になっていて

さらに美味しくなっていた。

卵の威力ここでもかって納得してしまった。


その後ダムデムの王都に行きアサギさんを探すと

お醤油工場の近くの工場を改装していた。

空いていた工場を買い取ったそうだ

それじゃぁ私が先行投資で渡したお金じゃ足りないだろうと

私は冒険者ギルドからお金を引き出しさらに投資した。


アサギさんは申し訳なさそうにしていたが

アサギさんの事業が上手く行く方が先決で

私がこれから楽して色々手に入れられる事を考えれば安い物だ。


それでどんな構想なのかを聞いてみると

私との約束通り乳製品を作る工場はもちろんの事

精米工場も作るつもりだと言う。

やっぱりお米は日本人の心だからねそうなるよね

そう考えていると

思った以上に孤児たちが集まったので

自給自足も考えての事らしい。


それじゃぁとかねてより考えていた精米機を作った。

ただし電気が無いこの世界だから

魔力で動かすことになると説明したら

その辺は子供たちの魔力操作などの訓練にもなると喜んでいた。


所でとアサギさんにさらに提案した。

米糠って有能なんだよ知っているかも知れないけど

掃除用や料理用に糠だけで売っても良いし

糠を使った石鹸を作っても良いし何なら美容液もお願いって感じ

と言う様な話をしたらそれも喜んでいた。


問題は色々と管理が大変だという嘆きを聞いてふと思いつく

あのタブレットにエクセルとかワードとか

スケジュール機能とか取り付けられたらもっと便利になる?

後で挑戦してみようとそう思った。


そして絶対に必要だよねと

大型冷蔵庫とアイテムボックスもいくつか作った。


本当ならダンジョンへ行く子供達に

マジックバックも提供したいけれど

マジックバック目当ての冒険者に襲われる危険の方が高いから

子供達の安全を考えたら安易に提供は出来ないよね。


そしてアサギさんに

出来れば子供達に教育もして欲しいとお願いすると

アサギさんもちゃんと考えていた様で

朝は読み書きを、夜は計算を教える時間を作っているそうだ

やっぱりアサギさんって凄いと思った。


さらに以前に助けた召喚者様達にも

色々と手伝って貰う事になったから後で紹介すると言われた。

それもちょっと楽しみかも


アサギさんのやる気と行動力を見て私も元気が出た。


目的だったマグロなどを大量におすそ分けして

私達はティンバの街へ戻った。



読んでくださりありがとうございます。

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