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召喚少女は魔王様?  作者: 橘可憐
ドモバス帝国

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102/166

102 釣り三昧


海辺へ着くと小型船とボートが何艘か並べられた船着き場があった。


私達はそこで木札を渡し小型船を借りた。

アイテムボックス持ちの職員が

ダンジョン内へ船を運んでくれると言ったが

私はそれを断り自分のアイテムポケットへ入れ

ダンジョンへと向かった。


ダンジョン洞窟の入り口は

上部の岩が軒の様に大きく迫り出していて

何だか洞窟の中の洞窟と言った感じだった。


そして洞窟に入るとすぐに広い砂浜があり

その砂浜は左右に何処までも続き

目の前には雄大な海があり大小さまざまな島が幾つもあった。


砂浜を探索するか、島に渡り島を探索するか

それとも海を探索するか悩むところだったが

少し砂浜を歩いてみた。


すると浜辺に小さな穴がポコポコしているので

そこを採取してみるとアサリやハマグリなどの貝が採れ

魔物はヒトデの様なのが水辺を徘徊しているだけだった。

一応倒してみたが魔石しか落とさないので後は無視した。


私とチャリオットはアサリとハマグリを少し採取して

船を出し魔力で操縦しながら沖の小島に渡ってみた。


岩場ではサザエやウニが採れ潜ると昆布やアワビも採れた。


陸にイタチの様な魔物や大きなネズミの様な魔物がいて

倒すと魔石と皮をドロップさせた。


しかし陸で採取できる物は無かったので

やっぱり海ダンジョンと言うだけはあると思いながら

さらに沖に船を進めると

海の中にはサメの様な魔物や大型のカニの様な魔物もいて

私は鞭で攻撃出来たがチャリオットは難儀していた。


このままではこのダンジョンでは手も足も出せないと悔しがり

どうし様かと話し合った結果短剣を投げて攻撃するから

短剣を沢山作ってくれと言いだした。


作るのは構わないがどうせならとクナイのような形にして

細い丈夫な鎖を付け回収できるようにしてみた。


もちろん短剣も鎖もヒヒイロカネで作り

軽量化させるために兎に角鎖を細く丈夫にとイメージして

そして効果付与して仕上げる。


流星のクナイ

流星も切り刻むと言う命中率+50%

全能力100 攻撃力350 会心率+10% 命中率+60%


クナイで認識されたよ、びっくりだね。


早速チャリオットに渡し使い勝手を確かめて貰うと

5m程の範囲しか攻撃出来ないがこれなら大丈夫と

何度かあちこちに投げて確認していた。


鎖も難なく手繰り寄せることが出来て

船の上からの攻撃だったら

これで十分だろうと喜んでくれた。


そこからは二人で魔物を見つけると一本釣りの要領で

私は鞭でチャリオットはクナイで魔物を船の上に引き寄せ

船の上でとどめを刺す攻撃を繰り返した。


何がって海の中へドロップ品を取りに潜るのが面倒だったから


そうしてかなり沖合に出て

偶に見つけた小島に立ち寄り休憩しながら海を進んだ

なるべくマップを埋める様に進んだ。


沖の深い所には当然シャチの様な大型の魔物や

クラーケンと言ったイカなのかタコなのかと言った魔物や

ダイオウイカの様な超大きなイカの様な魔物などもいた

そして何より嬉しかったのがマグロだった。


大型の魚型の魔物の中には切り身をドロップするのもいて

それがまんまマグロの身だった。

赤身だったりトロだったり

キハダの様だったりメバチの様だったりと

それぞれ姿が多少違うけれど

どれもこれも美味しそうなマグロその物だった。


その他にもタラやマンボウの様な白身の切り身をドロップしたり

海の底の方ではヒラメやカレイの様な魚もいたり

もっと深い所にはあんこうもいたりしたので

小魚は無視して大型の魔物ばかりを

二人で夢中になって釣りの気分で討伐していった。


気が付けばすっかり疲れていたので

島を見つけ上陸してゲルを設置してゆっくり休んだ。


海は殊の外疲れるらしく

いつも以上の疲れ方だったので

早速鉄火丼でお腹を満たし軽くお風呂に浸かってから

熱中症に気を付けるべく

蜂蜜レモンと麦茶を大量に作りアイテムポケットに仕舞い

念のためにチャリオットにも多めに渡しておいた。


そして明日も釣り三昧だと思いながらベットに入った。



読んでくださりありがとうございます。

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