出会いの季節?
っと言う訳で夏休み前にいつもの泉美高校の近くにある喫茶店「Jokers」に陽介たちに集合を掛ける。
最近形になりつつある為にROSAエリアの後輩たちが大体10人集まる。
「おー、夏休み前に悪りーな、あと七夕集会お疲れ。」
「「ういーっす!!」」
「てな訳でまたまた合コン企画を行います!!」
「むっちゃん!?聞いてないよ?そんなの。」
「いや、晶子と俺は一緒に主催側予定だ。誤解するな。」
「ふぅん、まあ一応話は聞くよ。」
「さて、お前らで彼女いない奴、手を上げろ!
・・・・6人か、陽介や信二他参加者から前にやったカラオケ合コンの話は聞いてるな?」
「「はい」」
「で、だ。若女と泉美・・・・うちの女子を集めて合コンを行うつもりだ!!ただ時期は海の家の混み方もあるからお盆明けの17日を予定している。」
「「「おお!!」」」
前回の合コンは無料だった事もあり大盛況で「次はいつ」と言う声が絶えなかった。
「で、晶子さ、”合コン出たい”とか”いつやるの?”みたいな話女子からなかった?」
「2年の先輩からは”むっちゃんさんから話出たら言って?”ってのは言われる。」
「だろうな。」
「で、今回も目玉になるであろう霜月の参加が確定している!!」
「「「おおおお!!」」」
「って事はだ、女子で参加希望者が増えると予測している。そこでだ、一応男子5,000円女子3,000円の会費を考えてるんだけどよ。いけっかな?」
うちの若い子らに聞いてみた所興味津々で5,000円なら大丈夫じゃないかと言う話。
晶子曰く「女子の方は先輩に聞いてみるよ。多分大丈夫じゃないかな?」と言う話。
前回で彼女が出来た陽介信二他2名には彼女経由で話を回してもらう。
それ以外にも男どもにそれとなく参加したい奴を探すように指示した。
男女15人づつで男75,000円女45,000の予算12万・・・そのうち6万を海の家へ払い6万で飲食代だ。
正直俺の儲けはない・・・ってか主催しても俺のメリットはない・・が、イベントとしての楽しさと海の家への上納金の為・・か。
お盆までは海の家は稼ぎ時なので、繁忙期を過ぎた8月のお盆明けを予定している。
お盆明けで純利だけで6万てのは悪くないはず・・・・そこに海の家を閉める前&お盆で余った食材が捌ける・・と、
お題は「残り少ない夏の思い出を新しい彼氏や彼女と!」てな感じだろう。
「むっちゃん、私も主催って・・・何するの?」
「まあ準備と俺の補佐かなあ、アシスタントって奴。」
「あと、若女に声かけるのも正恵とか恵子に回してもらおう。俺から話するから溝口家に呼んどいて?で、晶子も一緒に話するべ。」
「いいよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
終業式・・・・
またまた「Jokers」に集合した。
「おー、塩梅はどうよ?」
「男子は入れ食いで激戦ですが・・女子の方は結構微妙でした・・・」
「若女の方がそれなりに話来たからそこでなんとかするよ。」
と、言う訳で男の方は15人余裕で揃い、女子の方はなんとかぎりぎりって感じで揃った。
男子の方はやっぱ、前回の噂が効いてるんだな。カップル4組出来たし・・・
女子の方は3,000円の会費ってのと泉美から海までの移動が一部の・・てか半数以上の女子的には厳しい様だった。
泉美は男子の方が多いからなあ・・・お金掛けてまで・・・って感じなんだと思う。
だから泉美で埋めるのは厳しかったがそこは出会いのない若女組の威力があり、その力で埋まったって感じだ。恐るべし女子高・・・・
そうなると運営側としてはどれだけ食材費を浮かし、どれだけ楽しい企画にするか・・・だ。
とりあえず今回は海の家でバイトをしてその辺を色々上手くやろうと思っている。
「晶子ー、俺と一緒に海の家でバイトやらない?」
「あ、やるやる。」
「時給は800円だけど楽だからw」
「むっちゃんと一緒だから別にいいよ。」
バイトがしたいのではなく「俺とバイト」がしたかったらしい。
「後でその辺はいさ君とこ行ってこの件と一緒に話するべ。」
「うん。それはそうとむっちゃんに水着見せてあげられるね。」
「際どいのだと没収な。」
「エー?」
「と言う事で後で登校日までに話回すから参加者に連絡よろー!」
「「「はい。」」」
解散後、隠してあったバイクでいさ君の家へ向かう。
夏だから2人ともお揃いの半キャップ。俺は開襟だからバタバタ言って背中から風が入って涼しい。
「いーさー君!あそぼー!!」
「・・・・んだ、石沢かよ・・なんだよwあそぼーってw」
「あー、イベントの話。海の家お盆過ぎから20日の閉店まで暇だべ?そこへ合コンイベントするー。17日大丈夫?」
「なんだそれ?日にちは大丈夫だろうけど・・・面白そうな事すんなーwどこの女らだ?」
「若女と泉美だな。いさ君たちは可愛い彼女いるから参加はダメだべw」
「でも見に行くわ、w」
「んで、利用料6万で食材とか入れて10万位海の家へ入れるよ。」
「お盆明けでそれなら悪くねーな、」
「でしょ?」
「おー。」
「一応盆で残った食材もそこで使えるって訳よ。」
「頭いいな、お前。」
「後、俺と晶子もバイトしていい?色々経費節減考えたいのよ。料理とか。」
「おー、先輩とか上に言っとくよ。シフトはまた後でな。」
「了解。」
「あー、後、俺らの引退のパーティーもすっから頭入れといてな?」
「いつくらい?」
「お盆前だなー。瑠羅のパーティーだからでけえよ。」
「うへー、俺2度揚げの唐揚げとか作りたいんだけど・・」
「ちなみに俺も料理できんぞw」
いさ君は家庭環境良くない環境で育った。親が放置気味であり弟に色々作ったり自分で料理したりした結果、料理が上手なのであった。
転生前にいさ君と一緒に働いてたんだが、一緒に働く前は4人分の飯をいさ君が作っており、1人辞めて俺が代わりに入ったときに俺が料理番に変わったと言う事があった。
その位俺といさ君はそこそこ出来るのだ。
「まあ料理しながらメニューは増やすよ。」
「地場の蛤とかは安く入るからよ、うまく使えよ。」
「酒蒸しとバター焼きと焼き蛤か・・・酒が進むな・・・・」
「・・・・おー、ならイカも仕入れっか、」
「イカ焼きはいいな・・・」
「あと枝豆は利益でるべ。A県特産だし、」
「冷奴スーパーじゃなく町で作ってる豆腐使えばあれめっちゃ美味いし原価も安い。」
「・・儲かるんじゃね?」
「今年猛暑っぽいしな・・」
「「フフフ」」
「・・・むっちゃん達不良の会話じゃないよ・・・」と晶子に言われた・・・・
だが料理ができる同士・・色々話は弾むのであった。
帰り・・・
「晶子ー、美味しいもの食べさせてあげるな、バイトで。」
「普通それ女の方がが言うセリフなんだけどね・・・」
「しゃあない、料理好きなんだもん、」
「んじゃ一緒に料理しよ?」
「んだな。」
俺の学生生活最後の夏は楽しくも忙しい夏になりそうだ・・・・




