聖夜?
全体の集合場所である若葉工業団地に到着した。
AM1時ちょい前、各支部大体到着した。
台数は100台位。サンタ服を着た奴もちらほらし、バイクの装飾もいつもより綺麗だ。
しかし、気温1桁の中バイク乗るのが100台とは気合い入ってるねー。
例の信男君や友達達の男女「中坊ズ達」数台も来ている様で、「あ、晶子ー!」とか声が掛かる。
トシが、「和さん、幹部は一回集合です。」と、言うので、「幹部集合だからちょっと晶子を預かっといて?」と中坊ズに頼む。
「晶子に何かあったら"陽光支部の新しいサブの彼女だから"って言えばなんとかなると思うから、宜しく。」
皆が「はい!分かりました。」と・・・・一人以外・・・あれが信男くんかな?
「え?むっちゃんさん幹部なの?」とか後ろで聞こえるが、「好きでやってる訳じゃないんだよーん、」と言いたくなる。晶子守るためにもザブって肩書きを使っとくだけだ、
幹部が勢揃いしてる場所でミーティングが行われた。
まあ、俺の紹介の場だ。
初め総長から俺の紹介が行われ各支部幹部と顔合わせ。その後、ルートや先頭ケツ持ちのバイク決めが行われ、その後演説となった。
「みんな集まってくれよー!」・・・押ー忍!
「集まったら座ってくれよー」・・・押ー忍!
「今日はよー、砂原市通ってよー!」・・・(以下略
(やだー!砂原って言えば「殺戮」の大きい所がある所じゃないですかぁ・・・・)
「そこから国道降りてよー、港通って戻ってくるからよー」・・・(以下略
「殺戮当たっても喧嘩上等だからよー、皆気合入れてけよなー!」・・・(ry
「んでよ、皆に報告だけどよー・・」
「陽光支部は同期いねーからの頭は1個下のトシなんだけどよー、トシのの補佐でよーうちの同級の若葉二中出身の和を付けるからよー」
和「引退までさほどなく、ROSA張って来た総長幹部程力ないけど、気合い入れて頑張るのでよろしくよー」
いさ先輩「みんな目掛けてやってくれやー」
その後、先頭のバイク、ケツ持ちのバイクを説明した。
「それじゃエンジン掛けてくれやー!!」
・・・あれ?クリスマス集会じゃなかったの?殺戮?あれれ?
俺は嫌な予感を感じちゃった・・・・・
「むっちゃん格好良かった・・・」晶子の目にはまるでハートマークが見えるようだった。
「美姫、話聞いたよ、頑張れ、」「はい、むっちゃんさん何?幹部になったの?」
「あ、形だけみたいな物だよ、目立つの嫌なんだけどなw」「じゃ、晶子、いこっか?」
「寒いから俺に引っ付いときな?」「うん、」
エンジンを掛ける「ウオン、ウオン、ウオン」CBXの排気音が響く。
トシが「和さん、出ます」って言ったので、同じタイミングで出る。
いつものポジションには付くがたまに後方まで回り晶子の友達の様子も見る。
「ワーンワンワン、ワーンワンワンーバー・・・・」直管の音が響く。
流石に100台・・車合わせれば130台ともなると長さは数百メートルになる。
「あ、美姫ー美姫ー」晶子が美姫に手を振る。「晶子ー」振り返す。
今日は秋雄の妹の正絵や、溝口家の常連の斎藤恵子ちゃんも中坊ズに乗っかり来ている。
まあ、楽しそうで何よりだ。
俺は、右に左にバイクをすり抜けながら中坊ズを確認してまた前へ戻る・・て事をしながら移動した。
「むっちゃん、たのしーね。」「喧嘩にならなきゃねw」「あ、サンタ服の人いるよ?」
「あれはお約束なんだよw」
・・・集会では運転交換は降りずに運転しながら交代と言う(股をくぐる感じ)事をしたり色々見どころはある。
そして・・・砂原市の市街地へ入った所・・・・
「ワーンワワンワンワーンワワンワン」
反対側から音と光の集まりがこちらに向かってくるじゃーありませんか?
「おめえw幹部になっていきなり喧嘩かよwおいw」思わず草が出ましたよ・・・・
「前から別チーム来ます。」「おー一回止まれ!!」
あちらも何か100台はいるっぽい・・・・
何このカオス・・・・・
これで喧嘩なんて新聞ものだろ・・・・死者出るわ・・・・・
バイク、車の車列が止まった・・・・・
「おー!幹部ちょっと前こいよー!!」
俺は中坊ズの所へ晶子を連れて行き「晶子頼む、ちょっと待ってて、」と言って急いで前へ行く。
ROSA総長「笹川 功」とROSA幹部、反対側に殺戮砂原本部「宮村 義之」と砂原殺戮とB県の殺戮。
「おー、功よー、うちの地元であまり暴れんなよw」「おー、悪い、逆によ、うちの港通ってよ、一緒に走ってチャラにするべよ、義之。」
「功、1個貸しだなw」「わかったよwんじゃ演説一緒にすっか、」
「幹部、チームのバイク皆左に寄せさせてくれ、」「車はROSAは進行変わるからその辺幹部で話回してくれ」
「バイクは止めたらここへ集合!」「各幹部、支部に徹底しろ」
俺も含めて幹部はROSA側に指示をだす。
「単車左に寄せろ!寄せたらROSA集合!」「合流すっから!」
走りながら指示を出す。
「晶子、ちょっと待ってて。」「むっちゃん・・」「話し付いた、喧嘩にはならない」
「お前らも単車並べて、女らいっからまとまって動いてくれ、離れない様にしてな、なんかあったら俺の所へ、」
「女連れてかれそうになったら速攻知らせろ。」
中坊ズにもそう指示した。
殺戮も同じように動いている。そして皆が集まった。
「今日はよークリスマス集会だから喧嘩は無しだ、殺戮と合同で港まで行くからよ、そこで殺戮と解散だからよ」「殺戮!ROSAと合流すっからよ、喧嘩しねーでも殺戮の気合見せろよー!!」
「んじゃエンジン掛けてくれー」
車、バイク合わせて300弱の集会になってしまった・・・・前見りゃテールランプの光・光・光、後ろ見ればヘッドライトの光・光・光・・・
うん、これで良く統制できるね、いさ君と宮村君は・・・・
正直、先頭から後ろまでなんて行けないっすよ・・・・
何?この耳をつんざく喧しすぎるエレクトリカルパレードは?ミッキーはいないけどヤンキーはいるぞ?
晶子も「うわー、すんごい・・・・・」そんな状態。
人間で約500人だもんな・・・不良だけが・・・それを考えるとまあ良くもこの数揃ったな・・と、
・・・
・・・・・
港で殺戮と解散して、若葉に戻って来た。もう5時前だが冬なのでまだ暗い・・・
迷って殺戮が10台位こっちの解散地点まで来たけど、それは港支部の連中分かる場所まで送ってった(夜道は分からないからね)
友好って訳じゃないチーム同士だけど、そんな優しさがあるのよナビ無い時代だし、
で、そう言う所から交流が出来て喧嘩になった時の抑止力になる。
そんなこんなで幹部で集まって皆に演説して解散した。
「ふぅ、晶子、かえろか?」
「和さん、ちょっと良いですか?」・・・これが信夫君か、
ちょっと集合場所から離れた所に一緒に行く。
「タイマン張ってもらえませんか?」
晶子「信男!あんた何言ってんのよ!」
俺「イヤです。俺、痛いの嫌いなんだよね、揉め事嫌いだし、早く晶子と寝たい。」「やだ、むっちゃんえっち♪」
信男の顔色が変わった・・・
「んだ?この!!」信男はダッシュをかまし俺にパンチを入れようとする・・・が、腕を掴み、腰を屈み、おしりを信男の下腹部に入れて・・かがむように・・・投げる!!
一回転に・・・・・
「ずっがーーーーーーーーん!」
こないだ学校の柔道で背負い投げ習ったんだ、あと横に払う奴。背負い投げってさ、思いきり畳に当てつけると息できないのよ、受け身取らないと・・・・
あれしんどい。
でも、あれは他人の力を上手く利用してるのよね、先人はすごいよねー、
で、下が砂利だから思いっきりたたきつけたらやばいw
だから投げ終える前に加減して手元に引っ張った。
だけど「ぐえっ!」とか言ってる。
「受け身あまり習ってないだろ?やばいからいくらか加減した。でも痛いだろ、」
「まだやるかい?」
「いえ、すいません・・・有り難うごさいました・・・・」
良かったー、上手く投げられて、中学生に負けたらどうしよーとか思ってたのよw本当はw
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「信男君だっけ?」
「晶子の事が好きだったんだって?ごめんって言うのもなんだけど、晶子は譲れないのよ。」
「それに悪いけど信男くん、セックスフレンドみたいな子いるんだって?それで晶子とは付き合える訳ないよな、」
・・・・羨ましすぎるじゃねえか!
「・・・はい。」
「その相手の女の子の気持ち考えた事ある?好きじゃない相手に体任せると思うか?」
・・・・ま、行為好きな子はいるけど中学生じゃまずいないよな・・・
「そう言うの考えられないなら晶子に好きにはなって貰えないよ。」
「その彼女健気じゃん?その彼女を大事にしなよ。俺ならそうする。」
美姫「そう言う事だよ。あんたはあたしみたいなのが合ってるんだよ。」
あー美姫・・良かったねー。あー、これで俺のミッションクリアか・・・・・
美姫「ちゃんと私と付き合ったら口でしてあげるから、帰ろ?」
・・・あー、これかぁー。晶子の言ってたのは・・・・・・
中坊ズは「和さん、お疲れ様でした、有難うございました」と言い、
晶子友ズは「むっちゃんさん、また溝口家でね、」と言い・・・・
信男と美姫はぺこっとおれに頭を下げて皆で帰っていった。
「さて、俺らも帰ろっか?俺ん家へ、」「むっちゃん疲れたねー、早く帰って寝よ?」
手を繋ぎ、CBXまで戻り一緒に家へ帰るのであった。
バイクを運転しながら・・・今頃あの小僧・・・口でしてもらってるのか・・・・
「これが本当のホワイトクリスマスやぁーー!!」とか言いながら白い物を散らしながら・・・
うーん、まさしく「性」・・・いや、「聖夜」だ・・・などと思いながら・・・・
まあ、俺も寝る前晶子に「お痛」してから寝るつもりですがね・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
後日・・・・
学校の終業式が終わり、学校の近くに置いといたCBXで晶子を迎えに行った。
そしたら美樹と信男も来た。
晶子はメットを被りすぐに俺に抱き着きCBXのケツに乗る。
美姫が来て、美姫に「むっちゃんさん有り難うごさいました。」と言われた。
俺の近くで見上げるように言ったので胸元が見え、その大きな2つの山が俺の目に入る・・・
「おお、美姫ちゃん、好きな相手と付き合えて良かったな。」美姫の頭をポンポンながらも目線は胸に‥行きそうだがなんとかこらえて爽やかな笑顔を作る。
美姫の目がなんか熱い・・・
そして晶子は俺の背中をつねっている・・・・
「2人、仲良くすれよ、で、何かあったら連絡してきな?」と言ってごまかした。
バイクで発進後、「やっぱむっちゃんにお口でしてあげない!!」
っと怒られた。
あとでちゅっちゅしておこう。




