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或る冬の日

 12月も半月以上が過ぎた。


北風が吹く日が増え、朝に草や地面に白さがたまに顔をす・・・・そんな季節だ。


期末テストも終わり、学校の授業も短縮授業が始まろうとしている。


学校では2年ではあるが、「進路」の話もちらほら出ている。


授業終わった休み時間・・・


「ねえねえ、むっちゃんは卒業したら就職?」千恵が聞いてきた。水原と手を繋いで来た。仲良いな、


この時期の恋愛・・・とはそんな物で、意外とお互い引きづらない、この辺は高校時代に経験があるだろう。


特に、肉体関係まで行かなかったの良かったのかも知れない。


「千恵と水原は?」「あたしら就職。」「大学生活も憧れるけど‥金がなー・・・」


「奨学金とかあるじゃん、」「俺、新聞配達嫌だ、それにあれ借金じゃん?・・不良の心で真面目な生活のセオリーから外れるw」


「あー新聞配達はいやだね、」


うちらの時期は奨学金は新聞配達の奴がデフォでまあ、それが嫌だった。


親は嫌いではないが、父親の酒乱のせいで夜中まで騒いで人の悪口言ったり母を殴るので家から出たい気持ちがあって、前世では卒業後、寮のある会社に就職するのです。


「2人はじゃあ、家から通いだ、」「まあ、あまり深くは考えてないんだけどね、」


「まあ、なんか面倒くさいよね、」「うん、学生時代が永遠に続けばいいのに、」


そんな事を言ってた。


和樹がひょいっと来た「おー、むっちゃん、最近勝とはどうなのよ?」今日は勝はサボりらしい・・


多分、学校の近くにある喫茶店で他の仲間と時間潰してるんだろう、


「仲?良くないなー、でも最近ある情報仕入れたから、粉掛けたらそれを使うw」


実は前世は俺と勝と和樹は一応クラスでは同じグループだったのよ、+でB組の数人で、


でもこれが現生では違くなっちゃった。


千恵「むっちゃん変な事はやめなよ?」水原「そだよ?今度なんかあったら退学じゃん、」


「大丈夫、もう学校ではもめ事はおこさんw・・・ほら、俺の眼鏡姿まさしく真面目な人のそれじゃん」


停学明けからは大人しくしてる。


退学はしたくないからね・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


前世でもリーチ掛かってたけど何とか卒業した。


リーチ掛かってても暴走族、バイト、彼女ふじゅんいせいこうゆう、無免許・・退学案件は大分やってた。


卒業して、世間並みの社会人になった時にたまに「退学になった俺」の夢を見てた・・・


正直、すごくあせって目がさめるんだ、


ただ、あれも「本当にそうなる可能性があった」案件だったんだよね。


夢に見る位って比喩で使うけど、本当に夢で出てたんだから、


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


泉美高校は学食がなくって町のパン屋さんがパンを売りに来るシステムになっている。


なので、弁当が無い場合はここで買う。今日はそれだ。


大体美味しいパンは3年が、売れ残りを2年が取り、残りかすを1年が買うパターンだ。


ちなみに30円のシュガーロールは通称「貧乏パン」と言われ人気だった。


そう言えば、千恵が1回だけお弁当を作ってくれた事がある。


千恵は料理それほどでもないんだけど、お母さんに頼んで一緒に作ったって、


それを昼に屋上行く階段の所で千恵と食べた。


何気ない事でも思い出なんだよなー・・・


・・・でも、今は「晶子料理出来んのかな?あれ?」って思ってる俺もいる。


・・結局俺も恋愛がややドライな「一般の高校生」なんだろね。


千恵の弁当は美味しかったですよ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


最近は昼休みはF組に言って秋雄ちゃんか武藤達といる。


ある意味F組別動隊。


そう言えば武藤達は文化祭にバンドで「ボウイ」のコピーをやったって言った。


そのお影で武藤は1年の子と付き合い始めたと言ってた。武藤は意外と受け身で積極的に女にいかないんだよな、勿体ない。


正直、学校の事は意外と書くことがない。それはこの時期の学校は「日常の一部」だからね、


その後、授業を続け、武藤達と帰って行く。そんな感じ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


今日は、バイトが休み。だからその後バイクに乗り換え晶子を迎えに行って2人で街を回った。


「うう、流石にバイクきっつい」「まあ、来年には車だからよ、その為にバイトしてる」


「むっちゃんバイト好きだねーそのせいでむっちゃんと毎日電話できないし遊べない」


「いやあ、好きじゃないんだどね、うちの家見た通り金ないじゃん?バイク乗るのも金掛かるのよw」


「大丈夫だよ。我慢する。その分休みの日にずっといれるから、」




そんな事を話しながらバイクで駅行って先輩ら見てからでステーキハウスへ向かう事に。外寒いからね・・・


駅に先輩はいたが3中の知っている先輩たちだった。「おお、和、デートか?」「ですです」・・横に族車数台が綺麗に並んでた。


・・・なんか暴走族が駅にいるぞ、おいwFXとがGPZとか・・VFもいるな、


「おー、石沢」・・・ROSA総長の笹川君だ。「おー、彼女と一緒か?」と大木君とやす君。


「そう。これ彼女の晶子。可愛いでしょ、」「・・・こんにちわ」・・・晶子が緊張してます。


「なんだ可愛い彼女だなー」


「ってどうしたの?」「おーちょっと前まで先輩らと話しあってよ、それで駅来てたんだよ。」


・・・「いさ君、コーヒー買ってきました。」っとトシ登場。


「あのVFトシ買ったのかー、紀伊国屋集合で分かったよ。」「買いました。」


「しっかしFXとGPZ格好いいね。渋いわ、これ集合2台ともモリワキ?」


「そうそう、やっぱカワサキはモリワキだよ。・・・折角だからちょっと走るべよ」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


晶子「驚いたー、あれROSAのいささんでしょ?」「そう」「知り合いだったの?」「そりゃあ・・ね、」


「有名人ばっかだから・・・超びびった」「一緒にちょっと走る事になったからちと付き合ってな、」


「怖い事されないかな、私」「あー、うちらの先輩にお前顔合わしたじゃん?あれでもう大丈夫になってる」


「え?」「俺の彼女って事でなんとかなる、その為に連れてったんだよ。」


「え?あの時まだ付き合ってなかったじゃん」「彼女じゃない奴先輩のたまり場連れてくかよ。」・・・体ぴたりとくっ付けてきた。


「お前ら仲いいな・・・・んじゃ行くか、折角だからうち寄ってけよ、」笹川君が言った。




「仲いいな」って言われる事、多いなあ・・・・・
























ご覧いただき有難うございます。


お陰で40話です。


100 位

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ふいに書いた処女作にこの様なご評価をいただきとても嬉しいです。


これからも頑張りますのでお目掛けお願いいたします。

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