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ヤンキーの多い世界に転生・・かと思ったら過去にタイムスリップしただけでした。   作者: ぽるしぇ
高2 秋

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作戦

 

 或る日、俺は久々に若葉駅のロータリーに愛機CBXで向かう。


秋の空は高いんだけど、まだ夏の残影があり,遠くで入道雲が名残惜しそうに顔を出してもいる。


まだうろこ雲には早いのかな・・・


空には「赤とんぼ」。交差点で止まっている時にたまにメットや手に停まり「ん?」って感じで首を傾けこちらを眺めながら羽根を休めている。


今日は残念ながら千恵とは一緒じゃない。


それはそうと、夏服の制服姿の男女の乗ったバイクってなんかいいよね・・・


絵になるって言うか・・・・


自分達の姿はショーウインドウに写った姿くらいしか見えないけど、他の学生から見てもバイクに乗った俺と千恵は「格好良い」とか「羨ましい」とか思われてるんだろうか?


・・


・・・・


なんか久々の若葉駅ロータリー・・・


CBXを駅舎の横に置き、一般車の置けるロータリーの「輪の中」に行く。


「おー!和。どうした?」430に乗る勇兄貴だ。


「兄貴さ、飯おごるからちっと話し聞いてくれ、」「いいぞ」「でも秀ちゃんらーもいるからここでいいべ」


気を使って皆にコーヒーを買って持ってった。


ジョージアのショートとポッカのショート、UCCロング。ダイドー・・・


「おう、悪いな、でどうした?」


「うーん、泉美高の先輩ともめちゃってね?別のつるみの奴らの1人ボコボコしたら上が出て来た。」


「ばっかおめー何やってるのよ。」「いや、陰でずーっと俺の悪口っぽいの言ってて、下の者(後輩)も舐めて来ちゃっててさ、仕方なくたまり場でそいつを箱壊れるまで叩いてた。」「おめえ悪魔だなw」


「じゃあおめー悪くねーじゃん、おめーから何かしたの?」「いや、最近ROSA関係とかバイクとかで目立ってたから気に入らないとか思ったんでしょ?」


「彼女も出来たから僻まれたんじゃねえ?w泉美高女すくねーしw」


この間千恵と一緒に俺に家に行った時、家に430止まってて「兄貴来てんのか・・」と思って部屋に入ったらさ・・・・


俺の部屋で兄貴が彼女だかなんかと「やってる最中」でさ、「おー、2時間ばっかり外で遊んでくれやー」って追い出された事がある。


もうね、千恵なんて「目が点」状態・・・


それで俺に彼女出来たの知ってる(笑


なお、今ロータリーにいるのは兄貴と同級の博也先輩(兄貴の車)秀ちゃん先輩と裕子。あと秀ちゃんの同級の「河さん」車は白のGX61クレスタ・・・と彼女さん。


回りから見れば「うわ!悪いのがたまってる!!」そんな感じ、


「んでさ、悪いけど今度空いてる時に兄貴俺をさ、朝、泉美高に送ってって欲しいんだ。それだけで何とかするから、」


なごむは なかまを よんだ。


「あー、その位ならやってやるよ、だけどそれ以外は手前で何とかすれよ?」


「あー、秀ちゃんあたしも泉美流しに行きたいー。」「んじゃ俺らも行くか・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


話を少し詰めてるうちに時間は経ち・・・・


若女の下校時刻に当たってしまった・・・・


「あ、むっちゃんだ、」「むっちゃんさんこんちわー」数人から声掛けられた。これ裕子やまっきーの友人とか後輩だな。


右手を斜め40度位に「チャッ!」と出しておどけた感じで返答する。


ちょっとしたらなんか中学生が「がしつ!」と俺にの腕に絡んで来た。


まっきーの妹じゃん・・・中学生の癖していい匂いしてんな・・・・・


「むっちゃん先輩、バイク乗せて?」「用事あるからダメーw」「ケチw」


「なんだ、和、おめー勇と違ってモテるなー(笑」


博也さんが言った。


「でも中坊に手を出したらロリコンだかんなwむっちゃんw」


「でもむっちゃんあたしのおっぱいさわったよ?」


・・・・まっきー妹よ・・・・それは言っちゃダメな奴だ‥‥


皆から白い目で見られたのは言うまでもない・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


数日後の朝の始業時間に近い時間・・・・


泉美高校の前の道には3台のいわゆる「スーパーカー」が徘徊していた。


登校生が蟻のように群がる時間に車が列になり、玄関横づけその中の黒の430から俺が降りて来る。


「勇兄貴どうもね♪」



「おー!」パポッ♪と俺を下したあと発進する3台。


俺を呼び出したであろう先輩もうちらの先輩の目線を避けつつ見ていたりする・・・・


でもこれ「兄貴に送ってもらったら”たまたま”先輩も一緒になった」だけだからね。


何の問題もない(笑


ついでで言えば「泉美 悪霊」と「ROSA」は仲良いからそちら系でも問題にならない。


泉美高はROSAエリアからも通学してる学生が多く、当然泉美の先輩も「俺の先輩」である人は少なくはない。


兄貴たちが動けば必然と「忖度で兄貴の後輩である3年」が動き、呼び出した先輩への牽制になる。


3年の先輩たち自体はお互い仲が良いのよね・・・・・



クラスで・・・


春樹「むっちゃんまたまた目立ってるなー、見てた。あれむっちゃんの兄ちゃん?」


「おーそう、柄悪いべ?」


千恵が「むっちゃん・・また悪目出ちしてるね・・・どうしたの?」


「ちょっとね、後で話す。」



千恵と付き合ってるのはある程度バレてるから千恵は心配なのかすっごい俺の至近距離にいる。


前書いたかな?うちのクラスにも内心俺を馬鹿にしてた不良系の中学からの同級もいるけど、もうほとんど話もしなくなった、例の件(箱殴りな)もあって。


元々まとまりってのがあまりないクラスだからなあ・・


相変わらず学校の授業は真面目に受けている。家にたまに興味ある学科の教科書持ってって見るくらいは勉強が好きなのよ。


転生してるだけあってね。前世の補足分を補ってる感じ。



中間テストは千恵の勉強付き合うつもり。


人に教える事は凄く自分に対しての復習になるんだ。


元々おれは泉美高のレベルのそこそこさもあって普通科230人中10番程度では入学試験で取っている。


若葉高校普通科もギリ狙えたけど・・・100%と40%ならおれ100%取る方なんだよ。


それで泉美高校にいるって訳。だから千恵と勉強なら一緒に出来るし教科によっては教えられる、古文、国語、地理、歴史辺りはね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


昼になった。


F組の奴がまた呼びに来た。


「おー、和。先輩ら、いい加減切れてんぞ・・・・放課後来いってさ、」









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