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第11話  旅立ちの朝

いよいよ主人公が旅立ちます!

さてお仲間はどんな人達なんでしょう?



俺はいよいよ今日この屋敷を旅立つこととなった。

そして今俺はステラと親父に用意して貰った持ち物などを

貴重なリュックサック型のアイテムポーチに詰め込んでいた。


そんなにいらないのにガンガン色々な物を持ってくる。

本当になんに使うのか分からないものまで。

合計で101キロを軽く越えるという恐ろしい自体になってしまった。


中に入る総量とは関係なしに、重さの変わらない

アイテムポーチならではの性能を持ったこのリュックサックのおかげで

重さなんて感じないが、いざと言う時に困りそうで心配だ。


さて、荷物の準備が終わり俺自身の装備品のチェックに入る。

俺の装備は軽量重視で余り重い鎧などは付けていない。

こんな感じだ。


シルク100%使用の上下の服

見た目は白と青で構成されていて金の刺繍が優雅な気品漂う一品となっている。 

まあ、貴族っぽい格好なのに見た目より動きやすい服と考えてくれればいい。


その上から薄手のチェック柄の上着を着て、

どう見ても高そうな毛皮で構成された黒のコートを着込めば完成。


武器は腰に据えられた片手剣一本、これはステラが自慢していたからよっぽどいい品なのだろう。

柄のところなんか竜っぽい絵柄が刻み込まれているし。



そして足に履いている黒の長めのブーツこれの外側と内側には左右で

それぞれ4本づつのナイフが仕込まれている。

※因みにナイフの大きさはとても小さく加工されており重さも計算されている。

そして最後にリュックの中に入れた長剣。


まだ、今の俺には長いけど暫くすれば使えるはずだ。

そもそも西洋風の剣は切れ味より頑丈さを求める傾向にあるのだが、

俺の親父の知り合いに趣味で切れ味の良い武器を

作って大もうけした奴がいたそうで、そいつから一本譲ってもらったのだと。

見た目は余り変わらないが切れ味は中々の物だそうだ。



てな装備が今の俺。

さながら某有名貴族のお坊ちゃまが完全武装って感じの格好。

俺自身、自分の格好に思わず笑ってしまうほどだ。

ま、見た目そんなに酷くないから何とかなるよな。


こんな格好で午後に来るであろう護衛の人達と会うと思うと胃の辺りが痛くなってくる。

いっちょ前に緊張しているのかもしれない。


そんな俺のソワソワする姿を見てステラは鼻息を荒くしていた。



「くっ、可愛いぃぃ!ねぇ、アランやっぱりもう少し・・・」



「だめだよ、これ以上引きずっては俺達まで決意が緩んでしまう。

それに此処は見送るのが親の役目だろ。」



「うっ・・・・アーちゃん・・・」



ステラが涙目で俺を見てくるが俺は全力で無視を決め込んだ。

もし本当に留められてはせっかく外にいけるチャンスを不意にしてしまう事になるから。



「やっぱりアーちゃん可愛いぃぃ、攫われないか心配だわ。」



「それはご安心ください奥様。我々が必ず命に代えても守って見せましょう。」



扉をノックせずに入ってきたのは全身を白銀の鎧に身を包んだ茶髪のイケメンだった。

齢は20代前半だろうか、奴の醸し出すイケメンオーラの思わず俺の身が怯む。



「おい、アートフェル、ノックぐらいしろ。それにお前達も中に入って自己紹介しろ!」



アランの掛け声で部屋の外に待っていた鎧甲冑に身を包んだ者達が入ってきた。



「では、僭越ながら自己紹介をさせていただきます。

私はリヒテットシュタイン王国の騎士団長の息子アートフェル=フォン=ロッテンバーンです。

ロッテンバーン家の三男に当たります。不束者でございますが

お役目、精一杯努めさせていただきます。どうぞお見知りおきを。」



「アートフェル隊長率いる部隊から選別して選ばれました。

私はローラル・カルロッサと申します。

未熟者でございますが、今回の任務精一杯努めさせてもらいます。」




「え、えっと、あぅ・・・私もアートフェル隊長の部隊から抜擢されました。

その、あの、よろしくお願いします!」



「ちょっと待て、ケシー。まだ名前を言ってないぞ。」



「す、すいません!私はケシー・ミレイダです。どうかよろしくお願いしますぅぅぅ!」



「緊張しすぎですよ。では私は道中のお世話をさせて頂くミランダ・フォーカスと言います。

どうぞよろしくお願いいたします。」



「私は道中の遊び相手をさせていただきます。ナタリー・フォンベルクです

。初めてですので、どうぞ優しくお願いいたします。ポッ」




「皆、俺がステインに頼んで呼び集めてもらった精鋭達だ。

ま、最悪上位魔族が出ない限り負けはしない。」



自信に満ち溢れたその表情から察するに二人に指導を受けた生徒である事は間違いなさそうだ。

さてと、品定めするかな。

一人目の隊長は茶髪のイケメン、スラリと背の高くがたいもいい。

ホソマッチョって所だな。

てかコイツはさっき見たわ、次、次。


次も男、コイツは眼鏡が似合いそうな真面目くんキャラだな細い体してんなー。

金髪なのに不良っぽくないのがこの世界の人達のいいとこだな、見ていて違和感ない。

でも俺男に興味ないからこれも余り見ずに次。



ケシーさん。

見た目は20代手前、19歳ぐらいかな。

滑らかな美しい金色の髪を後ろで束ねポニーテールにしている。


若木を連想させるような穂のかに緑がかった瞳。

僅かに頬を刺す赤い紅色がまだ幼さを残してると象徴しているかのようだ。

その顔とは対照的に体の方は鎖骨から綺麗なラインを描き腰まで伸びる美しい曲線。

胸、尻ともに若干抑え目だがそれがまた何かをそそるような妖しげ雰囲気を漂わせている。



次はミランダさん。

齢は20代後半だろうか、しかしケシーさんに負けず劣らず美しい美貌の持ち主だ。

肌はまだ十代を思わせるほど若々しく、その釣り上がった瞳にはお姉さん的何かを感じる。

無性に甘えたくなるような感じだ。


厳しさと優しさを兼ね備えたもののみが醸し出す雰囲気を放っている。

体つきはケシーさんとは比較にならないほどボン、キュ、ボンだ。

服の突き上げて顔を覗かせようとしている二つの山脈が物語っている。

髪も茶髪でさらさらとしており、それを後ろで団子状に結んでいる。




そして、今さらっととんでもない事をいったのがナタリーさん。

見た目はどう見ても中学性ぐらい、まだピッチピッチの十代特有の艶かしい

綺麗な肌をしており、シミ一つすら見つけることは出来ない。


髪はこれまた金髪だが若干色が薄い気がする。

瞳は青々とした大地を連想させるような薄い茶色。

穢れを知らない無垢な少女がツインテール状態で俺の前に立っている。



因みに、お世話係のミランダさんと遊び相手のナタリーさん以外はみんな鎧姿だ。

っとそんな事よりアランよ、これはどういうことだ?

俺がアランに対し非難の視線を浴びせると何かを察したように眉を2回上下させた。



「あーあ、すまんが今回旅に連れて行ってもらう俺の息子だが、まだ6歳なのだ。

遊び相手は自重してくれよ。せめて13歳を越えてからだ。」



親父~~~~!

犯罪だぞ!犯罪。

牢屋に入って臭い飯を貰って来い!



「わかりました、それまで自重します。」



「ちょっと内のアーちゃんの貞操を上げるなんていった覚えはないわよ!」



何故かそこで突然ステラが講義し始めた。

何故だろう、俺は再びアランに視線を送る。

するとアランは眉を二回動かし、返事をした。



「あのなステラ、男は女と違ってなるべく早く捨てたいもんなんだよ。

早く捨てないと三十路越えた時には魔法使い、いや精霊さんになっちまうんだ。」



おぅい!誰がそんな事言えって頼んだ!

おい、なにやってやってぜ、見たいな顔してんの?

バカなのか、察しろ!殴るよ?




「そうなの?知らなかったわ・・・」



「俺も大変勉強になりましたアラン師匠。でも、私は大丈夫ですよ、もう捨てましたから☆」



やばい、俺、初めて人を殺したいって衝動に駆られたよ。

殺っていいかな?いいよな。




「で、その息子さんというのが俺をさっきから睨みつけているあの子ですか?」



「ああ、そうだ。俺の子に手出したら、お前ら全員一族郎党皆殺しだからな。」



「はっはぁッ、アラン師匠、ご冗談がお好きですね。」



「何を言ってる?言っとくけどマジで殺すからな。」



あ、やばい。今メッチャかっこよかったぜアラン。

それでこそ、俺の親父だ。



「さらさらの艶かしい黒髪、可愛いい・・・・この子可愛すぎる・・・」



「ほんとだ。凄く可愛い・・・なんでこんなに愛らしい目をしているの?」



えっ、なんか俺、モテモテじゃね?

何で、俺の顔ってそんなによかったけか?



「あ、あぅ、そんなに見つめられると・・・・恥ずかしいですぅ・・・」



「「「グハッ!」」」



お、いつも内の両親を撃破する際に使っていた上目遣い攻撃がクリーンヒットしたっぽいな。

こいつらも、ちょろいぜ。




「くッ、なんて凄まじい破壊力・・・私達が三人同時にやられるなんて・・・末恐ろしい子・・・」



やべぇ、この人達おもしれーわ。



「ま、とりあえず行って来いアーサー。ちゃんと戻って来るんだぞ。」



「はい、お父様、お母様。でもお盛んなのはいいことですが、

僕が戻ってくる頃に弟と妹が沢山いたら世話が困ります。

出来れば、3人までで抑えといてくださいね。では、行って参ります。」



「・・・行ってらっしゃい。」



「・・・元気で、な。」



二人とも笑顔のまま顔を引きつらせてお別れの挨拶をした。

他の人達も今の会話で俺を警戒することだろう。

それでいい、自分を隠して生きていけるほど俺は出来てないからな。

これから俺の新しいライフが始まるんだ!















次は少し遅れるかもしれません。

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