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100万年後に幽霊になったエルフ  作者: 霊廟ねこ
2章 才色兼備の猫人魔術士
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■2章をまとめたもの その1■ 動物公園の村 ~ アニータの小屋へ向かうルイザ まで

長いので分割。1と2合わせて9000字くらい。

本編を読み返すのが面倒、なんとなく思い出せればいい、って人向け。


※こんなもの必要ないぜって人は飛ばしてください。


■2章まとめ その1■ は4000字くらいです。

■サービル村→ツグスタ村■


 キメラ討伐が大分落ち着いたサービル村からステラの故郷のエリンプスへ向けて、ステラ達は鳥バスで出発した。


 ・鳥バス:大型のバスをオカメインコに似た巨大な鳥が引っ張るような外見


 ステラ、キディア、ケミーがいる部屋にルイザが相席し、4人は仲良くなる。


 ルイザは奇行の多いステラを不気味に思い警戒する。

 ケミーは攫われた屋敷から脱出する際にステラを刃物で刺したキディアを警戒する。

 ステラは馴れ馴れしすぎるケミーが気持ち悪くて警戒する。



 ステラはケミーを警戒。

 ケミーはキディアを警戒。


 ルイザはステラを警戒。

 キディアは負い目から委縮。


■ツグスタ村に到着■


 ルイザと別行動のステラとキディアとケミーの3人は村の散策を始める。


 ツグスタ村は猫や兎などの小型の動物が村中を自由に往来しており、3人は動物を触り始める。


 動物の耳の話題が始まり、ステラ達はキディアとケミーの耳を触り合う。


■動物公園■


 森の入り口に看板が立てられてるのを見つける。動物公園と書いてあり3人は中を進んで行く。

 広場で動物の餌を買い、餌を与えてると三毛色の兎の様な猫が現れる。


■兎猫■


 その兎猫ラビキャットはケミーの服を引っ張り、付いて来るようにと示すかのように誘導を始める。

 付いて行くと怪我した兎猫を見つけ、デシリアが魔法で治す。

 治った兎猫は駆けだす。三毛の兎猫は今度はケミーではなくステラの裾を引っ張り誘導する。


 付いて行くと鳥のいない車――外見は小型のバスに近い――を発見する。

 中にはたくさんの檻があり多様な動物達が入っていた。


■密猟おばさん■


 冒険者風の40代ほどの女が現れる。

 女は怪我や病気がないか動物を病院に連れて行ってると説明する。

 ステラ達が村人を呼びに行こうとすると密猟していると認め、口止め料を払うと持ち掛けて来た。


■口止め料■


 3人が断ると女は金額を吊り上げる。デシリアは限界まで金額を吊り上げることをキディアに相談しようとすると密猟おばさんからコソコソと相談するのは禁止と言われる。


 ステラはデシリアに判断を任せる。

 ケミーはお金に心が揺れ動きながらもステラの判断を待つ。

 キディアは拒否することをステラに伝える。


 何度か断り、額を吊り上げていく。

 密猟おばさんが出せる限界の額になったところでデシリアが同意するとケミーは意図が分からないながらもステラならどうにかしてくれると信じて追従する。


 しかしキディアは口止めを拒否する。


■ケミーとキディアは言い争う■


 ケミーはまたもステラとは逆の行動を取るキディアに不満を爆発させる。

 キディアはかつての囚われていた自分達を動物達に重ねて助けたいという思いだけで拒否した。

 キディアは動物達を見捨てようとしたケミーに対して不満をぶつけ二人は言い争いを始める。


 デシリアは多数決ということで口止めに応じ、キディアに後で事情を説明することにした。


 契約を結んだ後お金を受け取り、おばさんが車を走らせ去ろうとした時にデシリアは車輪を破壊して逃走を阻止する。


■密猟おばさんとの戦闘■


 車を壊され怒った密猟おばさんとデシリアは戦闘を始める。

 デシリアは難なく勝利し、無事に密猟おばさんを村へと突き出した。


 しかしケミーとキディアの仲はさらに悪くなってしまった。

 三毛の兎猫はしつこくステラに付いてきたためステラは飼う事にした。


■ツグスタ村→レンゼイ村■


 ツグスタ村を出発したステラ達は次の経由地であるレンゼイ村に向かう。

 その道中での雑談の中で、ルイザに魔術が使えるようになる方法を聞くと、魔術士ギルドか冒険者ギルドに登録する必要があると教えられる。


 魔術士ギルドに登録するには高い金が必要。

 冒険者ギルドは登録に条件はない代わりに使える魔術ランクの上限が低い。


■レンゼイ村の冒険者ギルド■


 夜に到着。待合室には空中に投射されたうっすらと光る映像がある。

 映像を映す装置の名前はディスプレイ。

 イブリンが言ってたドラマはどこかから世界中に配信されておりディスプレイで映像として映し出される。

 ケミーは動く映像を初めて目にし、興味深そうに見回していた。


 翌朝。

 鳥バスを引く鳥――オカミンの調子が悪いため出発は延期が伝えられる。

 丸1日ヒマになったためルイザはケミーとキディアを魔石集めに誘う。


 魔石は魔物を倒すと手に入り、ギルドは冒険者の持ち込んだ魔石なら換金してくれる。


■子供嫌いのアニータとルイザの争い■


 予定を話し合っていると子供嫌いなアニータという大人の女冒険者に絡まれる。

 ルイザはアニータと殴り合いの喧嘩で圧勝する。アニータは仲間の大柄な男――ゼラルドとすぐに立ち去った。

 ルイザも不快な気持ちを解消したいためさっさとギルドから離れる。ステラ達はルイザについていった。


■ステラとルイザは別行動■


 外に出た後、ステラはデシリアの頼みを聞くために渋々ながらルイザ達と別行動を選ぶ。

 ルイザはケミーとキディアを連れて弱い魔物がいる場所へ魔石集めに向かった。


 デシリアはステラに取り憑くちょっと前にこの村に訪れており、その時に取り憑こうとしていたクロエという名の女の子がこの村に住んでいるためステラにどうしても会いに行かせて欲しいと頼み込んだ。


■謎の犬■


 そのクロエの家に向かう途中、変な犬がしつこくステラに付きまとい、噛まれたままステラは歩いた。

 そしてそのままクロエの家の前に到着したが犬を連れて行くのはまずいため魔法で作った時間経過で壊れる犬小屋に閉じ込めることにした。


 閉じ込めた後、ステラのまま会うのは後々迷惑がかかると思ったデシリアは過剰に変装してからクロエの家を訪ねる。

 かなり怪しい格好にも拘わらず対応した執事はあっさりとステラを中へ通した。


■人形のように色白な少女クロエ■


 クロエの部屋に入ると、顔もよく分からない怪しい格好にも拘わらずクロエは久しぶりに会いに来た友達だと認識した。以前にデシリアが会った時は幽霊で姿が見えないため変装したステラをデシリアだと認識されてない。

 もし顔を見せてと言われた時に困るのでデシリアという名前は出さず、リーザという偽名を名乗った。


 クロエと会話をしていくと彼女は時折不自然な様子を見せ始める。ステラはそれを不気味がる。

 デシリアはここでビデオゲームという電子遊具に初めて触れ、ゲームでクロエと勝負するがまともにコントローラーを操作できず完敗した。


 クロエの様子を見るという目的を達成し満足したデシリアはこの場を後にした。しかしデシリアとしての言葉を伝えたいため村を出発するまでには手紙を書いて届けようと決めた。


■クロエの不自然な言動、態度の理由■


 クロエの中にはエルヘンリという名のエルフが取り憑いている。まともな応対をしてるときはエルヘンリが、異常なときは記憶や認知機能に異常をきたしているクロエが応対していた。


 デシリアが去った後、クロエとエルヘンリが父と呼んでいる存在のいる部屋へ向かう。父の正体は大昔にオートマタと呼ばれていた人型の自律機械であり、今は故障している。


 デシリアを家に上げた執事も同じくオートマタである。執事の名はアルフレッド。

 デシリアが去って15分後にエルヘンリは壊れた父を直すために古代都市ロセンジールに向かった。


■タイムマシン研究所■


 デシリア達は色々な施設を訪れるが部外者のため施設内に立ち入りできないでいた。

 しかしタイムマシン研究所だけは歓迎して入れてくれた。


 案内してくれたのはガブリエルという名のおそらく50代くらいの犬人いぬびとの男。

 言葉の合間に「あーっ!」とか入れるウザい所が彼の特徴で、特に脳に障害があるわけじゃなく誰かの影響を受けて真似しているだけである。


■実験■


 ガブリエルはタイムマシンの実験でステラを過去に送りたがっていたがステラが断ったので物を送ることにした。

 ステラは何も持っていなかったためデシリアが魔法を使い即興で作った特徴的な変な形の剣をタイムマシンに入れた。

 実験は成功か失敗かよく分からないまま終わった。


 タイムマシン研究所を後にしたステラはルイザの元へ向かった。


■キディアの武器を調達■


 時はステラと別行動直後のルイザ達。

 キディアだけ武器を持ってないため3人は『ドミニオン』という名の店に入り、果物ナイフを購入。


■ルイザによる魔物の倒し方の説明■


 ルイザは丘にいるレンゼイスライムという名の魔物の倒し方をキディアとケミーに説明する。

 ルイザはこのスライムがいかに無害かを証明するためにケミーをからかいながら一見危険に見える行為を実践する。


■魔石集めの効率化のために別行動■


 やり方をレクチャーした後、3人は別行動で違う場所で魔石集めに向かう。

 キディアは仲の悪くなったケミーとの関係改善のための話を二人きりでしたいために、ケミーの後を追いかける。

 話をする機会はあったが上手く頭が回らず沈黙してしまった。


 ケミーは魔石集めのためにキディアから離れた場所に移動した。


■苛立つアニータ■


 ケミーが魔石集めをしてる丘の近くには小屋があり、アニータとゼラルドはその中で休憩していた。

 小屋は本来はスライムを一か所に集めるための魔道具が置かれており立ち入り禁止だった。しかし魔道具は行方不明となり、立ち入り禁止の意味がないため立ち入っても誰も咎める者はいない。


 ゼラルドがどこかに行くとアニータはルイザの事を思い出して苛立ち、外にいるスライムに八つ当たりをしようと外に出る。

 スライムを倒して魔石を集めているとケミーの姿を見つける。


■ケミーとアニータ■


 アニータは自分でわざと地面に落とした魔石をケミーに「拾って鞄に入れるように」と命令し嫌がらせをするがケミーは特に嫌がらなかったので気持ちはすっきりしなかった。

 次にアニータは魔石で重くなった鞄を一緒に小屋まで運ぶようにと命令する。


 体力のない二人は苦労して小屋まで一緒に運ぶとアニータは従順なケミーのことを気に入る。

 アニータはケミーを人質にしてルイザをおびき寄せることを思いつく。


■キディアは見ていた■


 ケミーがアニータと一緒に小屋の中に入っていくのをキディアは見ていた。

 キディアは追いかけ、怖いながらも様子が気になり小屋に入るとケミーは縛られていた。

 アニータは突然姿を表したキディアを見てルイザに謝りたいから連れて来いと命令した。


■ルイザに報告■


 キディアから報告を受けたルイザは集めた魔石を一旦ギルドの宿舎に置いた後二人でアニータのいる小屋へ向かう。

 こっそり後を付けていたゼラルドはギルド職員が付いて来てない事を確認し二人より速く小屋に戻った。


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