元チーター、修羅場に脚を踏み入れる。
???「あ、噂をすれば…あの子達が戻って来たみたい」
???「ユーマ君も来たの?…ユーマくーん♥」
ユーマ「お邪魔し…グフッ」
…今日はなんで、タックルを…それも2度もくらわにゃならんのだ
ユーマ「トワ…お前もか、お前らの中では人に飛び込むのが流行ってるのか?」
トワ「そんな訳ないじゃないか、久しぶりにユーマ君と会えたから…嬉しかっただけだよー♪」
トワ:こちらも同い年の幼なじみで銀髪のサイドテールをしているが、日や魔力によって髪色が変わる(神色の染毛と言う、少し珍しい体質)で、少し人懐っこい。僕っ娘。セブンやナインと同じく、領主の娘(隣の)で、こちらも双子なのだが…
ユーマ「今日はリタはいないのか?」
リタ:今見当たらないトワの双子の姉。(因みに、セブンとナインはナインの方が姉)薄緑髪で、髪型は日によって変えている。マイペースで少し不思議ちゃん。
トワ「リタも来てるよー?また本を読んでるんじゃない?」
リタ「呼んた?ユーマ君来てるの?」
セブン「相変わらず、マイペースな子ね…リタ」
ナイン「久しぶりだね…トワちゃん、リタちゃん…」
ユーマ「セブンもナインもトワとリタが来るの知ってたのか?」
セブン「当たり前じゃない、久しぶりに会ったから呼んどいたのよ!アンタと食べるのも久しぶりだしね!」
トワ「今日は、ユーマ君が食材を持ってきてくれたんだよね!…ミノタウロスのホホ肉に、マンドラゴラの上草…こんなにあるなら、いっぱい作ってもまだあるね!うーん…ホホ肉と上草のスープと、豪快にホホ肉ステーキを作ろう!」
セブン「(トワ…当たり前のように料理作ろうとして、ユーマの好感度上げようとしてるけど…そうはさせないわよ!)私は、上草炒めでも作ってあげるわよユーマ」
ナイン「(セブンちゃんもトワちゃんも…ユーマ君の事、好きなんだよね…でも私だって…)ユーマ君…私はホホ肉の上草焼き、作ってあげるね?」
リタ「(セブンちゃんもナインちゃんもトワも…ユーマ君の事が好きなの分かりやすすぎるんだよ…ユーマ君は分かってないみたいだけど、私だってユーマ君の事…昔から…でも、私はあの娘達みたいに料理は出来ないし…)そうだ…ユーマ君、ホホ肉と上草…いっぱい取ってきたって事は、ガラの森に行ったんでしょ?マンドラゴラの胆光石はある?」
マンドラゴラの胆光石:その名の通り、マンドラゴラから取れる、光る胆石。見た目は黒っぽい石だが(黒曜石みたいな)、少し魔力を当てるとその者の近くで浮遊し光る為にこの名が付いた。少しの魔力で光る上に手のひら大な為、昔は暗いダンジョンや坑道等で使われたそうだが…今はほとんど使う者がいない。
ユーマ「ああ、今までの胆光石と合わせて、かなりあるぞ?」
リタ「なら、少し貰うね…?眠れない時にこの光見ると落ち着くから」
リタは胆光石を数個ストレージホールに吸い込んだ。
ストレージホール:一般的な初級の空間系収納魔法。どの職でも使える為、魔法が使えれば殆どの人が使用可能。そして中は空気がある上に使用者の任意で入れたいものを入れたい数、手を使わずに吸い込み・取り出しができる為、使える者は使わない日はない位、生活に欠かせぬ魔法と化している。
トワ「ユーマくーん、リター、お夕飯が出来たよ〜」
さてと…四人が揃う食卓って事は、アレが始まるかもな…
トワ「僕がユーマ君の隣に座るんだよ?」
リタ「ユーマ君は…私の隣が良いって、今日の占いで…」
セブン「二人共何いってんの?私の家なんだからユーマは私の隣よ!」
ナイン「セブンちゃん…それを言ったら、私も同じだよ…?」
…四人と食卓に揃うと起こる、これがアレだ。トワもリタも、久しぶりだがこの年齢になって…
結局、セブンとナインの母親に(強引に?)隣に座らされる形で、食卓を頂いた。




