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第9話「アニメオタク男×体育系熱血女

今回はギャグです。

やっとコメディーらしいのがかけます。


「アニメオタクと熱血体育系少女」

茜が嫌そうな顔をしながら言う。

アニオタがそんなにやばかったのか?


長馬ながま左大さだいアニメ研究会3年、オタク、高見たかみ筑詩つくし陸上部3年、陸上短距離インターハイ準優勝」

「まるでアニメの設定ですね・・・」

悠里が言う。

「まさか前のように女からではあるまい」

「でもそちらの方がやり易いのでは?」

「残念ながらオタクからの相談よ」

「なんだか自信ないです」

のっけからテンションの低いメンバー達。

「まぁ、確かにオタクと体育系少女なんかどうがんばってもなぁ」


 アニメ研究会

「相談者の長馬です」

想像と違いがっちりとした体系で長身の眼鏡をかけた男。

「早速ですがオタクやめてもらえません?」

[そんなんでやめるか茜]

「やめろって・・・・リリタンを諦めろって言うのか!!」

「うわぁ〜うぜぇ」

[悠里!可愛い顔でそんな事言うな!こわい!]

「僕はリリタン命なんだ!!」

「ならばいっそのこと死に絶えよ」

[やばい!はじめも機嫌が悪い!変な呪いをかけられる!!]

「第一リリタン命の癖になんで筑詩に恋してんのよ」

「だってリリタンとツクシタン似てるもん」

「貴様のようなゴミを応援する気は全くございませんわ」

[えぇえ!?花鈴さん!?ちょ!怖い!怖いよ!!]

「というわけで今回の相談は無効とします」

茜がそうそうと言ってのける。

(うん、まぁ、そうなっちゃうか)

(れ、麗治さんまで!ひどいですよぉ〜)

(そんな事言われてもなぁ)

(う〜〜〜、いいです!!だったら私一人ででも!!)

(な!!・・・わかった、わかった、俺も手伝うよ)

「さ、麗治もいこ!」

茜が出て行こうと呼びかける。

「悪いがこいつが手伝うって聞かないんだ、今回は俺達だけでいいよ」

「む、こころは変わり者だな」

「でもなぁ、やっぱ手伝いましょうか?」

「いや、逆に今回は少人数のほうがいい」

「いや!わたくしは是非ともお手伝いを!」

「わかった、麗治がんばってね」

「え!お待ちください!わたしは!」

「さぁ〜行きましょ花鈴ちゃん♪」

残ろうとする花鈴を引きずって出て行く茜達。


「さて、とりあえず」

麗治が話し出す。

「あなたは筑詩さんと二次元の世界の存在しないもの、どっちが好きなんですか?」

「リリタンだよ」

左大が堂々と言う、だがもちろん麗治はキレる。

「だからなぁ、おいテメェなめんなよ、ぁあ?いい加減現実逃避すんなよ」

「まぁまぁ、落ち着いて」

首の襟を捕まれ鬼の形相で睨まれても平気な左大、

「実は僕がアニメオタクになったのも理由があって・・」


______________________


中学生の頃、陸上部砲丸投げ選手として一目置かれていた僕はそりゃモテた。

今じゃぁオタクでキモがられているけど、

ある時真剣に好きだった子がいたんだ。

でも付き合ったけど、他にも付き合っている人がいて、

二股の事を責めたら、「もうあなたはいいから別れて」って言われて別れたんだ。

それ以来、人より僕はアニメの世界の女の子が好きになったんだ。

いわゆる「人間不信」みたいなものさ。

_________________________


「で、この前ツクシタンに勝負しろって言われて」

「?」

「なんか中学生の時の僕知っているみたいで、砲丸投げで勝負らしいけど」

「お、おい」

「正直ここ数年運動と言えば日々の筋トレだけだから自信なくて」

「まて」

「まぁ、本当の事を言うとめんどくさいからやりたくなくて」

「は?」

「君達に恋だと嘘でもつけばツクシタンも嫌がって勝負しないと思い相談を」

「貴様死にたいのか?」

麗治が耐え切れず首をしめる。

「アガガガガガ!!!まって!!ギブギブ!!」


「つまり貴様は勝負をすっぽかしたいが為に俺らに頼んだのか」

「ははは、だって僕女の子に対してトラウマがあるから」

「だったら、俺らが筑詩にお前が好きだと伝えればそれでいいんだな」

「そうそう、ごめんね変な事頼んで、ちゃんと料金払うから」

「・・・それって茜にか?」

「そう言われたよ?5万ぐらいって」

ぼったくりだなオイ。


「麗治さ〜ん」

「なんだ?」

「・・・これってキューピットの仕事ですか?」

「いや、不幸の神の仕事だ」

「・・・そんなぁ」

「ま、お前がやりたいといったんだろ」

「・・・おかしいなぁ?」

「なにが?」

「私のカンが恋を呼んでいるんですよ」

「・・・さっぱり意味がわからん」

「つまり、私の持っている特別能力が誰かの恋心をキャッチするんですよ」

「・・・その能力もともとあったのか?」

「はい、キツネ様が教えてくれました」

「ほう、ってことは、お前が言いたいのは・・」

「あの2人のどちらかが恋心を抱いてるはずなんです」


[・・・・となると・・・この場合・・]


「筑詩さんですか?」

運動場で体操服で走っている筑詩を呼ぶ麗治。

「あぁ、筑詩とはオレだ、何かようか?」

「あの〜、左大さんを知ってますか?」

「!!!!」

さっきまで平然としていたのに急に赤くなる筑詩。

(・・・恋心が感じます)

(・・・やっぱり)

「ささささ左大のやろ!やややややっっっとしょしょ勝負を!?」

[う〜〜ん、どうしようか?・・・・まてよ・・・よし!]

麗治は持ち前の天才の頭脳を使い、究極の作戦を編み出した。


「筑詩さん、左大さんからの伝言です」

「お、おお、おう!なんだ!!」

「あなたが好きだそうです」

「!!!!!!!!」

さらに真っ赤になり湯気まで出る筑詩。

「ばばばば!!ばっきゃろー!!ウ、ウ、嘘ついてんじゃ!!」

「嘘じゃありませんよ、僕は沖田ですよ?」

「お、沖田?あのキューピットクラブ部長の?なるほど・・・」

どちらかと言うと「天才の沖田」と言ってほしかったがこの際どちらでもいい。

「で、で、ででも、オレはあのままの左大は嫌いだ!」

「好意を認めおったわ」

ぶん殴られるはじめ。

「何ではじめがここにいるんだよ?」

「グ・・・いや、陰陽センサーに引っかかり気になってな」

何だそれと思いつつ無視して麗治は話を戻す。

「もちろん左大さんは中学校の頃の自分になって戻ると言ってます」

「そ、そそそれって、ほほほんとうなんだろうな!!」

「ええ、しかも勝負に勝って君を僕のものにすると」

「!!!!!!!!!!!!!!」

今までに無い動揺を見せフラフラの筑詩、


「では、一週間後に」


「・・・・て事になりました」

「なんだそりゃぁあああ!!!!!」

案の定叫ぶ左大。

「筑詩のバカ!昔の俺はもういねえっつってんのに!!まだ好きだったのかよ!!」

「ほほう、若き日の傷の為、嘘の自分を演じていたとはな」

「まぁなんとなく気づいてたがな、毎日筋トレしてるって言うし、他のオタクに訊いたら」


『え?左大?あいつ部員だけど完全なオタクじゃねえよ』


「って言ってたし」

「はははははは、これで陸上部へ転向であろう、愉快愉快♪」

「ゴキッ!!」

はじめの言葉にキレた左大は、はじめの首をへし折った。

「うぉおおお!!!!はじめ!!しっかりしろ!!」

「あれぇ〜、こころが見えるぞ?我もやっと・・み・・・え・・た?」

「やばいです!!幽霊になりかけてますよ!!」


「おい、俺は今から筑詩に好きじゃないって伝えに行くからな!!」

「ばかやろ!!」

麗治は左大を殴った。

「な!なにすんだよ!!」


「中学校の頃から、筑詩さんはあなたの事を思っていたんでしょう、あなたが傷ついた事もわかっているはずです・・・それでも筑詩さんはあなたの事を思っているんです!!信じてあげてください!!!あの筑詩さんの思いは本当なんですから!!」


こころが言う。

その言葉は、きっと、左大の心に伝わったはずだ。


「・・・・・・・わかった、信じてみよう」



 勝負当日

「さぁあ!!見ものだよ!!陸上部女子キャプテン高見筑詩と!!あのアニメオタク長馬左大が砲丸投げで勝負だ!!さぁ!どっちが勝つか賭けてみないかい!!」

茜が協力の為か金の為かわからないが観客を呼ぶ。


「え〜、でも筑詩先輩砲丸は専門外でしょ〜?」

「なに言ってるの!運動全般得意なのよ高見先輩は!!アニメオタクなんかに負けないわよ!!」

「でも長馬って体は大きいし筋肉あるもんな」

「もしかすると勝てるかもしれんぞ!!」


「ではまず一球!高見先輩が投げます!」

のりのりの実況悠里が喋る。

筑詩は観客に手を振りピースをする。

「きゃーーー!!筑詩様!!!」

「高見ってかわいいなぁ」

「ああ、結構人気あるもんな」


筑詩は力をこめて投げる。

短めのポニーテールがなびく。

「結果!・・・・18メートル!」

「わぁああああああああああああああ!!!!」

[女子で18は行き過ぎだろ!!]

麗治は心配になった。

「か、勝てますか?」

「フッ、大丈夫だ、これでも砲丸投げ中学生ギネス記録保持者だから」

そうだったのかと驚愕する麗治。


「続きまして!長馬先輩です!!」

「オタクが勝てるわけ無いでしょ」

「全く、筑詩様にはむかうなんてバカね・・・・あれ?」


運動場で眼鏡を外す左大、

「それって・・・ダテメガネ?」

麗治が先ほどより更に驚いて訊く。


「あぁ、オレはもう昔の左大だ」


「うそっ!!なにあれ!!??誰??」

「な・・長馬?・・はぁああ!!!」

「ま、ま、まままさか!?」


「なにあれ!!超美形じゃん!?誰だよ!??」

「あ!悠里!マイクに向かって喋るな!!放送されているのよ!!」

茜と悠里が慌てる・・・。


「左大・・・オレに勝てると思っているのか?」

筑詩が顔を隠して訊いている。

「おいおい、一度も勝った事無いくせに自信満々だな」

筑詩が顔をしかめる。

「お前!いい気に」


「安心しな、勝ってお前をオレのものに」


「ガツッ!!」

顔面に筑詩の拳が入る。


「そのセリフは・・・オレだけのとこで言え!」


[・・・肉体派カップルだな・・・]


「では!とにかく投げてもらいましょう!どうぞ!」

左大が構える、

「うぉおおおおお!!!!」

ブン投げる・・・・。


「・・・記録!!23メートル!!!」

[まて!!!日本記録超えた!?]



「ま、一件落着ね」

茜が稼いだ金を数えながら言う。

「まさか長馬さんを改心させるとは・・・素晴らしいですわ」

「おぉ〜、30万、結構たまったなぁ」

「おい茜、俺の報酬は?」

「は?無いよ」

「・・・・・・」


「このやろ!!少しは分けろ!!」

「やーだよ!!欲しいなら来てみなさい!」

運動場で走る茜を必死に追いかける麗治。


「今回長かったね」

「そうだねこころちゃん」

「作者いわく文字数は過去最高だと」

「・・・さて、次の相談者は誰でしょうか?」

どうでしたか?

ここでお知らせです。

カップリング募集をします!

どんな奇想天外なものでもいいです!

こんな♂と♀の恋はどう?って感じで募集です!

後はATURAが編集します!

もちろん感想・評価も待ってます!

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