登場人物紹介(三章・番外編)・語句紹介
これ誰? や、これ何? となったとき用です。
*登場人物(三章)
リラ・モーガンス
本作主人公。転生者。多量の魔力を持ち、魔術も得意とする。元巨大犯罪組織アイーマに所属する暗殺者、現在は国治隊総司令部特殊犯罪現場出動部隊に所属。現在オノラブル国立魔術学院に生徒として潜入中。第四学年、紫クラス。青紫の瞳、茶色い髪。あだ名はライラ。有名な魔術師として「アイオライトの魔術師」の二つ名を持つ。正体は行方不明の公爵令嬢なのではないかという疑惑が生まれている。
ヴィヴェカ・シュルツ
リラの妹的存在。リラ同様元アイーマ所属、現国治隊員で魔術学院に潜入中。第三学年、青クラス。物静かな性格で仲間思い。元ダールベルク男爵家の末娘。シグムンドに思いを寄せており、結ばれた。藤色の瞳、濃紫の髪。あだ名はウィスティ。
シグムンド・ラムスドルフ
リラ、ウィスティの兄的存在。二人同様元アイーマ所属、現国治隊員で潜入任務中の二人のサポートに回る。頼れる兄貴肌。元フォルスター伯爵家の嫡男。躑躅色の瞳、藍色の髪。十九歳。あだ名はルゥー。ヴィヴェカに思いを寄せ、結ばれた。
リュメル・キースリング
リラのクラスメート。魔術騎士団長キースリング侯爵の一人息子。いつも笑みを浮かべている美青年。女たらし、腹黒い性格。魔術に対し並々ならぬ執着心を持つ。蜂蜜色の瞳、黒い髪。生徒会役員、会計を務める。リラに思いを寄せている。
ヴィクトリア・シュヴァルツァー
リラのクラスメート。第四学年紫クラスの中で、リラを除けば唯一の平民の生徒。明るく快活でちゃっかりしている。蜜柑色の瞳、深緑の髪。魔道具研究会に入っている。ムスタウアの組織員であると判明。
マークス・メランヒトン
魔術学院の教員。魔術の実技授業担当。リラに頼まれ、潜入捜査の協力者に。柿色の瞳、白銀の髪。
クロエ・レイヴン
リラのクラスメート。リュメルとイザークの幼なじみ、サグアス第二王子の婚約者。第四学年の令嬢のなかで頂点の立場に立つ侯爵令嬢。貴族らしい高飛車な性格。サグアス王子を慕っているが、報われない思いに苦しんでいる。紅葉色の瞳に青い髪。
エンジェラ・クライン
漫画『朱眼姫』における主人公。転生者。平民。第四学年赤クラス(第三学年までは白クラスだった)。猪突猛進系女子。水色の瞳、伽羅色の髪。朱眼の姫として覚醒し、サグアス王子との婚約が決定した。覚醒後は黒髪赤目だが、魔術により色を誤魔化している。
イザーク・ドランケンス
エンジェラのクラスメート、リュメルの親友。エンジェラの魔術特訓に付き合う。ドランケンス侯爵令息。真面目、メガネ。魔力量の少なさにコンプレックスを抱いている。生徒会書記。深碧の瞳に焦げ茶の髪。
サグアス第二王子
オノラブル王国第二王子。漫画『朱眼姫』におけるメインヒーロー。生徒会会長。第五学年紫クラス。エンジェラのために王位継承権を放棄することを宣言した。
ハインリッヒ・エーレンベルク
エーレンベルク公爵家嫡男。サグアス第二王子の側近、リュメルの幼なじみ。第六学年紫クラス、生徒会副会長。深い青の瞳、黒い髪。
ギード・モーガンス
リラの養父兼上司。国治隊総司令部副司令官。
キースリング侯爵
リュメルの父。魔術騎士団団長。
ダチュラ
アイーマ元幹部。飄々として何を考えているか分からない男。リラの育て親とも言える存在。朱殷の瞳、銀色の髪。
アコニツム
元アイーマの組織員。アイーマの思想に反するとされ、リラによりアイーマから追い出された過去を持つ。ヴィクトリアの育ての親であり、ムスタウアの創主と明かされた。侮辱されたとリラを逆恨みしている。
アイオラ・エーレンベルク
漫画『朱眼姫』における悪役令嬢だが、二歳の時に誘拐され現在は行方不明。ハインリッヒの妹。黒髪縦巻きロール。
*番外編:ライラックは咲く
ルドベキア
リラの初の殺しの任務として殺された男。国治隊より潜入していたことがばれ、殺された。生前、ダチュラと親しくしていた。
*語句説明
アイーマ
四年前に壊滅された巨大犯罪組織。
ムスタウア
現在最大の犯罪組織。吸魂具を使う。
オノラブル国立魔術学院
王国唯一の国立魔術学院であり、魔術教育の最高峰。第一学年から第六学年まである。各学年魔力量順に多い方から紫、青、赤、黄、白の五クラスに分けられる。
魔道具研究同好会
オノラブル国立魔術学院における部活動の一つ。ヴィクトリアが所属する。かなり画期的なものを多く開発していて、実際に魔道具製造工房と契約して商品化したものもある。
朱眼姫
漫画『朱眼の姫 〜朱玉を貴方に捧ぐ〜』の略称。
国治隊
オノラブル王国における警察的存在。正式名称は国内警衛治安維持隊。隊員の割合は平民が多い。
魔術騎士団
オノラブル王国における自衛隊的存在。団員の割合は貴族が多い。
アベライトの瞳
オノラブル王国の始祖アベライトによりつくられた国宝。詳細は二十一話参照。
面会申請
服役中の人に面会するために必要な申請。重い罪を犯した人の場合、書類申請後には面会希望者の素性などの詳しい調査が入る。初面会の場合、調査には1ヶ月ほどかかる。
柄に青紫の石が付いたダガー
リラがアイーマにいた頃、ダチュラから貰った。
*魔道具について
魔力をエネルギーとして動く電子機器のようなもの。自ら魔力を流して使うタイプと魔力の電池、魔石を利用して動くタイプがある。
吸魂具
人間の魂を吸い取ってしまう。吸魂された人間は死ぬ。ムスタウアが独自開発した魔道具。詳細は不明。
魔信具
魔力を流すことで使える携帯電話的魔道具。正式名称は魔力利用型遠距離通信用魔道
人運箱
車的な魔道具。
吸魂具弾き
吸魂具の魔力から身を守ってくれる不思議な虹色の柔らかいゴムのような感触の球。ヒューロン、ヴィクトリアが所持していた。
緊急救急通信輪
通称エマージェント・タグ。アンクレット形状で、着けていると、命の危機が迫ったときに、自動で対の受信機に通信して位置情報を送ってくれる魔道具。リュメルからリラに贈られた。
*魔力、魔術について
魂が作り出す力が魔力、それを動かし操るのが魔術。魔力は多ければ目と髪の色に現れる。目が赤ければ赤いほど、髪が黒ければ黒いほど、魔力量は多い。魔力の色=目の色。
魔術でできることはものを動かすことや変化させること、あとはエネルギーの出し入れ。無から有は生み出せないし、有を完全になくすことも不可。実体化したものは触れるがあくまでも魔力の塊にすぎない。
結界
魔力を固めて作る。実体化魔術の前段階のようなもの。ある程度の物理攻撃、魔力による攻撃をそれなりに防ぐ。
魔力干渉
コントロールを離れる前の魔力を伝って魔力の持ち主を探り当てる魔術。アイオライトの魔術師により公表された。自身より魔力量の少ない人にのみ行使可能。
実体化魔術
高密度の魔力を押し固めて、物理的に触れる物にしてしまう魔術。
姿隠し魔術
体の周りの空気を操り、光の見え方を変えて周囲の景色に同化する魔術。静止している時にしか使えない。
精神操作魔術
他人の精神に働きかけ、精神を乗っ取ったり、暗示をかけたりする魔術。禁忌の術とみなされ法律で禁止されている。原則自分より魔力量の少ない者にしか使えない。
忘却魔術
記憶を消す魔術。精神操作の一種ではあるが、その有用性から王族のみに使用が許されている。
魔力暴走
感情の高ぶるままに魔力が暴走し、コントロールが利かなくなること。その暴走に合わせて、精神もまともな状態でなくなってしまう。
幻視魔術
体の周りの空気を操り、光の見え方を変えて有るものを無いように見せたり、無いものを有るように見せたりする魔術師。
魔力鑑定
DNA鑑定の魔力バージョン。
魔力増幅剤
一時的に魔力が増える薬。長期間の服用後多量の魔力を使用すると、副作用で倒れてしまう。ムスタウアによってもたらされた。
殻核
魂が自衛のために作り出される結界のようのもの。魔力のもととなるもの。魔力のない動物も持つ。
核石
魔力を固めて石状にしたもの。緊急時に簡易的に魔力を補給するのに使う。満タン状態の魔力全てを使い切って作成する。
魔力切れ
魔力として使える分の魔力を全て使い切ること。強い脱力感を感じ、動けなくなる。
魔力欠
核殻までをも魔力として使い込んでしまうこと。魂は非常に繊細で外気に触れると壊れてしまうため、これになると魂を守るものが無くなり、最悪死に至ることもある。




