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2章 閑話 其々の動き

深夜という暗闇で死神は憲兵団の集団を翻弄していた。


それもそのはず。憲兵団は日中の戦闘であればそこそこの戦いができるが、夜間それも視界の悪い暗闇ではその力が発揮できない。


豆知識、憲兵団は騎士と違い、傭兵に違い。それ故に素行の悪い者もいる為冒険者を護衛につける方がまだ無難と言う声も聞こえる。だが、冒険者や騎士団に頼むのは金がかかる、それ故に街や都市には豪族がいるその豪族が資金源で無償で都市や冒険者都市など資金が潤沢でないところで活躍する不良の刑事さんみたいなものと思ってくれれば良い。


死神はあらゆる場面場所で鍛え抜かれた肉体と連携と統率そして夜間の戦闘が得意であった。


それ故に、憲兵団は統率が崩れ圧倒されつつあった。



死神の脅威を知らせる為俺は、自身の主に連絡をする。


魔力で特定の人物と連絡が取れる魔導器具だ。


ツーツーツー


《主人、死神が憲兵の一帯を鎮圧、明日の明朝には死神が都市に入ると思われる。》


《そうですか、ではギリーくんは死神さんにバレないよう動向をチェックして簡潔に伝えてください。》


《御意》



深夜の静けさに、剣戟が盛大にこだまし、その激闘がほぼ見えなくても、その迫力はわかる。


主人頼みますよ。







ところ変わり冒険者ギルド執務室



「ピグレット副ギルドマスター、大変です。死神がこの都市を…ギルドに属する者を審問にかけると言う情報が本部より入りました。」


「なっ…キミィ!!講堂にギルド職員を集めておきたまえ。」


「は、はい!!」


そういうと、ギルド職員の女性は執務室を後にした。


その後、ピグレットは手を叩く、するとどこからともなく、憲兵隊の面々が現れた。


「ギルドマスターにしてやられました。これは由々しき事態だ。僕様を全力全霊で守れいいな!!僕様に意見を言う奴は切り殺せ」


「はっ!」

「はっ!」

「はっ!」


ピグレットはっ、ここ最近自分の持ち場を離れることの多かったギルドマスターがいない事に、大盤振る舞い、ギルド法無視各種法を乱用し好き勝手してきた。だがそれが筒抜けであったことに、酷く怒りを露わにする。姑息な方法で自身の弱みを晒されたからだ。


ピグレットは、怒りを沈める為、執務室の椅子にどかっと腰掛け葉巻を吸うのだった。








ところ変わり宿屋



「御二方起きてください!」


2人は眠気まなこで欠伸をするとこちらに視線を合わせてきた。


「暁峰です。これより、反撃といきましょう。」


『話が見えないのよさ!』


「すまないすまない、今から少しすると、異端審問会こと死神が来るんだ。」


すると、ユーリスは感情をむき出しに、覇気を放った…その一瞬は人を死んだ方がマシだと錯覚させるような殺気にも似た覇気だった。


すると、リズという少女が彼を諌める。


僕は不意に以前渡した、面をつけるよう彼に促す。


「先日上げた面をつけて、死神と会うことをお勧めするよ。取れと言われても、火傷でこれが皮膚がわりだと言えば多分それ以上は言わないはずだし、その面は君が取ろうとしない限り取らない使用さ…さてさて、行こうか者君。」


『あんた、とても乗り気ね。』


「そりゃそうだよ、君達を救えるからね。さてこれを乗り切り次の君達の舞台へ誘うとしますか。」


僕達は決戦の場所へと行くために準備を行っていた。








ギルド総本部



「ギルド会頭、今回はご苦労であった。件の事件は我々異端審問会が担う。それにより、当面の間ウォークの凍結を言い渡す。」


「うむ、仕方ないことじゃな、日程は如何程か伺っても?」


「未定は未定だ。自分がその決定権を持っていない。決まれば会頭に伝書鳩をよこす。」


「うむわかった…して当該ギルドの副ギルドマスターについてはどうなるんじゃ?」


「貴様、自身の配下に厳しいな?まぁいいだろ、ピグレット・イザーム・シュナイダーはまず戸籍を剥奪されるのは確定だ。以降の措置に関してはお答えすることはできない。」


「ウォークの市民に関しては、怪我なく逃して欲しい。頼む。」


「了承しかねるが、最善を尽くそう。我々も慈善活動ではない故、疑惑のあるものは一旦預からさせてもらう。疑惑が晴れれば解放する。」


「うむ助かる。」


「ほかに聞きたいことはあるかな?ギルド会頭」


「ないな」


「では、費用に関しては後日配下の者に持たせて送る。」


「おっと忘れていた、一応ここで締結した条約を契約書に移しておいた。貴様と俺が血をたらせば、ギルドと異端審問会との約束事になる。これでハンコにする者はいない。」



2人はお互いの血を契約用紙に垂らす。


垂らされた用紙は青い炎を発生させその燃焼が終わると、互いの手の甲に呪印ができていた。


この契約は破けば死ぬというもの。それ故にこういった場面で用意られることが多い。







そして其々の動きが明朝の結果となす。

いつもお読みくださりありがとうございます!


良ければですが評価下さい!


魔導端末について。


リィの発案により、製作されたもの。


勿論この世界ではリィの仲間とリィその人以外持ち得ない。


端末は、登録者の魔力で稼働。


登録者の真似をしても起動はできない。


何故なら、マザー端末はリィが持っていて、例え仲間が死んでもその情報がマザー端末に入り、以降鉄屑になるという仕組み。

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