2章 閑話 ウォーク凍結
ここは、学術都市スタディその1区にそびえ立つギルド総本部。
そこに息を荒げ目的の場所まで駆ける金髪の男がいた。
目的地に着くと金髪の男は乱れた息を整えドアをノックし入った。
そこは会堂となっており、各国各都市のギルドマスターが総員していた。
そして一際威厳を放つ男がいた、その男の指示に従い金髪の男は席に着く。
そして威厳を放つ男が席を立ち口を開ける。
「此度集まっていただいたの、誠に由々しき事態だ、ウォーク支部ギルドマスターダレン報告せよ。」
威厳を放つ男に指示された金髪の男ダレンは焦りを禁じ得ずオドオドと席を立ち口を開く。
「此度、我がギルドでは、ぼ…冒険者各位の法を著しく損なう行動が露見した。よ…よって我がギルドの不始末お…及びそれの解決案をき…決めたい!」
ダレンは過呼吸になりながらも各ギルドマスターに伝え終えた。
1人のギルドマスターが手を上げ口を開く。
「やはり若輩者のダレンではあのようなゴロツキ集団のギルドを任せられません!ギルド総帥」
ギルド総帥と呼ばれる男が腕を組み相槌を打つ。
そして口を開く。
「ダレン、此度は災難であったな、其方の手紙は我々各位が読んでおる。して其方の管轄ギルドに関してじゃが、一旦凍結させることが決まった。」
総帥のその一言で皆が相槌を打ちダレンはホッと胸をなでおろした。
「よって、ウォーク支部には異端審問官を派遣する運びじゃ、ダレン、まだ報告があるならば早急言うのじゃ。」
「はっ!今先程、我が管轄ギルドにおいて、超級クランエターナルの面々が非登録者にカツアゲさらにそれを見ていながら彼らに肩を持つ副ギルドマスターそして誰しも止めなかった事です。…私めが、もう少し彼らを抑制できていれば…」
腕を組む総帥は口を開こうとしたその時、先程手を上げたギルドマスターが割って入る。
その光景に他のギルドマスターが非難の声を露わにするが、総帥がそれを黙らせ、彼女に振った。
「申し訳ありません。彼ダレンは昨年業績によりマスターへと昇任しました、我々一同はダレン貴方を咎めません。ですがギルドマスターとしての素質は無いと表すしかありません。もう一度マスターとしての素質を高めてください。」
そう言うと彼女は席に着いた。
そして総帥は威厳篭る声色で言葉を紡ぐ。
「では、ダレンを本部配属に戻し再教育をしたのちお主らの管轄のサブマスターを任せる事とする。して早急にこの件を解決に動く。我がギルドの威信にか早急に対処する。」
その日の夕刻冒険都市ウォークは異端審問官の来訪を持ち、ギルドに関与するもの以外退去を命ぜられた。
ユーリス達が都市に拘束されてから一週間経った事の事だった。
いつも見てくださりありがとうございます!
頑張って書いていくので応援よろしくお願いします!




