2章 閑話 其々の交差
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これからもちょくちょく連続投稿とかしていこうと思うのでよろしくお願いします!
僕は、冒険者都市ウォークに足を運んでいる。
色々ありまして、僕の仲間は別の場所にて待機させています。
ここを訪れたのも、僕のスキル神託が挙げられますが、先ほどの人は神託にあったこの都市のギルドマスターであっているはずです。
さて僕は僕の仕事をちゃっちゃと済ませましょうか。
歩く事数分都市の中央に居を構える冒険者ギルドが見えてきました。
冒険者になるのが僕の仕事ではなく、冒険者ギルドの入り口の横で突っ立てる2人に用事がありこの都市を訪問しました。
一応神託によるものなので僕はそれに従い彼等に会うことにします。
ようやく僕のことを認識したのか小さな女の子が僕に口を開く。
『何様なのかしら!』
「ははは、ごめんね、僕の名前はリィって言うんだ。君達に用事があってきたんだよ。」
すると2人はこれ見よがしに僕の事をマジマジの見始めるが白いコートを纏う男性は直ぐに視線を外した。
『用事とは何なのかしら?妾達を嘲りに来たのかしら?』
「違うよ、君達に施しをしに来たのさ。」
『施し?』
「そう、君達の置かれてる立場はなんとなく分かったから少しの間君達と談笑しようかと思ってね。」
『唐突すぎるわね。お主どうするのじゃ?』
小さな女の子は隣に立つ男性に相談すると男性が口を開く。
「いいですよ。さて何から話したらいいですか?」
「そうですね、冒険者登録をしなくても魔物の素材をお金に変えれるか伺ってもいいですか?」
「いいですよ。」
「それは助かります。では教えてもらっても大丈夫ですか?」
一泊あけ男性が口を開く。
「冒険者にならなくても、換金は可能ですが冒険者の方より若干査定が低く設定されてます。これでいいですか?」
「何故査定が低く設定されてるのか伺ってもいいでか?」
「何故ですか?…そうですね対等の設定だと、命をかけたり未開拓地などの探索で死と隣り合わせの仕事をしている方と同じだと、冒険者はやってられないと言うことになりかねないのでそのための措置だと、以前知り合った方から教えてもらいました。これでいいですか?」
「勿論!感謝します。」
リィと言う人物と会話がひと段落すると、ギルドの入り口から先ほどのデブもとい副マスターが現れた。
「彼ブヒブヒ言ってそうですね。」
「『!!!!!』」
副マスターは僕の発言を耳にしたのか此方に用事があったのか知りませんが来られました。
そして鼻を鳴らすと堯業しく更には傲慢な態度で僕たちの方に来ました。
すると小さな女の子から迷惑になるからとその場を離れるよう言われましたが首を振りそれを取り下げました。
すると豚というしか表現できない副マスターが口を開く。
「君達ぃ!朗報だ!!!!!もうじき憲兵隊が来るそうだ!そう!!!!!君達が僕様に楯突いたのが悪い僕様の守り神に唾を吐いたのが悪い!悪いことしたもの達がどうなるかわかりまぁ〜〜すかぁ〜」
僕の後ろの2人はとても不快な感情を露わにしているが、彼等は下卑た笑みをこれでもかとあらわにしている。
「待ってもらおうか!このもの達は私が預かろう!」
「ななっ!こ奴らは我々がギルドに唾を吐きかけた愚弄者だ!それを他所から来た1下民が大口を叩くでない!…さっさとくるのだ!罪人よ!」
僕が次の一手を考える合間に、2人は何やら喋っているが大体察しはついたので豚副マスターに僕は口を開く。
「申し訳ないですが、彼等は一介の市民です。各法に知らしめても罰金がいいところでは無いでしょうか?無論、各法に照らし合わせても、2人で金貨4枚各人二枚という計算が定められております。なので私一応彼等と知り合いなので金貨4枚で収めてもらえないでしょうか?」
僕は、リュカに教わった各法律をある程度自身が不利にならない程度知っているから言えることだ。
それなのにこの副マスターは意を唱え始めた。
「いいですかぁ?ギルドという高貴な職人達の職場に下民が唾を吐いた問題問題です!なので彼等を早々に渡しなさい!痛い目見ますよ!貴方」
僕はため息を吐く。
「ギルド法にのっとてるなら別に彼等を庇護するのは間違ってますが、貴方達はどの法に照らし合わせても違法なやり方をしております。なのでこれ以上互いに不利益を被らないため金貨4枚で目を瞑る事をお勧めしますよ。」
副マスターは唸っている…そしてわめき散らしたかと思うと、僕から金貨4枚を奪い取り
そして最後に副ギルドマスターはそこで待っていろというとギルド内に戻って行きました。
『助かったわ。』
「僕は最初に言いましたよね!貴方達に施しを与えると。なのでこの件が収束するまでが僕の仕事です。礼は最後に取っといてもらえると助かります。」
『ところで、妾少し気になったのじゃが、妾達を金を払えばいいということはどういうことじゃ?』
僕はニコリと微笑むと口を開く。
「そうですね、彼の方達は『ギルドの建物に唾を吐いた』と言いましたよね。確かに外観の清潔感は大事です、そしてそれを現行犯で取り押さえたまではいいのですが、貴方達を放置しましたよね。」
『それがどうしたのじゃ?』
「なので、ギルド側が建物への損害賠償を君達に問うのはあり得る話ですがそれでも、銀貨数枚もしくは数十枚が限度です。ですが貴方達はお金を持ち得ないだからそこをつかれたのでしょうね。でも僕が君達の権利を買いましたので貴方達は僕のものです当分は、なのでギルドが介入することは法律に則ると、違法となります。お金を握りしめて行きましたしね。まぁギルドはこの手の法律を遵守した上での運営のはずですが、困りものですね。要は君達を金で買ったと言うことです。」
「お金で買われたんですね。私たちは。」
「気持ちはわかりますが、この件に関してはお金で貴方達を買う事が目的といってはなんだったので。」
「もう一いいですか?何故私たちが冒険者でないことが分かったんですか?」
『それは妾も思ってたことじゃ』
僕ニコリと微笑むと口を開く。
「それはですね!僕のスキルの一つ鑑定というものです。簡潔にいうと相手の能力や現在所属している所があるかないとか見れます。因みに貴方達は無職となっていたので、冒険者でないという事が分かったのです。」
2人は、えっ、という顔をしましたが少しするとウンウンと頷いておられました。
ところ変わりギルド内部の執務室。
「あははは!おい豚マス一杯食わされたな!」
「僕様の事を豚と言うでない!クッソォぉぉぉあいつらだけは絶対許さない!」
「俺達があの2人に関わることは出来ないってだけであのペテン野郎は別だけどなぁ!はっはははは!」
「流石!頭の回転の早いな流石兄貴!!!!!」
「んで、あのペテン野郎はどうするつもりだ?あいつがいるせいで、あいつらの素材まで手をつけられないことになってしまったぞ!」
「ど…どうしてなのだ!」
「お前が副ギルドマスターになれたのがおかしいくらいだぜ!ぁっ俺たちのお陰か!まぁそれは置いといて、いいかよく聞けよ、俺たちはあの金欠野郎から素材を搾取する為にお前に乗ってやったんだ!でだ、あいつらの権利を金で譲渡してしまったことで、此方で押収しているアイツらの素材はこっちの物になってないっていってるんだ!これくらい常識だぜ。豚さん」
そしてこの副ギルドマスターは常軌を逸した発言をすことになる。
「僕様の顔に泥を塗ったあの黒髪の坊主を殺せそして所持している物品共々奪ってこい!」
「兄貴どうしますか?流石にもう野党の一種ですぜ。」
「兄貴、俺たちはガラが悪くても冒険者だよなっさ…流石にそれは…」
「テメェら俺達はもう手遅れだ、ならやることは一つだろ!って言いてぇが、豚、少し考えさせろこの件に関しては」
「ちょ…ちょっと待つんだ!僕様の顔に更に泥を塗るつもりか?さっさとアイツらの身包み剥いでくるんだ!これはサブマスターの命令だ!」
エターナルのリーダーは頭を書きながら此度の件を回想していた。
「悪りぃが、ちと考えさせてくれ。例え副ギルドマスターの勅命でもだ。それに、お前は俺達に貸しがあるのを忘れるなよ。今回の件はやりすぎだ豚一つ言っておく、上に上がってれば俺達は終いだ。だから真っ当な事で俺達に貸しを返せ。」
豚は赤くなり吠えるがそれを無視して俺達は執務室を後にした。
エターナルの面々はギルドにもうじき到着する憲兵隊との話し合いに挑むのであった。
異端審問官
謎に包まれた政府の犬と言われることがある組織。物語上で解明します。




