元勇者の修行
三月初投稿!!頑張って書いていきますよろしくお願いを致します!面白ければブックマークよろしくお願いします!
あれから一月後、俺はシーレム卿とシュラーゲン将軍に連れられ魔王城を訪れていた。
何故俺が魔王城に連れていかれたかというと、先の黒い丸薬を5日に渡り飲み続けそれで尚、自我を保ち生きていたからだ。
通常あの丸薬は魔族でも発狂して死んでしまうほどの効力を持った薬らしい。これは、魔王曰く試しの儀を執り行うかを足り得る人物かを見極めるための措置らしい。
そして、魔王軍に所属する幹部の面々はこの丸薬を定められた期間飲み続け今の地位に居る。
そして俺もその期間耐えた為、復讐のための修行を決行するため呼び出されたのだ。
そして魔王より直々に、最近の外の情報が伝えられた。その内容は、勇者の召喚に成功したという情報だった。
そして魔王は自分を討とうとする者達の情報を平然と伝えてきたのだった。
そして魔王は、俺の強化育成修行内容を伝えた。
その内容は心技体すべてを強化する内容だった。
…そして期間は、勇者の育成に合わせ三年間と伝えられた。
その後、俺は魔王軍の執事に連れられ一室をあてがわれた。
そのすぐ後、シーレム卿とシュラーゲン将軍が訪れこれから始まる過酷を極める修行を始める前に労ってくれた。
シーレム卿達が部屋から出ると、入れ違いで能面な表情をした男性が入ってきた。
その男性は、機械のような抑揚のない喋り方で俺に喋りかけてきた。
「お初にお目にかかります。私、これから貴方様に三年間仕えることになりました。名をサーレムと申します。以後、貴方様の修行中のお世話を担当させていただきます。」
そういうと、サーレムは丁寧なお辞儀をした。
「よろしく頼みます。俺の名前は、ユーリス・ブレイバーです。」
すかさず俺は挨拶をし返す。
サーレムは此方の反応を確認した後、食事に案内するというので、俺はサーレムの後を追っていった。
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食事は、会食形式だった。魔王軍の主格が勢ぞろいだった。俺の隣はシーレム卿だった。そして俺の斜め後ろには先程挨拶のあった、サーレムが立っていた。
シーレム卿の後ろにはニータが立っていた。俺が振り向いた際ニータは笑顔で此方をみてすぐに正対した。
するとシーレム卿が俺にささやき声で訪ねてきた。
「君のお気に入りの、メイドをこの期間私の専属でここに連れてきた。まぁあれだ、修行期間中のオアシスと考えてくれればいいのさ。どうだ?嬉しかろ?」
「…見知った人が沢山居てくれることは助かります。シーレム卿ありがとうございます。」
「いやいやいいのさ。私も君の事が心配でね、君の事を近くで観てきたものがいいだろうと思い連れてきた。何かあれば君の執事でいいし、もっとも、自分や彼女ニータを頼ってもらえれば尚良いのだがね。」
すると能面の執事ことサーレムはズイっと俺とシーレム卿の間に上半身を入れてきた。
「お手数ですが、今より魔王様が着席なさいます。私語は謹んでいただきたいです。後、私も主に頼っていただけるよう先進職務を全う致しますのでよろしくお願いします。出過ぎた真似をいたしました。」
サーレムはそういうと、元の位置に戻っていた。
その数分後魔王様達が魔王様夫婦を先頭に大名行列のように現れた。
そして魔王様たち上層部幹部が着席すると。頃合いをみて魔王が立ち上がり盃を掲げた後労いの句を述べる。
「これより、新たなる同士を迎えることとなった。それは彼ユーリスだ。元々彼は我等に仇なす存在だったが、とある出来事により我等に剣を捧げてくれた。
だがしかし!彼は魔王軍の主格になり得る人材ではあるが、己が使命を全うした暁に我が軍の傘下に入ってもらいたい心より願っている。我が軍はユーリスの事を万全の体制でバックアップする心構えだ。その一環として、試練を課すことにした。その試練を乗り越えられるよう、今宵ユーリを労うために皆に集まってもらった。感謝する。では!彼ユーリスを労って乾杯とする!」
魔王の一声に皆は盃を掲げ乾杯といった後皆が祝杯をあげる。
その日は俺は楽しんだ。この後に待っている地獄を知らずに。




