コウゲンカエルって案外高いんだね
「うーわ。綺麗に千切れてるな」
「柘榴さんがやったんですよ⁈」
「売れるかな?」
...収納魔法‼︎
「撫子さんの収納魔法の容量の限界ってどのくらいなんでしょうかね...」
移動中...
「街の風景とか一切描しa《OUT》されてねぇよな。なんなんだろこれ...」
「これ。売りたいんですけど」
「はい。え?初心者ですよね?」
「はい?その通りですけれど?」
「実はこの〈コウゲンガエル〉中級者が四人で戦うものでして。皮が切れにくいんですよ。しかもほかと違って火の魔法も効きにくいですしね」
「「収納魔法を圧倒的スルー」」
「いくらで買ってくれる?」
「はい。これだけ傷が少なかったら本来は銀貨5枚なんですが、7枚になります」
「おい坊主。「フレッグですが」フレッグ聞きたいことがある。普通の四人家庭は月金貨何枚で生活する?」
「だいたい4枚くらいですかね」
「そうか。それではそれぞれ何枚で次の貨幣になる?」
「鉄貨10枚で銅貨。というか鉄貨、銅貨、銀貨、金貨、ミスリル貨、それぞれ10枚で
次の貨幣になるという感じです」
「そうか。ありがとう」
「ありゃー。こりゃ惚れられちゃったね」
「そうですね。惚れられちゃいましたね」
「どうかしたか?」
「「いや天然のたらしを見ただけです」」
「どうした、揃いも揃って⁈」
「あれ?バールおいてきちまった」
「「馬鹿‼︎」」