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私の魔術は使いにくい  作者: ロミ


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始めてのアイテムボックス

数ある作品の中から選んでいただき、ありがとうございます。

ジャンルをファンタジーからコメディーに変更しました。内容は変わっていません。

始めて連載。始めて異世界作品書きました。

短いですが、楽しんでいただけると幸いです。


 私が、ここは異世界だ。と教えてもらったのは、10歳の判定の儀の時だった。両親と神殿に行って、女神さまの前で祈った時。女神様が現れて、説明してくれたのだ。


 祈った瞬間、お決まりの白い空間に転移して、この世の者とは思えない、美しい男性が目の前に居た。

そう、男性。どう見ても男性。美しいけど、何処か作り物めいた。例えるなら映画スピードの若い時のキア○・リーブスのような見た目。


 あー、私昔好きだった、一目惚れした俳優さんだと、前世の記憶を思い出した。


 女神様曰く、キア○・リーブスの容姿にしたのは、私が受け入れやすい容姿を選んだそうだ。それから女神様より説明があり、前世の私の善行を加味して転生させた事。転生特典として、魔力が平均より10倍多い事。好きな魔術を選ばせてくれる事などを説明してくれたが、全然耳に入らなかった。


 だって、前世で大好きだった俳優さんが、目の前で私に、私にだけに微笑んで、ハスキーボイスで話しかけてくれてるんだよ。こんな夢のような贅沢がある。最&高だよ。


 女神さまは、真剣に説明してくれたが、当の私は上の空で話を聞いていたら、いつの間にか、魔術の種類が決まっており、夢のような時間が終わってしまい、泣く泣く神殿にもどった。


 両親は、ぼーと放心状態の私を見て、よくない魔術を授かったのだろうと心配し、励ましてくれたが、私は、夢の時間の余韻に浸っていただけだ。



 神殿から自宅に戻ってきて、頂いた魔術を試してみることにした。今回、私は転生特典として、自分で魔術を選ぶことができたが、一般的には、一人1つランダムに授かる。火魔法や水魔法、剣術だったり、料理だったり、血筋や家柄は関係ない。ただ魔力量だけは、貴族の方が平民より多い傾向にあるだけだ。


 そういう私は貴族だ。子爵家4人兄弟三女。兄1人、姉2人。兄は結婚しており、もうすぐ子供が生まれる。長女も結婚して辺境伯爵に嫁ぎ、次女は学園の最高学年だ。兄弟全員魔力量が多い。私の魔力量が多かったのは転生特典もあるが、血筋でもある。



 異世界転生の三種の神器、鑑定、ネットスーパー、アイテムボックス。この中で、私はアイテムボックスを選んだ。前世の私は収集癖があり、オタクとまではいかないが、好きなものは、とことん拘る性分だったらしく、今生の私も少し引継いだようだ。




 さっそく、アイテムボックスを使ってみる。

 まずは、「ステータスオープン」

 ・・・・。

 出ないよね。出ないと思ってた。恥ずかしい。異世界転生だから、一応やってみただけさ。


 今度こそ、「いでよ、アイテムボックス」

 ・・・・。

 出ないね。出ない。何故?。発動条件何?。女神様説明してくれた気がするけど、私聞いてなかった。


 そうか!物に触れて、アイテムボックスに入れる想像してみるんだ。

 部屋の中を探したら、鉛筆があったので、掴んで入れる想像してみる。

 ・・・・。

 入らないね。入らない。何故?どうやって入れるの?

 自分の中に、大きいい箱型の魔力がある事は、感覚で分かる。これに入れるんだよね。


 他に、何か方法があるの?私は、思いつくままにいろいろ試したが、まったく発動しなかった。


 駄目だ、発動しない。自室から女神様に祈ってみたが、女神様は答えてくれなかった。


「もー駄目だ。明日試してみよう。無理なら、両親に無理言って、神殿にもう一度連れて行ってもらおう。女神様に合えないかもしれないけど、発動しないままにはできない。今日試した事をノートにまとめよう」


 真面目な私は、今日試したことをノートに記入しだした。記入中、癖で、無意識に鉛筆を噛んでしまった。

 すると、鉛筆が消えた。

 アイテムボックスに入った感覚がある。


「え!消えた。入った!どうして、どうやって?私何やった?」


 私は、もう一つの鉛筆を噛んで、アイテムボックスに入れる想像をすると、鉛筆は消え、アイテムボッスに鉛筆が2本目になった。


「噛むんだ。・・・。」

 これから、ずっとアイテムボックスに入れるときは噛むの・・・。不便じゃね。

 鉛筆は噛めたけど、口に入らない大きさの物は、入るのか?一回やってみよう。


 私は、自分が座っていた椅子を噛んでみた。


「入るんだ・・・。」

 椅子が消え、アイテムボックスに椅子1つになった。



「やばい、これどうやって取り出すの?」

 念じてみたが、出てこない。「椅子出てこい」言葉にしてみたが、出てこない。手をかざして、念じてみたが出てこない。腹部をさすってみたが、出てこない。


「どうしよう、取り出せないよ」

 私は泣きそうになりながら、口の中に指を突っ込んだら、椅子の足に触れた。

 そのまま口の奥に手を突っ込んで、椅子の足を掴み、口の中から引きずり出した。


「・・・。」

 私は引きずり出した椅子を呆然と見ていた。



「こんなことってあるーーーーーー!!!!」絶叫した。







定番のアイテムボックスネタ。

入れ方、取り出し方が特殊だったら、どうなるんだろうと思って、書き始めました。

今後とも、お付き合いいただけると嬉しいです。

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