使い魔志願?
眠っているようで意識が起きている、夢と現実の間にいるような、ぼんやりしている時間。
夢うつつの時。
私が自室のベッドの上で横になっていると、少年のような声がしました。「ねえ、契約しよう」と。
「? 契約?」
「そう、ご主人様」
「私の?」
「ううん、僕の」
彼の受け答えは早く、その言葉への私の認識が追い付かないくらいでした。
少し間をおいて、言葉の意味が理解できる感じです。
私はぼんやりしていて、契約と聞いて思いついた、変な質問をしました。
「結婚ってこと?」
すると声の主は、「うーん……」と言い、その声と共に、私の意識が浮上し、声は聞こえなくなりました。
夢うつつの時は、不思議な体験をする時があります。
夢なのか、それとも精神だけが不思議な世界とつながるのか……
もし魔的な存在がいるとしたら、その当時、私は心が弱っていたので、利用しようと声をかけてきたのかもしれない、と思うことがあります。
あの時、意識が覚めなかったら、どんな返事が返ってきたのだろう。
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もう一つ、夢うつつの時の体験があります。
新しい話として書くには短いので、ここに追加して残しておきます。
ある日私は一人、部屋のベッドの上で口を半開きにして寝ていました。すると、
「くくっ」
と若い男性の笑い声がしました。
そして、私の下唇を指か何かで押さえるような感触がして、口を閉じられたのです。
びっくりしました。実際に触られた感覚がしたので。
目を覚まし周りを確認しましたが、誰もいませんでした。




