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「わーーーー!!!」
画面になんか居る!
喋ってる!?
驚いてスマホを中に放り投げちゃって、床に落ちる前に何とかキャッチする。
『何するんですか。危ないですねー』
画面をみてもやっぱりなんかいる。
赤髪で可愛いアニメのキャラみたいなのが。
スマホを恐る恐る触ってみると、その部分を避ける様に移動した。
なんだこれ、なんだこれ?
「あー、寝ぼけてるんだなー」
『いえ、登校時間まで1時間もありませんよ』
「え、まじ?」
赤髪の子にばかり目がいってスマホの左上に表示される時間をみえれてなかった。
7:30。ま、まずい!
慌てて鞄の中を確認して、必要なプリントを入れる。
急いで制服に着替えて1階に降りる。
「おそよ。遅刻だけは駄目だからね」
「分かってる!」
ママがお仕事の支度をしながらも、私に小言を言ってくる。
大急ぎで菓子パンを選んで鞄に入れる。
ついでに冷蔵庫から紙パックのコーヒー牛乳も鞄に入れて洗面台に直行。
鏡の私はボッサボサの髪をしている。
しっかり歯を磨いて顔を洗って、寝癖直しをこれでもかってくらい頭にかけて乾かさずに家を出る。
「行ってきます!」
「はーい、いってらっしゃい」
ママの声を最後まで聞かないで青空の元へ飛び出した。
スマホで時間を確認しようとして、赤髪の子がまだ居て、忘れてた私は驚いて落としかける。
『慌ただしい朝ですね。良くないですよ』
「うっさいなあ、もう」




