初めての家庭教師(真)
「まさか司君がロリコンだったとはね〜」
「だから違うって!」
「しかも強引にやるなんてね〜」
「彩芽怖かった〜!」
「お前…」
風呂場で彩乃と最悪の形で対面した俺は
彩芽の部屋で説教?を受けていた。
「俺は家庭教師として雇われただけだって!」
「家庭教師ねぇ〜風呂場で保健体育でも教えてたの?」
「ちげーよ!」
「じゃあなんで風呂場にいたのかしら?」
「それは…」
俺は風呂場で倒れるまでの経緯を素直に話した。
「彩芽、今言ったこと本当?」
「違うよ☆なんかおにーさんが『保健体育を教えてあげるから風呂場行こうか』
っていって連れてかれた〜」
「普通はベットだろ」
「司君、やっぱりあなたには罪を償って貰わなければいけないわ…」
「まじかよ…」
警察行きか?あのアニメは見れないし、
漫画も読めない独房で過ごすのか?
あー俺の人生終わった…
「あなたはここで彩芽が卒業するまで
家庭教師をしなさい」
「それだけは…えっ?」
「彩芽の家庭教師をしてって言ってるの」
「なんで?風呂場で妹を押し倒したやつだぞ?」
「あら、やっぱり体目当てだったの?」
「いや!違う!もちろん!断じて!」
「ならいいでしょ」
「でも、なんで…彩芽はあんなこと言ってたのに…」
「バカね、妹のついた嘘ぐらい簡単に見抜けるわよ」
「え…じゃあ俺のことを信じてくれるのか?」
「そういうことよ。ていうか司君がそんな大胆なことできるとは思わないし」
「そうか…ありがとう」
「じゃあ彩芽のことよろしくね」
「わかった」
そう言って彩乃は部屋を出て行った。
「だっておにーさん!よかったね!」
「お前…」
「わあ!おにーさんの目怖〜い!私の貞操奪われちゃう!」
「いらねえよ!」
こいつと話してると余計に体力をつかうな…
「で、おにーさん?何教えてくれるの?
保健体育?」
「それはない」
「じゃあ何?」
「お前の一番点数が低いやつは?」
「保健体育☆」
「真面目にやれ」
「国語かな」
「国語か〜」
国語は俺もあまり得意ではない。今回のテストも一番点数が低かった。
(でも小4レベルだからな〜)
俺は国語を教えることにした。
「国語の何がわからないんだ?」
「全部わからない!」
「全部って」
そういうパターンか。
なんで日本人なのに国語を勉強しなきゃいけないんだとか思ってる系か。まあ俺もそう思ってるけど。
「じゃあ国語は置いといて、
宿題とかないのか?」
「あるよ、読書感想画」
「夏休みかよ」
「金曜日はいつもより難しい内容になってるんだよ」
「そうなのか…」
まあ土日挟むからな…たまにいるよな、こんな先生
「何読むか決まってるのか?」
「うん!これ」
彩芽が取り出したのは『ロリっ子と忘れられない初体験☆』と書かれた本だった
「これって…」
「おとーさんのベットの下にあった」
おとーさんいい趣味してるな。でも今時ベットの下って…クローゼットの服の間とか、引き出しの後ろとかあるだろ
「お前、これ読んだのか?」
「まだ読んでないよ」
「さすがにこれはダメだな」
「なんで?」
「お前わかってて言ってるだろ?」
「もちのろん!」
「そこは否定しろよ!」
「家庭教師なのに嘘をつくことおしえてる〜」
「もういいから違う本探してこい」
「わかった」
それから数分後…
「もってきたよ」
ドサッ…それは大体20冊ぐらいあった。
「たくさん持ってきたな」
「ベットの下にこれだけあったから!」
「そこはやめろよ!」
一応表紙だけでも見ておくか…べっ別に
見たいわけじゃないんだからね!
そこには幼い少女が恥ずかしそうにスカートをめくっているイラストと『小学生と二人きりの特別講習』という題名が載っていた。他には、『幼い子と大人のマット運動』という題名と体育倉庫みたいなところで挿入を待っているようなポーズの少女が載っていた。その下は…
「おにーさん、興味あるの?」
「!」
やばい!こいつにだけはロリコンと悟られてはならない!
「いや、まともな本はないのかなーっね思って探してただけだよ」
「ふ〜ん」
やばい!やばいぞ橋本司!小学生にロリだとばれたらこれからどう接していけばいいのか!彩乃と卒業まで家庭教師するって約束?したじゃないか!
「おにーさんってロリコンなの?」
「違う!絶対!断じて!」
「あはは!なんで本気になってるの!」
「うっ…」
「へぇ〜ロリコンだったんだ〜」
「だから違うって」
「まあ、どーでもいいけど」
どーでもいいのかよ!俺の最大の弱みを握れるチャンスだぞ!そんな簡単にのがしていいのか?
「なんの本にするのー?」
「ならこれでいいだろ」
その時俺がたまたま持っていた『ソードアートオフライン』を渡した。
「えーSAOはもうよんだー」
「まじかよ!」
まさかこいつラノベ信者か?
「ていうか学校で借りてたわ、本」
「最初からそれを言え!」
「てへぺろ☆」
かわいいから許す
そのあと一時間ほどで読書感想画が完成した。まあ、いいできだとおもう。
「じゃ、そろそろ帰るか…」
「もう帰っちゃうの?」
「ああ…遅すぎると家族が心配するからな…」
「一緒にお風呂入らなくていいの?」
「いいわ!」
まあこんなやりとりがあったが彩乃も出てきて見送りしてくれた。
「じゃあな」
「うん」
「おにーさん明日ひま?」
「まあ今のところは…」
「じゃあ明日も来てくれると嬉しいな!休みだし!」
「俺は別にいいけど…彩乃はいいのか?」
「別に構わないわよ」
「じゃあこようかな」
「わかった!明日までに勝負下着考えておく!」
「考えなくていい!」
「明日いつ来る?」
「お昼過ぎかな」
「わかった。まってる」
「おう」
んっ…『まってる』?
「じゃーね、おにーさん!」
「うっうん。また明日」
まあ深く考えてもしょうがないか
「おにーさん!持って行った本、明日返してねー!」
まじか!ばれてたのか
俺は『ロリっ子と忘れられない初体験☆』と『小学生と二人きりの特別講習』をこっそり持ち出していた。(本当は『小学生と大人のマット運動』も持って行きたかった。)
ばれてないと思ったんだけどな
「わかった!」
俺は右手をあげて合図した。
今日の夜が楽しみだ。
まあいつも通りです
はい、




