また北朝鮮から火の手が上がる
ようやく安定した北朝鮮なはずが
皮肉なことに、北朝鮮内部の問題が、次の紛争を生んでます。
単純に言えば、親中国派、親ロシア派閥、それから民主派、そして朝鮮半島統一独立派、それと前政権残党と言うところです。一番優勢なのは、やはり国境向こうにあり、以前からエネルギー供給やらて生殺与奪の力を持つ中国をバックに持つグループです。
しかし、他の派閥もそれなりの力はあり、心情的には統一し独立もある、とまあ微妙な状態。
これに、茶々入れてしまったのが、韓国軍の一部。文政権の影響下にあった一部が、暴走して北朝鮮の国境警備隊(従来の正規軍が、改変されたもの)と組んで、親中国派の牛耳る「傀儡政権」を倒し、南側、韓国と統一するといった主張をし、クーデターを始めた訳です。韓国としては、いくら豊かな鉱物資源があるとは言え、インフラの再整備や、社会体制の再構築の莫大な投資の必要な統一は財界の反対もあって慎重なのにー!?
一方、北朝鮮をコントロールするので散々苦労した中国は、今さら統一朝鮮なんて、そんな爆弾みたいなもの、できたら扱いにくいから、北朝鮮のみの「属国化 」で手を打ちたい。
また統一朝鮮が民主化なんてもっての他である。
かくして親中国派対朝鮮統一派の対立が表面化して、さらに他の派閥も関与して、地味ですが延々とテロとカウンターテロ、攻撃と報復がまたぞろ始まるのでした。
そしてこれに中国が本格的に介入し始めたことから、紛争拡大してきて、後の歴史において第三次黄海海戦が起きてしまうのです。
さあ、どうなるか




