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「ステルス戦闘機」F-19奮戦記  作者: 通りすがりの野良猫
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C-130R(F-19仕様)

さあどうですか?

ミサイリアー、つまり主力兵器の空対空ミサイルを持って防空任務につく場合は、貨物室にミサイル搭載モジュールを積み込む。全長約10メートル、幅と高さは貨物室一杯位のものである。

機体にはレーダーはなく、あくまでイージス艦などからのデータを受けて目標情報を貰い、射撃するのである。途中までは慣性誘導で終末誘導を受ける。

ミサイル搭載モジュールは約8発を搭載できるようになっている。

(但しより大型の巡航対艦ミサイル等の搭載する場合4発になったりすることもある。)

発射は後部貨物室からドローグパラシュートで引き出されたサブモジュールごと1発ずつ投下され、安全距離確保ののち、点火、発射される。搭載される空対空ミサイル(試製極超音速空対空ミサイル)は2段式で固体ブースターで加速したのち極超音速ターボジェットエンジンに点火、最低でもマッハ5(音速の5倍)に加速、目標直撃を図る。これは速度が高く運動エネルギーだけで十分な破壊力を期待できるのと、高価な弾頭、信管を省くことでコスト削減するのが狙い。

射程は詳細は不明(になっているのは大人の事情でご理解を)だが、「敵」早期警戒管制機が対応できないような近距離からの射撃を想定すると、意外と短い場合もある。


目標移動速度が遅い、または固定状態ならさらに射程を伸ばした状態での射撃もあり得る。またこのミサイリアー仕様ではあわせてAN/USG-3相当の機能の端末をモジュールとして搭載、イージスシステムからの情報共有を受ける。


ミサイルをたくさん積んだ防空専門の戦闘機を空母や艦隊の周りに配置する、ミサイリアー構想そのものは、昔アメリカ海軍でダグラス社のF6Dが計画された頃からあり、実用化はF-14で実現したものの、当初の「低速の機体」で防空するオリジナルの構想に近い形での実用化は初めてのことになる。

なおデータリンク装備については、秘密を守るため垂直尾翼を改造し、他の機体と外見で識別されるのを防止している。



搭載量は少ないですが、高価なミサイル、高い物に使わないともったいないの精神です

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