表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「ステルス戦闘機」F-19奮戦記  作者: 通りすがりの野良猫
27/52

コンテナ通関ですが!

さあこれから通関、大丈夫?

コンテナは巨大なクレーンで寒風吹く神戸港で卸されてトレーラーに積まれる。

先ほどのせっつだけでなく陸上にも歓迎会の準備はできている。

ダウンジャケットを着て寒い中、釣りに来ているカップルは、無線アンテナを釣竿に偽装した捜査員だし、ヤードで働くアルバイトは、以前本当にここでバイトしていた伊丹駐屯地の第36普通科連隊のレンジャーである。ありきたりな2トントラックには特殊作戦群が密かに待機している。


件のコンテナが通関検査を受ける。

万が一のことがあれば直ちに特殊作戦群の普通科分隊、第36普通科連隊からのレンジャーが急行、また爆発物処理班も待機中。

コンテナはまるごとエックス線検査を受けるが、多分これについてもきちんと偽装されていると思われる。

なんせ、ボートに隠した銃や銃弾が発見されたり、木材の隙間の覚醒剤等を見つける機械である。

検査場近くで休憩中にスマホをいじる作業員に偽装したレンジャーは検査の進捗を送ってくる。

「内部についての映像は特に問題ない様子」

「よほどうまい偽装しないと検査を通らないぞ、あの自衛隊の赤外画像なければ、完全にノーマークだったな」

「税関は素知らぬ顔してますが、相当ショックみたいですね(>_<)」

「まあな。でもこれで相当ヤバい仕事になるのは確定だな」特殊作戦群、レンジャーたちも一段と緊張するのであった。


通関はスルーしました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ