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「ステルス戦闘機」F-19奮戦記  作者: 通りすがりの野良猫
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なんか変なコンテナがありますが?

われらがC‐130は相変わらずテスト任務に駆り出されます

われらがC‐130は、様々な形態にモジュールを変えたりしやすいことから、またフライングテストベッドとして使われている。

一つは赤外線センサーとレーザー砲を組み合わせた兵器システムである。これなら敵に一切の兆候を知らせず、レーザー砲で攻撃またはレーザー誘導弾を誘導する等が可能になる。

こいつをうちの機体に積めとのこと。

まずはフェイズ1では赤外線センサーのテスト、フェイズ2でレーザー砲搭載とセンサーとのマッチングを見る、フェイズ3では実射試験を実施、最終的な実用化を目指すだそうな。

とりあえずはフェイズ1のセンサーをテストである。


「悪天候での海上でのセンサーの確認」今日は日本海上を巡回である。

「正面1時に赤外線センサー反応あり、詳細確認します」

「了解」

海面を見ると巨大なコンテナ船だ。

「船籍パナマ 、キムチイリュージョン号 だそうな。」

センサー員はセンサーを稼働、船体各部を撮影し確認する。

そのときである。

「?」

やたら一つだけのコンテナが赤外線ディスプレイでは明るく見えるのである。

更に見ると、なにやら排気口様なものもあり、排気されている。

海上輸送用ドライコンテナであるが、普通はこんなコンテナ、暖房なんかしない

つまり暖房しないといけない何かがいる。以前、密入国で中国人がコンテナできたとか聞いたことがある。

「機長、このキムチイリュージョン、怪しげなコンテナ積んでますよ。」

報告を聞いた機長も、出たのが釜山、神戸につく、のが気になるようだ。

「貨物船には悟られないように少し離れよう。この件は気になる。ただの密入国で使うにはちと大がかり過ぎる。

離れたら基地に一報入れよう。」

「例のミサイル積んでたら一発でしたのにね(^-^)」

「馬鹿、そんな簡単に行くか(^-^)」

機長は、ふと金一族がまだ見つからないのを思い出した。

懸賞金出たのに尻尾すら見せない。

それと、特殊なコンテナ、どうやら暖房もある。行き先は神戸。

「陸さんの特殊作戦群にも送るように強く意見つけとけよ。」


何かがおかしい!


怪しげなコンテナ発見、中身は?

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