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「ステルス戦闘機」F-19奮戦記  作者: 通りすがりの野良猫
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北朝鮮現状 2018年春まだ遠く

平壌から金一族が去った後のこと

拉致被害者を連れて帰った自衛隊のヒコウキってことから、一時は注目を集めたわれらがC‐130Rであるが、「みえない戦闘機」ぶりを発揮して、しばらくしたらまた世間から忘れられてしまいました。


北朝鮮は落ち着きを取り戻しつつある。

残った軍隊の武装解除のうち、核兵器についてはIAEA主導で核兵器解体、核物質管理が進められ、核実験場の除染も今後行われることになった。


特に技術資料は他の核兵器保有希望国にわたらないように極秘指定され、技術者も極秘でアメリカに招請される等処置された。


後の武装解除等は北朝鮮の緩衝地帯化を希望する中国の主導で行われる。

装備は国内で難民が出たりするのを抑える程度にして、兵力も削減し、何はともあれ崩壊寸前のインフラ整備に余剰人員を回すことになっている。


一部にあった南北統一は、膨大な復興予算に驚く韓国財界や、統一された朝鮮半島という国が、何をやらかすか分からんので、日本、アメリカその他が支持しなかった。


とりあえず、北朝鮮がおとなしくしてくれたらそれで良い、となったのである。

これが後に韓国軍、北朝鮮国境警備隊などが半島統一を目指して起こした軍事クーデターにつながるが、これは後日また述べる機会もあろう。

ただ問題は金正恩である。彼の一族は逃げ切ってしまったのである。


中国、アメリカはじめとする占領軍は、金一族による政治体制は変えたが、極力、従来の統治機構は残し、まず政治的な安定を優先した。

具体的には金一族の時代の倍以上な食料配給はたちまち、社会を安定させた。

情報統制を緩和し、政治犯は釈放、強制収容所では看守と収容者が入れ替わる喜劇も起こった。


金一族の犯罪も包み隠さず明るみにされた。機密書類の公開は、韓国政界、日本の野党、特に旧社会党関係に激震を起こした。北朝鮮との不適切な関係が暴露され、また朝鮮総連の日本での活動が暴露されたことは、今までこれを擁護していた左翼系政党、「市民」団体等は恐慌状態に陥るが、世間は「自業自得」と 突き放している。


金正恩一族については、懸賞金がかけられ、追及されているがなかなか、足跡も見つからず、韓国、日本を中心にした大規模な捜査は引き続き継続している。


やはり朝鮮半島はややこしいところです

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