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「ステルス戦闘機」F-19奮戦記  作者: 通りすがりの野良猫
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試作高加速地中貫徹爆弾

平壌の地下施設を叩くにも、自衛隊の悪い癖で「たまに撃つ、弾がないのが珠に傷」って訳です。

そこで自衛隊は、古今東西の兵器を当たりますが

平壌の地下施設を狙うとなると、さあ困った。自衛隊には適した兵器がない。

仕方なく古今東西の兵器を参考にしてみたら、、、

真珠湾攻撃に使った800キロ徹甲爆弾のアイデアが浮かび上がってきた。

あれは、40センチ砲の砲弾を改造した航空爆弾。

うちらにはあれより、強力な弾があったよな?

ってことで46センチ砲弾に目をつけた次第。

各地の記念品やら、資料館の展示品をあさりなんとか1発、をテスト用に改造、炸薬を詰め直し、信管も弾底信管を新たにつけ直し、投下の際の加速用に、ロケットブースター(護衛艦搭載の対艦ミサイルから流用) を着けて、空中での姿勢制御のフィンや投下時の減速用パラシュートをつけたら、どうにか「試作高加速地中貫徹爆弾」ができてしまった。

我が国では、こんな代物まともにテストする場所も、時間もないから(信管、ロケットモーター、姿勢制御など各ユニット自体は単体で試験済み)、コンピューターシミュレーションのみでぶっつけ本番となった。

ターゲットは、やはり平壌地下鉄が手頃と考えて、いきなりであるが、胡散臭い光明駅をダイレクトに狙うことになった。


「また、うちですか?」

厚木基地ではゲンナリした声が出る。

「C130なら配達できない武器はないって言ってたろうが?それに、前回はスタンドオフ兵器で平壌見れなかったろうが?今度はその目で見れるんだぞ!」

「何度目か言いますが、この機体は中古輸送機なんですからね!」

といつもの会話が弾んだ後、我らが「ステルス戦闘機のつもりのF−19」に、いつものように試作兵器が積まれたのである。

「今回はさすがに平壌だから、きちんと護衛がつくし、ギリギリまで沿岸に寄せたイージス駆逐艦も援護してくれるぞ、それに今日は大和の竣工した日だ。盛大にやって祝ってやれ。」

「了解しました。」


さあどんなもんでしょう

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