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644話 功績

「俺を城に!?」


 思わず驚きの声を上げてしまう俺。

 そんな俺を見て、アスター騎士爵が笑みを浮かべる。


「驚かれましたか?」


「そりゃ驚くだろ! どうして急にそんなことに……?」


 困惑しながら問いかける俺だったが、対するアスター騎士爵の表情は明るいものだった。

 まるで自分の手柄を誇るかのような口調で言う。


「エウロス卿の功績が認められてのことですよ!」


「功績?」


「エルカに巣食っていた盗賊団の殲滅ですね! その他にも小さくない活躍が女騎士ナディア殿より報告されたそうですよ!!」


 ああ、そういうことか……。

 ようやく合点がいった。


 俺はウルゴ陛下の勅命を受けて『毒蛇団』を壊滅させた。

 当初の指定よりも短い期間で達成できたことで、陛下は俺の働きを特に認めてくれたのだろう。

 また、王都に到着してから別れたナディアもいい感じに報告してくれたようだ。

 それに伴って、今回の招待につながったというわけである。


 もちろん悪い話ではない。

 王城にて国王陛下に直接謁見できる機会なんて滅多にないだろうしな。


(まぁ、実際はそんな簡単な話じゃないんだろうけど……)


 心の中で呟く俺。

 エルカではウルゴ陛下自らが出てきて俺に爵位を与えてくれたわけだが、あれは例外的な対応だったはずだ。

 王城にて謁見するとなると、礼儀とか作法とかそういうのが必要になるに違いない。

 少しばかり面倒そうなことになりそうだ。

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