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1117話 守護霊獣-5
「さあ、どう戦うか……」
俺は思案する。
相手は氷属性のモンスターだ。
まず最初にやるべきことは……。
「【ファイアーボール】!!」
俺は火属性の初級魔法を発動させた。
手のひらから放たれた炎が、守護霊獣に向かって飛んでゆく。
しかし……。
「グルアッ!!」
守護霊獣は、迫り来る炎をものともせずに突っ込んできた。
(やはりダメか!)
俺は多種多様なジョブを育てているが、メインはあくまで『勇者』や『風魔剣士』あたりである。
おまけぐらいの感覚でレベルを上げている『火魔法使い』系統のアクティブスキルでは、守護霊獣の硬い毛皮を焦がすこともできなかった。
「グルアア!!」
守護霊獣は俺に牙を突き立てんと、勢いよく飛びかかってくる!
俺は横っ飛びで回避した。




