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1116話 守護霊獣-4
(なかなかの威圧感だ……! 仲間にするより、安全に討伐することを最優先にするべきか……?)
俺は冷や汗をかく。
だが、そんな俺とは対照的にシルヴィは勇敢だった。
彼女は剣を構えて叫ぶ。
「ご主人様に手を出すな!!!」
そして、守護霊獣に向かっていった。
「うおりゃああああぁ!!!」
シルヴィが叫び、守護霊獣に斬りかかる!
しかし、その剣は守護霊獣の頑強な毛皮に弾き返された。
「くっ!! 硬い……!!!」
シルヴィが後ずさる。
そんな彼女に、俺は声をかけた。
「シルヴィ、いったん退け! ここは俺がメインで戦う!!!」
「……はっ!? も、申し訳ありません!!!」
シルヴィは頭を下げると、俺の後ろに下がった。
俺は守護霊獣に向き合う。




