個人戦の始まりと対戦相手
マイとセツと決めた目標とは別に個人で決めた目標に向かって僕は頑張っていた。
カウンターよりも、動きながらスキルを使う練習をしていた。
そのおかげか、最初よりかは使いやすくなっていた。
いずれはどんな状況でも使えるようになりたいな。
でもそう考えると、2人はすごかったんだな。
戦闘を繰り広げながら、スキルを使っているもんな。
あれぐらいできるようになったら、戦闘担当になる日も夢じゃないかも。
とうとう明日だからな。
時間が過ぎるのがかなり早く感じた。
そして、いつも通り2人と一緒に帰った。
朝か……。
いい朝だ、よく寝たな。
まぁ今日もマイに起こしてもらったけどな。
個人戦当日なんだから、きちんと自分で起きたかったけどな。
目覚ましをかけても聞こえないから意味がない。
もっと音量が大きいやつがないかな。
あっ、それじゃ2人に迷惑をかけちゃう。
なんとか朝に起きれないかな。
誰か教えてくれよ。
「おはようございます、みなさん。今日は待ちに待った個人戦当日ですよ。」
そう言うと早速、闘技場みたいなところに行った。
地図では見てたけど、実際に見ると凄いな闘技場は。
結構でかいし、練習場の何倍あるんだ。
ここにステージがいくつかあるらしいが、今回は一個だけ使うらしい。
なぜか、わざわざ裏口みたいなところから案内された。
そのまま、ステージへ選手全員で上がった。
「ワアアアアア!」
会場が盛り上がった……なんで?
なぜここに人がいるんだ。
「さあ、選手の皆さんが入場しました。毎年恒例にしたいこのバトル。Sクラスの対抗戦、Sバトル!」
「ワアアアアア!」
Sバトルか、名前安直すぎるだろ。
なんかちょっとダサいし。
毎年恒例にしたいんなら、もうちょっとインパクトのある名前にしようよ。
僕は何も思い浮かばないけど。
「今から、それぞれの対戦相手が発表されます。申し遅れました、私は放送部のアイドルこと部長の八声 歌奈です。今日は盛り上がっていきましょう!」
「ウオオオオオ!」
そんなライブみたいなことやるのか。
「実況は私、解説は校長先生です。」
校長先生が解説するの?
それじゃあ盛り上がりに欠けないか?
まぁでも、緊張しないように頑張るか。
2人は思いっきり緊張してるけどな。
セツはポーカーフェイスをしてるからわかりにくいけど、マイはわかりやすいよ、顔に出過ぎ。
「それじゃあ、対戦相手の発表だ!
一年の怨念の矛先!夢野 天花と戦う相手は、二年の植木 陽介!打倒男の敵を目指して頑張ってください。」
なにその二つ名?
完全に僕を馬鹿にしてるよな。
ていうか、実況が片方に味方しちゃダメでしょ。
そこまで敵になってほしくないんだけど。
「一年の氷令嬢!水 雪華と戦う相手は、二年の日威 剛!彼女に塩対応をされたい!」
こっちはこっちで欲望ダダ漏れだし。
「一年のスーパースター!風宮 舞と戦う相手は、三年の文月 隼人!是非とも彼女とお近づきになりたい!」
だから、本音が。
この先本当に大丈夫かな。
Sクラスは9人いて奇数だから、三年の一番強いやつが誰かを指名して戦うらしい。
そこは楽しみだな。
一体どんな展開になるのか。
「以上!今日の対戦相手の発表でした。じゃあ早速行きましょうか。第一回戦は夢野 天花 対 植木 陽介だ!やったれ陽介!ボコボコにしろ!」
最初かよ。
まぁこの人でよかった。
・不定期投稿 ・急な失踪
などあるかもしれませんが頑張ります。




