完璧聖女設定集その①
アニメ化が決まったときに作った設定集を、投稿用に編集しました。
小説4巻以降に深くかかわる設定も多いので、ご興味ありましたらそちらもチェックしてみてください!
①世界観
◆魔法について
・魔法とは魔力を利用して物理法則を無視した現象を起こす技術の総称。
ざっくり分けて、現代術式、古代術式、退魔術、神の術式の四つに分類できる。
・現代術式は主に体内の魔力を利用して発動するので規模が小さい。
・古代術式は大気中の魔力を利用することを基本としているので、大破邪魔法陣など規模の大きな魔法が多い。
・退魔術は強い肉体を持つ悪魔を祓うことに特化した魔法。魔力を一点集中して爆発させて運用している。
・神の術式は体内に吸収した魔力を一点集中し、神の魔力に変換して運用する魔法。
死者の魂を呼び寄せる降霊術や高度な術式になると魂を消滅させたり、死者を蘇生させたりするなど、この世の理を超えた魔法が存在する。
・神の魔力の運用自体が非常に難しいので歴史上に使ったことのある人間はほとんどいない。
◆魔法のできる範囲
・ろうそくに火を灯す程度~死者蘇生くらいまで。
・聖女は結界と破邪魔法の使い手であるが、他の魔法も使える。
・フィリアは降霊術が限界とします。
◆魔法の種類
・基本的には地水火風光闇無の七つ属性の魔法がある。聖女の魔法は光属性。
◆魔力の所持者
・僅かでも魔力を持っている人間は少ない。大体、百人に一人くらい。
・作中だと聖女、神隠し事件の被害者、司教以上の聖職者、退魔師、悪魔、アデナウアー夫妻、マーティラス伯爵は魔力を所持している。
◆大陸内にある国について
・大陸には、パルナコルタ王国、ジルトニア王国、ボルメルン王国、ダルバート王国、アレクトロン王国、ジプティア王国、アーツブルク王国の七つの国が存在する。
・ヒマリの故郷であるムラサメ王国は海峡を越えて、大陸の北東に存在。
・七つの国は現在は和平同盟を結んでいて、軍事的には基本的には不干渉としている。
・ムラサメ王国は鎖国状態。
・初代教皇が生まれた年を仮にA.D.001年として、現在はA.D.1212年。
◆各国について
・パルナコルタ王国
山々に囲まれた盆地にあるため、資源が豊富。
ボルメルン王国とは長年友好関係にあり、国境を越えて親交がある貴族も少なくない。
剣術や槍術の流派が多く存在してパルナコルタ騎士団は歴史上でも数多くの戦果を挙げている。
ジルトニア王国との国境沿いにある魔瘴火山地帯は立入禁止危険区域。
山脈地帯には古代人の遺跡などが存在しているが、知られていない場所が多い。
アレクトロン王国との国境沿い山脈地帯付近の辺境に騎士団長フィリップの実家である「デロン流槍術道場」がある。幼少期からオスヴァルトは何度か道場を訪れており、腕を磨いた。
・ジルトニア王国
大陸の東側にあり、国力はダルバート王国の半分程度。
アデナウアー家は数多くの聖女を輩出した魔法の素質がある家系として大陸内でも有名。
海沿いでは漁業が盛ん。
・ボルメルン王国
パルナコルタ王国の北側に位置する。
マーティラス家はアデナウアー家以上に聖女を輩出した名家であり、王族とも懇意にしている。
マーティラス家の分家であるエルクランツ家がパルナコルタ王国の貴族でもあることからもわかるように、古くから両国は強固な同盟関係を結んでいた。
アーツブルクとの国境沿いにある「ディラム山脈」は魔界と最も近いとされる場所であり、魔周期には大きな被害をもたらす原因となっていた。
・ダルバート王国
大陸の西側に位置して国家面積が大陸内で一番大きい。
クラムー教の教皇がいる。
クラムー教の聖地がある。
初代大聖女フィアナの生まれ育った国。
大陸外とも交流があり、大陸内に存在しない薬草などの貴重品も稀に流通する。
・ジプティア王国
ジルトニア王国の北側に位置する。
魔法研究が最も進んでいる国であり、研究所では様々な新魔法の開発が進められている。
砂漠には遺跡も多く、数多くの冒険者が訪れている。
アーツブルク王国だった場所を滅ぼした「破壊の神」が封印されている「イロスの遺跡」がある。
魔界と天界が繋がっていた時期から生きている伝説の魔術師が隠居している。
・アーツブルク王国
アーツブルク王国以外の国は魔界や天界が分かれる前の時代から存在していたので、大陸内では最も歴史が浅い国。
アーツブルク王国のあった場所にはかつてブルク皇国という国があったが、ハーデスのように目覚めた破壊の神によって一度滅ぼされている。
国力は他国よりも弱く、魔周期の被害はジルトニアの次に大きかった。
移民してきた商人が国を作ったので、商売人に有利な法律や制度が整っていて、一攫千金を狙う者たちが今も移民として多くやってくる。
・アレクトロン王国
魔界や天界が繋がっていた頃は大陸で最も大きい国だったが、ダルバート王国に戦争を仕掛けて敗北。その結果、領土の半分を失った。
聖女の権力が強く、国王の母親は元聖女である。
・ムラサメ王国
大陸の国々とは国交を断絶しているが、権力争いに敗れた亡命者が度々大陸に渡航する。
聖女ではなく、巫女が似たような役割を行う。
②聖女とは
・成り立ち
クラムー教が発足して800年ほど経ったとき、二度目の魔周期が地上を襲う。
そのとき、規格外の魔力を持った初代大聖女フィアナが結界魔法や破邪魔法を駆使して魔物や悪魔を撃退。
当時の教皇はフィアナのように神の力を借りて魔物たちを撃退できる者の必要性を感じて、聖女という役職を提案した(魔周期という存在には気付いていない)。
その後、教会が行う試験に合格した者を聖女と認定する制度を確立。
・認定試験
試験は神に祈りを捧げて力を借り、一定以上の魔法技術と結界の強度を示せば合格という内容で現在も変わっていない。
ちなみにフィリアはすべての科目を史上初の満点でクリア。ミアは結界を張る速度のみフィリアを上回ったが、あとは及第点という結果だった。
・位置付け
教会内の地位は司教よりも上。
欠かせてはならない人材なのでどの国でも貴族、平民問わず重用されている。
人材不足の際は、平民の家を貴族に、下流貴族の家に爵位を与えるなどの特例措置を取ることもある。
聖女を他国に売ったという事例はフィリアが売られるまでなかった。
・聖女を多く輩出している家系
ジルトニアのアデナウアー家、ボルメルンのマーティラス家、ダルバートのイースフィル家など、魔力的な素養の高い家系はどの国でも貴族の地位にある。
アデナウアー家とマーティラス家はその国の歴代聖女の半数以上を輩出している。
特にマーティラス家は王族とも懇意にしており、伯爵の地位を早い時期から得ている。
マーティラスの分家筋であるエルクランツ家もエリザベスなどパルナコルタ王国で幾人か聖女を輩出。
③歴史年表
紀元前
天界と魔界の戦争が激化。地上と天界と魔界を切り離される。
ハーデスなどは一部の神が眠っていたせいで地上に置き去りに。
ダルバート王国がアレクトロン王国の侵攻を返り討ちにする。
アレクトロン王国は領土の半分を失った。
A.D.001年
初代教皇がダルバート王国に生まれる。
A.D.020年
初代教皇、神の代行者として数々の奇跡を起こし、大陸中にクラムー教を布教し始める。
A.D.055年
初代教皇崩御。教皇の血は聖杯に。
A.D.112年
「破壊の神」が目覚めて、ブルク皇国を一日で破壊し尽くし滅ぼす。
ジプティア王国に向かった「破壊の神」はとある魔術師の罠に嵌まり「イロスの遺跡」に封印される。
A.D.165年
ブルク王国だった場所に各国から訳ありの移民が集まる。
A.D.222年
大豪商として巨万の富を一代にして築いたマルコム・アーツブルクが土地を買い占めアーツブルク王国を作る。
A.D.411年
最初の魔周期。魔物の数が急増してそれなりに大きな被害は出たが、悪魔たちの中で権力争いが起こっていたので地上への侵攻はなかった。
A.D.720年
ムラサメ王国の国王、国教をアメル神教に定めて、異教徒の国である大陸の7カ国との国交を断絶。
A.D.811年
二度目の魔周期。アスモデウスら悪魔たちが地上に侵攻するも最初の聖女フィアナが仲間たちと撃退する。
A.D.816年
教皇、フィアナのように天界の神に祈りを捧げて結界を張ったり、魔物を退けたりする魔法を使える者たちを聖女として各国に配置することを提案。
A.D.820年
ダルバート王国の教会で最初の聖女試験が行われる。
A.D.832年
大陸内の7カ国すべてに1人以上の聖女が着任する。
A.D.1192年
フィリア誕生。ヒルダの元からアデナウアー本家に引き取られる。
アデナウアー夫妻の子として育てられる。
A.D.1203年
ムラサメ王国で国王の弟がクーデター。国王の護衛だったフウマ一族は全員死罪となるが、ヒマリは仲間たちとともにパルナコルタ王国へと亡命する。
A.D.1210年
フィリア、歴代最高の聖女と呼ばれるようになり、ユリウスと婚約。
A.D.1211年
フィリア、婚約破棄されパルナコルタに売られる。
魔周期により魔界が接近。魔物が増えてアスモデウスが侵攻。
フィリア、オスヴァルトと婚約。
A.D.1212年
フィリア、次期教皇に指名され、ヘンリー大司教の陰謀を暴く。
フィリア、オスヴァルトと結婚。
いかがでしたでしょうか?
これからも完璧聖女の応援をよろしくお願いいたします!
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