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日雇い魔王の災難  作者: 西谷東
二章
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港町マイム

「うむ、潮風が気持ちいいな」


楽しそうなシルシュとは正反対の顔で


「つーか、お前……本当についてくるのか」


ユストが言う。


「妾は人間のことをもっと知りたい。それに……」


シルシュは頬を赤く染めると


「愛する二人が、離れ離れとは酷であろう」


「……いや、それお前の勘違いだから」


ユストのツッコミなど、シルシュの耳には届いていない。


「お願いします、勇者様」


「君さぁ、お金もってないじゃん」


女の子と、ガラの悪い青年。


「勇者様は、お金持ってない子の依頼は聞けないんだよ」


小太りの魔術師の男。


「そんな……」


二人は女の子を無視して


「さあ、勇者様。貴族の娘の護衛行きましょう」


「金持ちは最高だな」


笑ながら去って行く。


「ここでもか……」


眉を寄せるユストと


「見ていて、気分のいいものではない」


シルシュが言う。


メルが言っていた「勇者のモラル低下」は確実に進行している。











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