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あきらめも必要


「はぁ、、、」


「どうしたのですか?」


今日は記憶を取り戻してから初めての実践だ。正直…やばいと思う。だって前世では、そんな武器なんて持ってなかったしなにより運動が…


「あの、ルミエルさん私、そんな強くないんですよ。」


「大丈夫ですよ。昨日見たときとても強かったので。」


ルミエルさんに褒められるとすごくできるような気がするけれども。


「まぁ今回は、いま様々な王国に危害を与えているダークエーが支配してしまった村の支配を解きましょう。皆さん準備をしてください。」


…まじでやばい。んーと私の武器は…短剣!?原作でもそうだけど、至近距離で攻撃しないといけないやつじゃん。みんなについていくかぁ。ん?人の上にライフみたいなものが…さっきまで見えなかったのに


「出陣!」


と、ルミエルがいった途端に相手もこちらに向かって走ってきた。


「っ!!!」


ナイフが飛んでいたぁ?でもっこれで気付いた。体が勝手に動いたということは…元の体の感覚が残っているんだ。体には‥よし!その検証も必要だし原作ではこの敵は弱い扱いだった。少し前線行くか。短剣だしね。






「ふぅ」


今回の戦いで分かったことがいくつかある。一つ目は、他の人のライフが見えるということだ。一人一人数が違う。何故見えるのかはわからない。二つ目は前線の方が戦いやすいということだ。原作ではセネア視点は一つも無くて分からなかったけれど、なんか相手の動きが読みやすいんだよな。あと体軽い。結論。前の記憶が体には残っている。でも何でライフなんか見えるんだろう。

三つ目は、倒す時血が出ないんだよなぁ。なんかゲームの時みたいに消えてくっていうか。自分のとか仲間のは見えるんだけど。まぁ原作もグロ漫画でもなくどちらかという子供も見える感じだったし。


「!セネアさんこんなところにいたんですね。」


とメリエムさんが駆け寄ってきた。あー確かにここどこ?


「ごめんなさい。敵がいないか確認しておりまして…」


まぁこの嘘ならありえるし、まぁ見てイタヨ…うん


「では、皆さんの所へいきましょうか。」


と言って歩き出したので、考えることをやめて私も歩き出した。


「メリエムさん明日の予定は何でしょうか。」


「そうでしたね。明日は今回依頼があった村長さんがおっしゃっていたんですが、あの村の近くに城があるんですけれど、ダークエーの家来らしき人が向かったそうです。なので明日みなさんの武器を揃えて…いや今日ですね。

今日、今すぐ城の近くで物を集めて、明日出陣しましょう。」


来た!アルゼルト死亡イベント。あーそっかぁ。確かに原作でもセネアが入ってすぐだったなぁ。アルゼルトが死亡する章は…


「では行きましょう。」


そんなこと考えているうちにみんなのところへ戻ったようだ。


街か。この体だと初めて行くな。原作でも街の場面は少なかったし、どんな感じなのか気になるな。






















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