憧れと転生とあきれた私
この小説は逆ハーレム小説となっております。しかし、私の好みで感情重視の小説となっているため恋愛に発展するまでが少し遅いです。ですがその分、小説として物語として恋愛がないところも面白いと思ってもらえるように努めてまいりますので、どうかよろしくお願いします。
「いたっ」
急に頭が痛い、死にそうなくらいだ。誰かが喋っているけど、響くからやめてほしい。ガチで。
「はい。わかりました。」
痛すぎて、適当に、そう言った途端シャボン玉がはじけたようにこれまでの記憶が消えて、前世のような記憶を思い出した。
「あの……大丈夫ですか?」
ああ、そうかさっき、なにか喋っていた人だ。
「はい。大丈夫……」
この女性何処かで見たことある。いや、この世界の記憶じゃなくて、前世の記憶からだ。少し、薄汚いような服で、きれいな顔で美人……あっメリエムじゃない?まず、「メリエム」は前世私が好きだった「リベートアスフェル」という漫画の主人公だ。この漫画は、簡単な話はスアエ王国の王女メリエムは悪の魔導士に王国を乗っ取られ、捕まってしまうのだが兄がこっそり逃がしてくれて助けを求めるべく、スアエ王国が生みの親となるアルエンダ国に逃げて仲間を増やしながら悪の魔導士に立ち向かう話だ。
「紹介が遅れました。私は、スアエ王国の王女メリエムといいます。あなたの名前は?」
スアエ王国って言っちゃたし、そしてこの場面は漫画で見たことある。たしか、初めて外の人で仲間になる人物だとしたら
「セネアです」
「セネアさんですね。これからよろしくお願いします。では私たちの基地へ向かいます。今日はそこで休みましょう。」
そう、セネア。漫画では、重大なキャラクターだ。まずセネアとは、漫画のなかで少ない盗賊なのだ。そのため、宝箱の鍵開けなどを得意とし……私は漫画で唯一『裏切る』存在なのだ。まじでその後、良い人生なんか送れない。確か……原作では「行方不明。」って書いてあった。そんな死に方したくない!!でも……私のせいでほかのキャラクターが死んだり……うん。私が裏切ることをしなければうまくいくのではよしっ
「はい。おねがいします。」
どうせ良い人生が送れないのなら全キャラクター救済してやろうじゃないか




